WiMAXはサービス提供元のUQコミュニケーションズ以外にも、各種プロバイダが窓口となって契約を受付ています。
通信速度や通信可能エリアといった通信品質は、UQコミュニケーションズに依存しているため、どの窓口で申し込みを行っても変わりません。
そのためWiMAXは、料金がお得で契約条件のよいプロバイダで申し込みをするのが一番良い方法です。
この記事ではDrive WiMAX2の内容を詳しく調べて、上手なWiMAXの申し込み方を紹介しています。
WiMAXの契約前にぜひ目を通してくださいね。
この記事の目次
①Drive WiMAX2の評判
Drive WiMAX2の利用者の評判を探ってみました。
1.1良い評判
Drive WiMAX2は知名度があまり高くないためか、良い評判は見つかりませんでした。
1.2悪い評判
同じく、Drive WiMAX2の悪い評判の数も少ないようです。
Yahoo!知恵袋には、何件かのDrive WiMAX2に関する書き込みがありました。
内容を要約すると
- 初期費用が高い
- 月額割引がUQ WiMAXと100円しか違わない
などといった料金に関することです。
ただ、これらの評判はかなり古く、今のDrive WiMAX2のプランとは異なります。
1.3 Drive WiMAX2の評判は少ない
Drive WiMAX2の評判はほとんど見つからず、サービス内容は口コミからは分かりませんでした。
その他人気のあるWiMAXであれば多くの評判が書き込まれていますが、Drive WiMAX2は評判の数から察するにぜんぜん人気がないようです。
②Drive WiMAX2を契約するメリット
Drive WiMAX2のメリットは評判からは不明でしたが、実際のメリットはこちらになります。
- サポートが充実している
- 月間7GBプランが安い
- キャッシュバック1万円か3カ月無料
2.1サポートが充実している
まず、Drive WiMAX2のサポート体制について紹介します。
Drive WiMAX2には、WiMAXルーターが故障したときに備えて加入する有料オプションが2つあります。
- Drive安心サポート(300円/月)
- Drive安心サポートワイド(500円/月)
端末に対する補償以外は、
- お困りサポート(980円/月):パソコン全般の相談
- セキュリティソフト(250円/月):セキュリティ
- 電話翻訳ライト(980円/月):翻訳サービス
があります。
2.2月間7GBプランが安い
Drive WiMAX2は、月間に使用できるデータ量が7GBまでのライトプランが他社のプロバイダよりも安いのが特徴的です。
7GBのライトプランは、他社平均より700円ほど安い月額2,888円で3年間利用できます。
2.3選べるキャンペーン
Drive WiMAX2はギガ放題2年プランを選んだ場合のみ、以下のうちどちらかのキャンペーンが受けられます。
- キャッシュバック1万円
- 月額料金3カ月無料
ギガ放題2年プランの月額料金は4,380円なので、3カ月間では13,140円の割引きです。
しかし、初月の利用料金は日割り計算なので、実質の割引きは2カ月と少しとなります。
そのため、申し込みの日付によってはキャッシュバック1万円のほうがお得です。
③Drive WiMAX2を契約するデメリット
一見メリットが多いように思えるDrive WiMAX2ですが、実はデメリットのほうが圧倒的に多くあります。
- 契約期間内での解約は端末返却が必要
- LTEオプションが有料
- キャンペーン内容が微妙
- 取扱い端末が古い
- auスマートバリューmine非対応
これらのデメリットについて詳しく説明し、最後に一番お得なGMOとくとくBBとの比較をまとめました。
3.1契約期間内での解約は端末返却が必要
WiMAXのほとんどのプロバイダでは、ルーターを無料で購入できるので、解約時に返却の必要はありません。
しかし、Drive WiMAX2にはこのような注意書きが書いてあります。
「契約期間内での解約の場合、端末の返却を持って受託となりますので、
端末返却が無い場合は継続の意思ありとして、契約を続行させて頂きます。」 |
つまり、端末を返却しない限り解約ができないのです。
さらに、続けてこのように書いてあります。
「合わせて、お客様過失での端末紛失・故障に関しては、
端末代金として、20,000円をご請求させて頂きます。」 |
たとえば契約期間中に、
- 端末を紛失したり
- 水に濡らして壊れた
場合などは、WiMAXを契約していても仕方ないので解約しますよね。
しかし、Drive WiMAX2は正常な端末の返却をもって解約完了となるので、上記の場合は20,000円を払う必要があるというわけです。
また契約更新月以外の解約には、最大19,000円の違約金も別途かかるので、合計で最大39,000円も支払うことになります。
このような約款を設けているWiMAXプロバイダは珍しく、WiMAXレンタル業者と変わらないと言えるでしょう。
3.2 LTEオプションが有料
WiMAXには通信モードが二つあります。
- WiMAX2+:通常モード
- au 4G LTE:WiMAX2+が入りづらい場所で使うモード
WiMAX2+の電波が入りづらいときに使うau 4G LTEモードは、通常ではオプション料金がかかります。
しかし多くのプロバイダでは「3年契約やauスマホとのセット割適用」でオプション料金が無料になります。
Drive WiMAX2は、LTEオプションが無料になる条件がないので、1回モードを切り替えただけで1,005円/月もかかります。
3.3キャンペーン内容が微妙
Drive WiMAX2のキャンペーン内容は
- 最大3カ月間月額料金無料(ギガ放題2年プラン)
- キャッシュバック1万円
ですが、他社と比べてぜんぜんお得ではありません。
また月額料金がUQ WiMAXとほぼ変わらないので、他のプロバイダより割高です。
Drive WiMAX2とGMOとくとくBBの料金比較表 | |
Drive WiMAX2 | GMOとくとくBB |
<ギガ放題>
4,380円 |
<ギガ放題>
1~2カ月目: 3,609円 3カ月目以降: 4,263円 |
<7GBプラン>
2,888円 |
<7GBプラン>
3,609円 |
キャッシュバック:1万円
月額料金最大3カ月無料 |
キャッシュバック:
3~4万円 |
ギガ放題プランは、GMOとくとくBBの方が圧倒的に安いのが一目で分かります。
7GBプランで比べても、GMOとくとくBBのほうがお得なんです。
なぜなら、キャッシュバックを36,000円貰ったとすると、毎月973円の割引と同じことだからです。
- GMOとくとくBB:3,609円-973円=2,636円
- Drive WiMAX2:2,888円
このように計算をすると、Drive WiMAX2の7GBプランよりもGMOとくとくBBの方がお得だとわかります。
3.4取扱い端末が古い
WiMAXプロバイダを選ぶ際は、契約できる端末の種類も重要なポイントです。
Drive WiMAX2では、現在ホームルーターとモバイルルーター合わせて2種類の端末しか選べません。
取り扱い端末の種類一覧表 | |
Drive WiMAX2 | GMOとくとくBB |
<モバイルルーター>
W05 |
<モバイルルーター>
W06 WX05 W05 |
<ホームルーター>
HOME L01s |
<ホームルーター>
HOME L02 HOME 01 HOME L01s |
WiMAX端末は半年~1年ほどのスパンで新しい機種が登場しますが、その度にスペックも上がります。
たとえば、最新機種のW06は「最大通信速度1.2Gbps(下り)」で通信が可能で、ギガビット超えのルーターとして話題です。
Drive WiMAX2では、最新機種よりも2つ前の世代の古い機種しか取り扱いがなく通信速度や繋がり具合などが劣ります。
3.5 auスマートバリューmine非対応
auスマートバリューmineとは、WiMAX契約者がauスマホを使っている場合に受けられるセット割引きです。
毎月最大で1,000円もの割引が受けられるサービスですが、すべてのWiMAXプロバイダが対応しているわけではありません。
GMOとくとくBBや@nifty、Broad WiMAXなどの有名なプロバイダはこのセット割に対応していますが、Drive WiMAX2のようなマイナーなプロバイダでは非対応です。
auスマホユーザーは、必ずauスマートバリューmineが使えるプロバイダを選びましょう。
3.6 Drive WiMAX2とGMOとくとくBBの比較まとめ
Drive WiMAX2とGMOとくとくBBの特徴を比較して表にまとめました。
Drive WiMAX2とGMOとくとくBBの比較一覧 | ||
Drive WiMAX2 |
GMOとくとくBB |
|
基本料金 | 【ギガ放題】
4,380円 【7GBプラン】 2,888円 |
【ギガ放題】
1~2カ月目: 3,609円 3カ月目以降: 4,263円 【7GBプラン】 3,609円 |
支払い総額
|
【ギガ放題】
3年: 165,060円 (キャッシュバックなし) 2年: 102,500円 (キャッシュバック1万円) 【7GBプラン(3年)】 109,856円 (キャッシュバックなし) |
【ギガ放題】
3年: 120,423円 (キャッシュバック36,000円) 【7GBプラン】 3年: 100,533円 (キャッシュバック36,000円) |
契約期間の縛り | 37カ月間 | 37カ月間 |
キャンペーン内容 | 月額料金割引
(7GBプラン) キャッシュバック1万円 3カ月無料 (ギガ放題2年プランのみ)
|
月額料金割引
キャッシュバック3~4万円 (機種による) |
選べる端末 | 2種 | 6種 |
各種手続き方法
(申し込み/契約内容確認/解約) |
申し込みはウェブ
解約や住所変更などは電話 |
すべてウェブ手続き可能 |
サポートオプション
(故障時の保証) |
Drive安心サポート:
300円/月 Drive安心サポートプラス: 500円/月 |
安心サポート:
300円/月 安心サポートプラス: 500円/月 |
LTEオプション | 1,005円/月 | 無料 |
auスマートバリューmine | 使えない | 使える |
④Drive WiMAX2が向いている方
Drive WiMAX2はGMOとくとくBBと比べると、デメリットが多いプロバイダと言えます。
それでもDrive WiMAX2が向いているのはこのような方です。
- 7GBプランを使う
- キャッシュバック手続きは面倒
Drive WiMAX2は、7GBプランが月額2,888円で使えるからです。
総支払額で比較すれば、高額キャッシュバックのGMOとくとくBBのほうが安くなります。
しかし、キャッシュバックの受取手続きなどが面倒と感じる方は、手続き不要で安いDrive WiMAX2が向いています。
キャッシュバック手続きが面倒だと感じる時は、GMOとくとくBBの月額料金割引キャンペーンがおすすめです。
キャンペーンごとの総支払い額で順位をつけてみました。
7GBプランの3年間の総支払額ランキング | |
1位:GMOとくとくBBのキャッシュバック | 100,533円 |
2位:GMOとくとくBBの月額料金割引 | 102,409円 |
3位:Drive WiMAX2の月額料金割引 | 109,856円 |
⑤Drive WiMAX2が向いていない方
次の項目に1つでも当てはまる人は、Drive WiMAX2で申込むのは辞めたほうが良いでしょう。
- 端末を紛失や破損させるかもと不安な方
- LTEモードを使いたい
- とにかく料金を安くしたい
- 最新機種が使いたい
- auユーザー
Drive WiMAX2に
は、端末を返却しないと解約ができないという特殊なルールがあります。
端末を紛失や破損させてしまうと、最後に20,000円の端末代金を払わなければならず大きな負担になります。
LTEモードも有料なので、誤って設定を変更しないように気を付けなければなりません。
料金に関しても他社と比べて特に安くないため、Drive WiMAX2を選ぶ必要性は全くないでしょう。
またauスマホユーザーはスマートバリューmineのセット割引きが受けられないので、絶対にDrive WiMAXで契約してはいけません。
⑥WiMAXのおすすめプロバイダはGMOとくとくBB
どなたにもおすすめのWiMAXプロバイダは、GMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBであれば、
- 3年間の総支払額が最安
- 最新機種が使える
- auスマートバリューmine適用可
など、Drive WiMAX2とは比較にならないほどお得だからです。
GMOとくとくBB WiMAXの申し込み方法と詳しいキャンペーン内容は、以下のキャンペーンサイトでそれぞれ確認して下さいね。
GMOとくとくBB WiMAXについては、以下の記事も参考にしてください。
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