持ち運び可能な翻訳機が注目の的です。
翻訳機があれば、
「旅行先などで外国の方ともっとコミュニケーションが取れる」
ので、より旅行を楽しめるでしょう。
この記事では、
外国の方ともっと仲良くなりたいあなたに
「携帯翻訳機 ili(イリー)」
について詳しく紹介します。
- 口コミ
- メリット・デメリット
- 向いている人・いない人
上記の項目や、その他の翻訳機との比較もしているので、購入を検討中の方はぜひ目を通してくださいね。
この記事の目次
ili(イリー)の評判・口コミ
翻訳機「ili(イリー)」の良い評判、悪い評判を紹介します。
1.1 良い評判・口コミ
まず、ili(イリー)の良い評判からです。
ili適当にべらべら喋っても割と翻訳してくれるしこれは良い。ストレス溜まらず早い。スマホの翻訳アプリ起動してでいいだろとか思ったけどそんなのより全然いい。
— ひでっくす@xR猛獣使い (@hidex97) December 11, 2017
翻訳スピードが速いことの評判が良いです。
iliの翻訳精度高い。海外旅行のシーンに特化したものらしいけど。今から英語を勉強するのと自動翻訳の発達とどちらが速いかなと思ってたけど、どうやら自動翻訳の方が勝ちそう。双方向リアルタイム翻訳の実現もそう遠くないだろうな。
— はらだよしのり (@yoshi_h21) February 4, 2017
翻訳精度についての評判もなかなか良いようです。
ili(イリー)の最大の特徴はオフラインで使えることです。
海外旅行中に必ずネットが繋がる環境にいるとは限らないので、オフラインで使えるという点がもっとも評判が良いポイントになっています。
1.2 悪い評判・口コミ
ili(イリー)の悪い評判を紹介します。
母の誕生日プレゼントに翻訳機を検討したが、ほとんどスマホの設定のようなものが要求されるのがメカ音痴の母には厳しそう。
英語、日本語だけで良いので、ili のようなシンプルなオフライン機がいいのだが、iliは一方通行翻訳なので不可。iliの対面通行版のようなものは無いだろうか?#翻訳機 #ili— Togo Takamura (@republicof_togo) May 1, 2019
iliすごいなーって思ったけど一方向なのか。伝えるのも勿論大変だけど、相手の言ってることを聞き取るのもかなり手こずるから私なら双方向のものがあれば嬉しいけどな。あとは日本語ガイドがない観光地で大勢に向けた英語が翻訳されて聞けたらありがたいけど、もうそれはほんやくこんにゃくレベルだね
— nao (@mfm_nao) December 6, 2017
双方向じゃなくて一方向なの
私もそこ、気になってました
その方が利用する人が多かったらしいけれど浅草の方々は皆さんiliに向かって
話しかけてくれてましたよねせっかくのお返事が理解出来ない私の様な者からすると
ちょっと惜しい感じです— いぬのごはん (@MEGU_smile_) December 6, 2017
一方向のみにしか対応していないことに引っかかっている人が多いようです。
日本語を外国語へ翻訳できても、外国語を日本語へ翻訳できなければ会話はできないので当然の評判でしょう。
それに、「自動翻訳機=双方向で翻訳してくれるもの」というイメージを持っている人が多いです。
ですので、ili(イリー)に向かって外国人がせっかく話してくれるのに返事ができないというケースもあるようです。
(-4)翻訳機iliってオフラインで使えるけど日本語→英語or韓国語or中国語の一方向のみで、英語→日本語等の逆方向は使えないのね。一方ポケトークはオンラインのみだけど50言語で双方向翻訳ができると・・・。
安いSIMフリーandroid端末買えば両立できそう!
— これしすちゃん (@CCK_PZ) December 15, 2017
ili(イリー)は今のところ日本語から
- 英語
- 中国語
- 韓国語
の3つへの翻訳しかできません。
対応言語の少なさも評判が悪いポイントです。
ili(イリー)は音量調整ができないようです。
単純操作で使い勝手は良いのですが、逆に操作が単純すぎて複雑な事ができません。
ili(イリー)のメリット
つぎは、ili(イリー)のメリット・デメリットをご紹介していきます。
2.1 料金が安い
翻訳機自体どこの製品も2~3万円するので、
「ili(イリー)が安い」
という評判はほとんどなかったのですが、相対的に見れば安いほうになります。
ili(イリー)の本体価格は、19,800円です。
それに、オフライン環境で使えるので、別途グローバルSIMやポケットWi-Fiを用意しなくていいので追加費用もかかりません。
翻訳機 | 購入費用 |
---|---|
ili(イリー) | 19,800円 |
Easy Talk | 22,037円 |
ポケトーク | 24,800円 |
ez:commu | 26,780円 |
Mayumi Ⅱ | 24,056円 |
Langie | 29,800円 |
※税別
2.2 オフラインで使える
ili(イリー)の良い評判で多かったのが、「オフライン環境で使える」という点です。
ili(イリー)のように完全オフラインで使える翻訳機は珍しく、他社と差別化されているため評判が良いのでしょう。
オンラインでのみ利用可能 | オフラインでのみ利用 | オンライン/オフライン両方に対応 |
---|---|---|
|
|
|
ili(イリー)以外のオンライン環境が無いと使えない翻訳機の場合、
- 本体にSIMカードを入れる
- フリーWi-Fiを使う
- ポケットWi-Fiを使う
- スマホのテザリング機能を使う
などしてインターネットに接続しなければなりません。
ili(イリー)は、充電さえできていればいつでもどこでも使えるため、最初に設定も要りません。
「オンライン・オフラインと言われても良く分からない」
という方は、とりあえずili(イリー)であれば他に何も要らずにすぐ使えると思っていただければ良いです。
2.3 翻訳スピードが速い
翻訳スピードの速さも評判が高いです。
ili(イリー)は、オフラインで使える点の評判が良いのですが、オフラインで使うために、本体に翻訳エンジンが搭載されています。
これにより、ネット経由しない分、他社よりも翻訳スピードが速いです。
たとえば、ポケトークなどのオンライン翻訳機だとクラウド上の翻訳エンジンとやり取りがあります。
ですので、通信環境が悪いとどうしても遅くなってしまいます。
それと、翻訳のスピードは翻訳する文章の長さによっても違うため、一概に何秒とは言えません。
ポケトークの翻訳スピードも速いと評判の高いほうではあるのです。
ですが、オフライン翻訳機であるili(イリー)よりも速く翻訳できるオンライン翻訳機は今のところありません。
ili(イリー)のデメリット
では、ili(イリー)のデメリットはどうでしょうか。
3.1 日本語を外国語へしか翻訳できない
ili(イリー)は一方向翻訳機です。
翻訳機には一方向と双方向があるのですが、一方向だと「日本語⇒外国語」の翻訳しかできません。
つまり、自分が喋った言葉を相手に伝えることはできても、相手(外国人)の喋った言葉は日本語へ変換できないのです。
ili(イリー)の開発者は、あえて一方向翻訳にし「意思を伝える」ということにフォーカスしたとのことです。
しかし、それは双方向翻訳機を買って、使用者が
- 一方向だけ翻訳するか
- 双方向で翻訳するか
を決めればいいことなので、一方向しか翻訳できないのはデメリットでしかありません。
3.2 翻訳言語が3つだけ
ili(イリー)では日本語を「英語」「中国語」「韓国語」の3つの言語へ翻訳することができます。
他社だと数十言語対応が普通なので、3つしか対応言語が無いのはかなり少ないです。
これだけili(イリー)の対応言語が少ないのは、オフライン翻訳にこだわっているからです。
オフラインで使えるのは確かに便利ですが、オンラインでクラウド上の翻訳エンジンに繋いでいる他社製品と違い、
「本体に備わっている翻訳エンジン」
を使わなければならないのでそれほど多くの言語を入れることができないのでしょう。
せっかく高いお金を支払い購入する翻訳機なので、なるべく対応言語は多いほうが良いでしょう。
自動翻訳機 | 対応言語 |
---|---|
ili(イリー) | 3言語(日本語からの一方向のみ) |
Easy Talk | 38言語 |
ポケトーク | 74言語 |
Mayumi Ⅱ | 45言語 |
ez:commu | 48言語 |
Langie | 53言語 |
3.3 アップデートにパソコンが必要
ili(イリー)はオフライン翻訳機です。
ですが、パソコン(Windows7/10、またはMac)に繋ぐことで、最新の翻訳エンジンにアップデートできます。
この、いちいちパソコンに繋がなければアップデートできないという点はデメリットです。
他社のオンライン翻訳機であればWi-Fi等でネット環境へ繋がっていれば本体操作のみでアップデート可能です。
3.4 液晶が無い
ili(イリー)は、スマホのような液晶画面が付いていません。
ポケトークやez:commu、Mayumi Ⅱなどの他社翻訳機であれば液晶画面が付いています。
液晶画面があると、翻訳前後の言葉を画面表示してくれるため、音声で聞き取り辛かった部分を目視で確認できて便利です。
それに、語学学習目的で自動翻訳機を購入する人にとって文字表示されることは、翻訳機を選ぶにあたり重要なポイントになるはずです。
また、
- ポケトーク
- ez:commu
- Mayumi Ⅱ
などの液晶画面が付いている端末であれば、画面のスクロールで簡単に履歴をさかのぼり、何度でも再生ができます。
それに対し、ili(イリー)は直前の翻訳履歴1つしか再生できません。
3.5 音量調整ができない
翻訳機は、人混みでも良く聞こえるように大きな音が出るようなスピーカーを搭載しています。
しかし、静かな場所だと逆に大きすぎます。
ポケトークなどの他社の翻訳機は音量調整ができるようになっているのですが、ili(イリー)は調整不可能です。
なので、静かな場所だとかなり目立ってしまうでしょう。
ili(イリー)が向いている人
次の項目に当てはまる人は、ili(イリー)が向いています。
- 一方向のみの翻訳で十分
- オフラインで使いたい
ili(イリー)は、外国人の喋った内容を日本語へ変換はしてくれません。
ですので、自分が喋った日本語を外国語へ変換できればそれでいいという方のみ向いています。
そして、ili(イリー)最大のメリットがオフライン環境で使えるという点です。
ポケットWi-FiなどでWi-Fi環境を用意するのが面倒な方や、ネット回線が繋がらないような場所へ旅行に行く人などに向いています。
ili(イリー)以外が向いている人
次の項目に当てはまる人はili(イリー)が向いていません。
- リスニングに自信がない
- 語学学習で使いたい
- 中国、韓国、英語圏以外に旅行へ行く
ili(イリー)は、日本語を外国語へ翻訳はできても、外国語を日本語へ翻訳ができません。
なので、双方向の会話を想定した使い方をする人で、相手の喋っている内容を聞き取る自信がない人には向いていません。
一方向しか翻訳できないということは、語学学習においても不便です。
それに、液晶画面が無いことについても、文字を覚えられないので語学学習するのに向かない理由になります。
そして、ili(イリー)で対応している言語は
- 英語
- 中国語
- 韓国語
の3つだけなので、中国や韓国、または英語圏の国へ海外旅行に行く人なら充分です。
ですが、それ以外の国へ旅行する場合は別の翻訳機を買ったほうが良いでしょう。
自動翻訳機と一言で言っても、使える機能、対応言語などが商品ごとに違います、
複数の会社の商品を比較して、自分に一番合うものを購入しましょう。
結論
ili(イリー)の評判を見ると、一方向のみしか翻訳できないという点にどうしても引っかかり、購入に踏み切れない人が多いようです。
しかし、
- オフライン環境で使える
- 翻訳のスピードも速い
という評判が多く、さらに
- 料金も安い
ことから、人によってはベストな選択肢になるかもしれません。
iliが気になった方は、以下のサイトで購入方法など確認してくださいね。
ili(イリー)を購入する方法には、
- 公式サイト
- Amazon
- 楽天市場
- Yahooショッピング
があります。
「時期や販売状況によってどの購入先がお得なのか」
が変わるので、気になる方はチェックしてみましょう!
「他の翻訳機との比較を詳しく見てから選びたい」
という方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
ili以外も比べてみたい方は、以下の比較記事をお読みくださいね。