クラウドWiFiの評判！速度・料金・通信容量を他社と比較して分かったおすすめできる理由

クラウドWiFiは名前からもわかる通りクラウドSIMを使ったWi-Fiサービスです。

また、

• 月額料金の安さ
• 契約の縛りがない

ことなどで現在人気急上昇中のモバイルルーターです。

でも、似たようなWi-Fiサービスを提供している事業者は他にもたくさんありますよね。

そこで今回は、

『クラウドWiFiは他社と比較しておすすめできるのか、メリット・デメリット』

などを詳しく調査しました。

クラウドWiFi 公式ページ

①クラウドWiFiの基本概要

クラウドWiFiの基本情報を表にまとめてみました。

クラウドWiFiの基本情報
運営会社	株式会社ニッチカンパニー
初期費用	3,980円
月額料金	3,380円
データ通信量	無制限（キャリア判断により、短期間で膨大なデータ通信ありとみなされると翌月まで384Kbpsに速度制限されることもある）
最大通信速度	下り150Mbps/上り50Mbps
通信ネットワーク	クラウドSIM(ソフトバンク/ドコモ/au)
海外利用	【料金】 1日700円～(国によって金額は異なる) 【データ通信量】 1GB/日
端末	U2s
発送日	平日14時までの申し込みで即日発送
支払い方法	クレジットカード
契約期間	なし
解約違約金	なし
端末の返却	必要
補償オプション	400円/月
補償内容	水濡れ・故障→無料 紛失・盗難→15,000円
機器弁済金(補償未加入時)	25,000円

クラウドWiFiは、

月額3,380円でデータ通信量無制限

で使えます。

クラウドSIMを使っているため、

• ソフトバンク
• ドコモ
• au

の3キャリアの広いエリアで使用できます。

さらに特別な申し込み不要でそのまま海外へ持っていっても使える仕様となっています。

クラウドWiFiで使用しているモバイルルーター

「U2s」

は、どんなときもWiFiやMugen WiFiでも使われている同じものです。

通信速度は、下り150Mbps/上り50Mbpsです。

連続使用可能時間が12時間とバッテリーの持ちも優れています。

それでは次の項目から、

• クラウドWiFiのメリット
• クラウドWiFiのデメリット

を他社競合サービスと比較しながら見ていきましょう。

②他社と比較したクラウドWiFiのメリット

2020年現在、Wi-Fiサービス事業者はかなりの数があります。

他社競合と比較してクラウドWiFiのメリットを挙げるとすれば、次のようなものがあります。

それぞれ詳しく解説します。

メリット⑴：クラウドSIMで広いエリアに対応

クラウドWiFiは、クラウドSIMを使ったモバイルルーターを使用します。

クラウドサーバー上のSIMカードは、

• ソフトバンク
• ドコモ
• au

の中のどれかになります。

実際はほとんどソフトバンク回線をつかむケースが多いです。

いずれにしても、スマホと同じように広いエリアで使えます。

また、地下鉄内などでもちゃんと繋がるというわけです。

ちなみに、モバイルルーターで有名なWiMAXと比較すると

• 対応エリア
• 繋がりやすさ

は断然クラウドWiFiのほうが優れています。

WiMAXは、高い周波数帯を使っています。

なので、壁の厚い場所だと電波が反射してしまい繋がりにくいので地下では繋がりません。

それに、WiMAXの対応エリアはそもそも狭いので、田舎だと繋がらないケースが多いです。

メリット⑵：そのまま海外へ持っていって安く使える

クラウドWiFiは、モバイルルーターを海外へ持っていってそのまま使うこともできます。

国内だけでしか使えないWiMAXと比較してこれは大きなメリットです。

海外で使えるモバイルルーターには、クラウドWiFiの類似サービスのMugen WiFiもあります。

お互いの海外料金を比較してみます。

	クラウドWiFi（1GB/日）	Mugen WiFi（1GB/日）
韓国、台湾、タイ	750円/日	1,200円/日
香港	800円/日
中国	1,100円/日
インドネシア	800円/日
マレーシア、シンガポール	950円/日
アメリカ、ハワイ	1,050円/日
イギリス	750円/日
フランス	900円/日
グアム、サイパン	1,450円/日
オーストラリア	1,050円/日
ニュージーランド	1,550円/日
アルゼンチン、ブラジル	1,250円/日	1,600円/日
エジプト	1,150円/日

※利用可能な国は他にもたくさんあるので一部のみ記載

どちらも1日1GBと多いデータ通信量が使えるモバイルルーターです。

グアム・サイパンなどのオセアニアの一部の地域を除き、基本的には

Mugen WiFiよりもクラウドWiFiのほうが海外利用料金は安い

です。

メリット⑶：契約の縛りがない(違約金不要)

クラウドWiFiと他社の契約の縛りの比較表です。

	契約期間	違約金
クラウドWiFi	なし	なし
Mugen WiFi	最低2年	1～12カ月目9,000円 13～24カ月目5,000円 25カ月目以降なし
WiMAX（GMOとくとくBB）	3自動更新	1～24カ月目24,800円 25カ月目以降9,500円 更新月（37カ月目）0円

クラウドWiFiには契約の縛りがありません。

なので、

• 最低1カ月間だけ利用すればいいだけ
• 以後はいつ解約してもOK
• 当然違約金も発生しない

となっています。

他社競合だと、だいたい2年や3年の縛りを設けています。

そのため、短期間だけ契約したいという方にはクラウドWiFiはピッタリなサービスです。

メリット⑷：データ通信量が無制限

各社のデータ通信量や速度制限を比較してみましょう。

	データ通信量	速度制限
クラウドWiFi	無制限（口コミ評判によるとおおよそ300GB/月）	月末まで384Kbps
Mugen WiFi	無制限（口コミ評判によるとおおよそ300GB/月）	月末まで384Kbps
WiMAX(GMOとくとくBB)	10GB/3日	翌日18時～翌々日2時頃まで概ね1Mbps

クラウドWiFiは月のデータ通信量は無制限となっています。

ただし、実際は

「著しくネットワークを占有する大容量通信をされた場合、384Kbpsに速度制限される」

となっているため、光回線のように完全無制限ではありません。

では、

「この速度制限がかかる基準がいったいどれほどなのか？」

ですが、事業者へ問い合わせても教えてくれるものではありません。

口コミ評判を参考にするしかありませんが、おおよそ300GB/月といったところのようです。

クラウドWiFi の300GB/月というのは、WiMAXが10GB/3日なのと比較するとかなり多いです。

なので、十分満足に使えるはずです。

③他社と比較したクラウドWiFiのデメリット

他社競合と比較した場合のクラウドWiFiのデメリットには次のようなものがあります。

それぞれ詳しく解説します。

デメリット⑴：端末の返却が必須

端末ルーターの返却の有無の一覧です。

	端末の返却
クラウドWiFi	必要
Mugen WiFi	25カ月以上使うと不要
WiMAX	不要

クラウドWiFiから貸し出されるU2sは解約の際に返却しなければなりません。

期限内に返却できない場合は、

1日2,000円の延滞料金

を請求されます。

これは、

• 25カ月以上使うと返却が不要になるMugen WiFi
• そもそも0円で端末購入できるWiMAX

と比較すると返却が必須な点はデメリットです。

デメリット⑵：故障や紛失時の弁償金がやや高い

各社の修理・交換にかかる費用がこちらです。

	修理・交換費用
クラウドWiFi	25,000円
Mugen WiFi	20,000円
WiMAX	5,000～20,000円

端末のU2sが故障した場合、補償オプションに入っていない場合は

25,000円の修理費用

が発生します。

紛失や盗難の場合も

25,000円請求

されます。

心配なのであれば400円/月の補償オプションに加入すれば、故障であれば無料修理できます。

ただし、補償オプションに入っていたとしても、紛失・盗難に関しては全額補償されません。

紛失・盗難が発生した場合は、

15,000円を請求

されます。

端末返却が不要のサービスであれば、もし故障や紛失が起こっても諦めやすいです。

ですが、クラウドWiFiは最後に返却しなければなりません。

なので、紛失には細心の注意を払う必要があります。

デメリット⑶：月額料金は最安値ではない

月額料金の比較一覧がこちらです。

	月額料金
クラウドWiFi	3,380円
Mugen WiFi	3,280円
WiMAX(GMOとくとくBB)	1～2カ月目3,690円 以降4,263円

クラウドWiFiは月額3,380円でとても安いのですが、Mugen WiFiほどではありません。

なので、単純に月額を下げたいならMugen WiFiをおすすめします。

④クラウドWiFiの口コミ・評判

実際にクラウドWiFiを使っている人のリアルな口コミ評判をTwitterでみつけたので紹介します。

速度制限に関する評判

クラウドWiFi東京、300GB超えたあたりで明確に帯域制限かけてる疑惑あるな。。。 pic.twitter.com/YwMC6YGCCD

— Take (@takef0845) February 26, 2020

この方は、300GBを超えた時点で急に遅くなったみたいです。

「クラウドWiFiの契約者全員が300GBで速度制限にかかるのか？」

についてはハッキリしたところは不明ですが、一応参考になります。

速度の実測値に関する評判

解約手数料無料のクラウドWiFi
契約してみた
だめやったら解約したらいいだけやし。

速度制限やギガ数縛りもないし
なかなかなのでは？
WiMAXとはなんだったのか… pic.twitter.com/1VVyt2GTCs

— かなた＠本体 (@Kanata_5461) January 24, 2020

通信速度の実測値は計測時間帯や計測場所によって大きく差が出ることがあります。

ですが、たいていの人は30Mbps前後の速度が出るみたいです。

YouTubeの1080p画質の動画を視聴するのに、最低4～5Mbpsの速度が必要と言われています。

なので、十分快適に利用できる速度です。

⑤クラウドWiFiの解約方法も事前に確認しておこう

クラウドWiFiのHP上にある

お問い合わせフォームの「解約」から解約依頼

の連絡をします。

解約の締め切り日は毎月15日までです。

16日以降の連絡は翌月末での解約となります。

解約時は端末の返却が必要です。

⑥クラウドWiFiはおすすめできないタイプ

以上のクラウドWiFiのメリットやデメリットを考慮してきました。

その結果、クラウドWiFiがあまりおすすめできない人は次の項目に当てはまるケースです。

長期間使う予定なのであれば、クラウドWiFiよりも100円安いMugen WiFiをおすすめします。

Mugen WiFiであれば、クラウドWiFiと同じ

• クラウドSIM
• 端末U2s

です。

更に、

• 通信速度
• 対応エリア
• 使える月間データ通信量も

クラウドWiFiとほぼ同じです。

それに、Mugen WiFiであれば

25カ月以上使えば端末の返却が不要になる

という大きなメリットもあります。

⑦クラウドWiFiがおすすめできるタイプ

次の項目に当てはまるのであれば、クラウドWiFiはおすすめできます。

2年以内に解約する可能性があるのであれば、

いつ解約しても違約金がかからない

クラウドWiFiはおすすめできます。

それと、海外に行く機会が多い方にも

モバイルルーターをそのまま海外へ持っていくだけで安く使える

のでおすすめです。

ただし、最後には端末の返却が必要です。

紛失や盗難の際には端末を弁償しなければなりません。

その点を十分に気を付けて使える人にのみおすすめします。

クラウドWiFi 公式ページ

クラウドWiFiまとめ

クラウドWiFiは、

「月額3,380円という安さで国内データ通信量無制限で使えるモバイルルーター」

です。

海外へも端末をそのまま持っていくだけでとても安く使うことができます。

人気競合他社のMugen WiFiと比較すると月額料金は100円だけ高いです。

しかし、契約の縛りがないという点が大きなメリットでもあります。

2年以内に解約する可能性があるのであればおすすめできるサービスです。