マイネオは数ある格安スマホの中でも特に人気の高いキャリアです。
利用者数もトップスリーに名を連ねていますし、大手メディアや市場調査での評価もかなり高いです。
コスパや利便性を考えると、最高レベルの評価といっても良いでしょう。
この記事では、そんなマイネオについて下の7つの視点で詳しくご紹介してきます。
- 評判
- 特徴
- 料金
- 他社との違い
- メリット・デメリット
- 現在利用できるお得なキャンペーン
- 使い始めるまでの流れ
この記事さえ読めば「マイネオについては販売員並みに詳しくなれる!」というくらい徹底的に解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
「マイネオって一体なんなの?」という格安スマホ初心者の方から、「他社と徹底比較したい!」という知識のある方まで、全ての方に役立つ情報となっています。
①マイネオってどんな格安スマホなの?
マイネオはケイオプティコムが提供している格安スマホです。
大まかに言えば、下の7点がマイネオの特徴・評価となります。
- 利用者数は全格安スマホで3位
- トップクラスの低料金
- 料金プランが豊富(500MB〜30GBまで選べる)
- プランが超シンプルでわかりやすい
- 受賞歴が圧倒的に多い
- 有名雑誌などのメディア(家電批評など)でもイチオシで紹介されている
- 使える端末が一番多い
ざっくりというと「プランがわかりやすくて、安くて、超人気の格安スマホ」ということになります。
1.1どんな人が使えるの?
マイネオは誰でも使うことができます。
乗換えの場合も、ドコモ・auからなら「simロック解除」無しで乗換えられますし、ソフトバンクユーザーも「simロック解除」をすれば、今お使いの端末をそのまま利用できます。
注意点としては下記の2つのみ。
- 18歳未満は保護者の同意が必要
- 支払いはクレジットカードのみ
法人契約もありますし、外国人の方でも本人確認さえできれば利用OK。
弱点はクレジットカードが必要なことくらいですが、これはほぼ全ての格安スマホが同じ条件です。
②マイネオの特徴
では早速、マイネオの特徴を具体的にご紹介していきますね。
2.1利用者数は全格安スマホで3位
現在利用者が爆発的に増加している格安スマホ。
マイネオは現在その中で利用者数3位につけています。
下のグラフが、現在の格安スマホのシェア数です。
楽天モバイル、OCNモバイルONEに次ぐ3位となっています。
「なんだ…3位かよ…」と思った方もいるかもしれませんが、運営企業と広告の規模を考えると、この3位は実はものすごい数字なんです。
資金力・会社の規模を考えると3位は驚異的な数字
楽天モバイルは言わずと知れた「楽天」で、OCNモバイルONEはプロバイダーで最大手(利用者数900万人)の「OCN」です。
一方マイネオは関西電力系列のケイオプティコムという会社が運営なので、元々の事業規模が関西限定です。
そもそもの知名度とサービス利用者数で、めちゃくちゃ不利な状況なわけです。
さらに楽天はXジャパンのYOSHIKIさんを起用したCMなど、莫大な予算を使って広告を打っています。
OCNは、もともとのユーザーに「スマホをセットで使えば割引しますよ」というセット割で、利用者を獲得しています。
一方のマイネオは規模的に全国CMも打っていませんし、特にセット販売があるわけでもありません。
広告の出し方が圧倒的に少ないなかで3位を取っているのは「純粋に口コミやお得さで評価されている」ということでもあるんですね。
2.2マイネオの評価(受賞歴とメディアでの評判)
マイネオは、宣伝広告を大きく打っていないにもかかわらず、利用者を順調に伸ばしている珍しい格安スマホです。
これだけ人気になっているのは、大手雑誌で高い評価を受けたことや、大手メディア・調査機関から受賞歴が多いからです。
主な評価を下にご紹介しておきますね。
2.2.1大手雑誌での紹介
家電批評
家電・スマホ・ネット回線などを批評する超有名雑誌。
非常に辛口な評価が特徴。
マイネオはこの家電批評の中で、格安スマホの中で「迷ったらコレ!」として紹介されていて、UQモバイルと並んで高い評価を受けています。
2.2.2大手調査機関での受賞歴
調査機関の受賞歴はかなり多いので、下の表にまとめています。
受賞歴 | |
MMD研究所 | 顧客総合満足度 第一位
iPhoneユーザーの格安sim利用者数 第一位 |
RBB TODAY | RBB SPEED TESTユーザー投票
総合満足度 優秀賞 利用サポート部門 優秀賞 |
MM総研 | スマートソリューション部門 MVNOサービス部門
総合満足度 最優秀賞 |
晋遊舎 | SIMフリー完全ガイド
最強格安SIMランキング 第1位 |
そのほか | GOOD DESIGN賞
コードアワード グッドイノベーション賞 などなど… |
顧客満足度調査での受賞歴はもちろん、かの有名なや「グッドデザイン賞」なども受賞しており、圧倒的な実績となっています。
ここまで受賞歴がある格安スマホも珍しいので、口コミで広がったという点も納得できるのではないでしょうか。
いずれも大手の調査機関の満足度調査なので、非常に高い評価を受けていることがわかるかと思います。
2.3わかりやすく、トップレベルに安い料金プラン
マイネオがこれだけ高く評価されている理由は、何と言ってもわかりやすい料金プランです。
さらに安さも全格安スマホの中でトップクラス。
「わかりやすくて安い」ので、辛口評価でおなじみの家電批評でも「迷ったらマイネオ」という評価を受けているのも納得ですね。
2.3.1マイネオの2つの料金プラン
マイネオの料金プランを下にご紹介しておきましょう。
マイネオはau回線を使ったAプラン、ドコモ回線を使ったDプランの2種類があります。
選び方はもともと使っていたスマホと同じプランになります。
2つに分かれていますが、料金はほとんど同じなので、特に気にしなくて良いでしょう。
ソフトバンクユーザーの方は、Aプランが若干安いのでおすすめです。
まずはあなたが利用するであろうどちらかのプランの料金をみてみてくださいね。
【Aプランの料金】
【Dプランの料金】
2.3.2他社と比較してどれくらい安い?
ここからは他社スマホと比較して、マイネオがどれくらい安いのかを考えてみましょう。
マイネオの評価が高いのは、上の表どおりの分かりやすい料金です。
端末を購入すると、機種代金が追加されますが、使用料金は上表の通りです。
【大手スマホキャリアと比較して】
今大手キャリアのスマホ(ドコモ・au・ソフトバンク)をお使いの方は、9割以上の方がマイネオの方が安くなるでしょう。
大手キャリアのスマホ代と、マイネオをざっくりと比較してみると下のような感じになります。
大手キャリアとマイネオの料金比較 | |
2ギガの場合 | 大手キャリア:4,000円
マイネオ:1,600円(3ギガ) |
5ギガの場合 | 大手キャリア:7,000円
マイネオ:2,280円(6ギガ) |
20ギガの場合 | 大手キャリア:7,000円
マイネオ:4,680円(20ギガ) |
30ギガの場合 | 大手キャリア:9,000円
マイネオ:6,600円(30ギガ) |
※マイネオには2ギガ、5ギガなどのプランはないので、一番近いプラン(3ギガ、6ギガなど)の料金比較しています。
※マイネオは電話も使える「デュアルタイプ」の料金にしています。
大手キャリアのスマホは、データ通信量や通話など、複雑にプランが組み合わさりますが、最終的には上の表のような金額に落ち着くようにできています。
「○放題!」とか「○パック!」とか色々出ますが、なんだかんだで大体の支払額は決まっているんですよね(笑)
マイネオに乗り換えれば、どの通信量だったとしても月々3,000円くらいは安くなるというざっくりというとイメージを持っていてOKです。
これだけで年間36,000円程度の節約になるわけですから、めちゃくちゃ大きいですよね。
【他社格安スマホと比較して】
すべての格安スマホ会社の料金を比較すると、めちゃくちゃ細かくなるので、比較するときは下のようなざっくりとしたイメージを持っておくのが良いでしょう。
通信料に関して
- 20ギガまでならマイネオはトップレベルの安さ
- 30ギガなど大容量を使うなら、楽天モバイルの方が500円くらい安い
通話料に関して
- 5分以内かけ放題で十分なら、どこを使っても料金的に差はない
- 5分以上の通話が多いなら、ワイモバイル・UQモバイルのどちらか
マイネオは、万人受けするプランが安いという特徴があります。
使い勝手が良い「データ通信3〜20ギガ」や「5分以内かけ放題」に関しては、トップレベルの安さなんですね。
なので、メディアや雑誌を見ても「迷ったらこれ」「とりあえずマイネオを選んでおけば間違いない」という評価を受けているんですね。
逆にいうと、「30ギガなどの大容量データプラン」や「5分以上の通話が非常に多い」といった、ちょっと特殊な条件がある方は、他社の格安スマホの方が良いということになります。
その場合は、下の記事を参考にして見てください。
2.4 au・ドコモからならsimロック解除なしで乗り換えられる
マイネオの便利なところは、ドコモ回線とau回線の2つを選べる「マルチキャリア」に対応していることです。
これは「今使っているのスマホをそのまま使いたい」という方に大きなメリットがあります。
ドコモとauスマホユーザーは、「SIMロック解除」の手続きを行わないでも、すぐに乗り換えられるというメリットがあります。
単純にSIMカードを購入して、端末に差し込めばそのまま使えるので、かなり便利なんですね。
ちなみにソフトバンクをお使いの方は、ソフトバンクショップかマイソフトバンクで「SIMロック解除」の手続きを行えば、今お使いの端末でマイネオを利用することができるようになります。
2.5 対応端末数No.1
マイネオの大きな強みの一つに、「対応端末数が格安スマホで最も多い」という点があります。
対応端末が多いということは、機種代金を節約できるというメリットに繋がります。
もちろん今あなたがお使いのスマホを使うのもOK。
新しい端末を使いたい方も安いものを探して、それをマイネオで使うことができます。
マイネオは「この端末安くて良さそうだけど、この格安SIMは対応していないんだよな〜…」という状況になりにくいので、使い勝手が良いんですね。
2.6 通信品質もトップレベル
マイネオユーザーに行ったアンケートで、74%の方が「通信品質はmineo加入前のサービスと同程度以上」とご回答しています。
もちろん大半の方は大手キャリアからの乗換えです。
それと同程度以上と感じている方が74%ですから、通信品質が相当高く評価されていることがわかると思います。
家電批評などの実測値比較のデータでは、マイネオ・UQモバイルあたりが高く評価されています。
実際の顧客だけじゃなく、大手メディアの実験でも好成績を出しているので、かなり信頼度は高いと言えるでしょう。
③マイネオの独自サービス
マイネオは、他社にない全く新しい独自サービスがあることでも評判です。
ここからはマイネオにしかない独自のサービスについてご紹介していきましょう。
3.1 マイネオユーザー全員と通信量をやり取り「フリータンク」
マイネオの独自サービスの中でも評判になったサービスの一つが「フリータンク」です。
グッドデザイン賞を受賞するなど、かなり評判になっている独自サービスです。
フリータンクは、マイネオユーザー全員で「余ったパケット通信量をシェアできる」仕組みです。
マイネオユーザー全員の通信量を貯めたり、引き出したりできる「大きなバケツ(タンク)」のようなものと思ってください。
ユーザーはその月に余ったパケット通信量を、フリータンクに貯蔵することができます。
逆に足りないときは、無料で最大1ギガまで引き出すこともできます。
パケットが余った時は、みんなのためにフリー貯蔵し、足りないときはみんなのタンクから借りる…まさにユーザー全員でシェアするサービスですね。
3.2 誰とでもできるパケットシェア
通常、スマホのシェアプランは、家族内のみが対象ですね。
マイネオの評判が良い点の一つに「誰とでもシェアプランを組める」というものがあります。
最大5回線までシェアプランの対象にすることができるので、仲の良い友人や恋人同士でのシェアも可能。
上手く組み合わせればお互いのスマホ代を下げることができる便利なプランです。
3.3 家族割
家族でマイネオを使えば家族割が適用されます。
と言っても、1人当たり月々50円の割引です。
割引自体は大きくありませんが、家族全員が格安のマイネオに乗り換えること自体に、大きな節約効果があります。
せっかく家族で格安スマホを使うのであれば、家族割を使うのも良い方法でしょう。
3.4 通信量をアプリで節約「スイッチ」
マイネオには通信量を節約するための「スイッチ」という機能があります。
マイネオアプリ内でスイッチをオンにすると、通信速度が200Kbpsに制限され、通信を抑えることができます。
月前半にうっかり通信量を使いすぎてしまう方や、どうしても通信量を残しておきたい予定がある方に便利な機能です。
3.5 eo光とのセット割
マイネオを提供している、ケイ・オプティコムのもう一つのサービスに光インターネット回線のeo光があります。
関西エリア限定の光回線で、エリア別顧客満足度調査で1位を獲得するなど、こちらも非常に評判が良いです。
※大手ウェブメディア「RBB TODAY」のブロードバンドアワード(顧客満足度 読者投票)で10年連続1位
オリコン日本顧客満足度調査 近畿エリア 2年連続 No.1
同じ会社が提供しているサービスなので、時期によってセット割が適用されるキャンペーンがあります。
現在はマイネオとeo光のセット割は行われていません。
④気になるポイント
ここからはマイネオを使う前に気になる方が多いポイントをまとめてご紹介します。
4.1マイネオを使うデメリット
マイネオを使うデメリットがあるかどうかですが、特に目立ったデメリットはありません。
気を付けたいところはauの3G回線が使えないという点くらいです。
現在auスマホを使っていて、常時「3G」の表示になっている方は、ドコモ回線での契約をすることになるでしょう。
通信速度に関しても、格安スマホの中では上位の評判ですし、70パーセント以上の利用者が「通信品質は以前同等以上」と回答しています。
コスト的なメリットは非常に多く、デメリットと言える点はほぼ無いといってよいでしょう。
4.2テザリングはできる?
マイネオはテザリングを無料で使うことができます。
特に手続きも必要ないので「テザリングに対応しているスマホ」を使っていれば、自由に利用することができます。
4.3デビットカードでの支払いは可能?
VISAやJCBなどのデビットカードでの支払いは可能です。
※カード自体が月額払いの支払いに対応していれば、他社でもOK
ただ、下記のような場合はデビットカードでの支払いを拒否される可能性があります。
- 預金残高が月額料金に満たない場合
- デビットカードでの取引が一度もない場合
いずれの場合も支払いができない、滞納の可能性が疑われるという理由です。
デビットカードを使いたい場合は、何らかの支払いを行っておくこと、そして最低でも数か月分の料金は預金しておくことをおすすめします。
4.4最低利用期間
マイネオに最低利用期間はありません。
なので途中解約の違約金はないんですね。
ただ、気を付けたいのは「利用開始月の翌月から12カ月以内にMNPする場合は、手数料12,420円(税込)が必要になる」という点です。
※MNP:電話番号を乗り換え先でも継続して利用するための手続き
電話番号を引き継が無くて良い方はいつ解約してもお金はかかりませんが、他社にMNPする場合は、最低12ヶ月利用しないと手数料がかかります。
⑤利用までの流れ
最後にマイネオを利用するまでの流れについて簡単にご紹介しておきましょう。
と言っても特に難しいものはありませんので安心してくださいね。
5.1今お使いのスマホの電話番号を引き継ぎたい場合(MNP)
今お使いの電話番号を引き継いでマイネオを使いたい場合、MNPの手続きが必要になります。
マイネオの契約手続きの前にMNP手続きをすることに注意してくださいね。
MNP手続きと言っても、今お使いのスマホのコールセンターに電話して、「MNP予約番号」を発行してもらうだけでOKです。
予約番号は15日間有効です。
15日を過ぎると、再度番号を発行してもらう必要があります。
マイネオを申し込む日の直前に発行してもらえば問題ありません。
5.2マイネオ申込み手続き
MNP予約番号を取得した方、または電話番号の引継ぎが不要な方は、マイネオ公式サイトから申し込み手続きを行ってください。
手続きは非常に簡単で、下記の内容を選択するだけでOKです。
- プラン選択:端末いるかいらないかなど
- オプション選択:あとからでも入れるから、とりあえずなんもなしでOK
- 個人情報記入
- クレジットカード情報の記入
- 本人確認:免許証or保険証の写メ送信だけでOK
本人確認も免許証や保険証の写真を送信するだけなので、かなり簡単ですね。
あとは数日後にSIMカード、端末が郵送されてくるのを待つだけOKです。
MNP予約番号はSIMカード挿入時に入力する必要があるので、無くさないように気を付けてくださいね。
まとめ:初めての格安スマホ・迷っている方にはベスト
マイネオは初めて格安スマホを使う方や、どこにすればよいか迷っている方に最適です。
料金プランがわかりやすく、一般的な使い方のユーザーが最安値でつかるような料金体制になっているので、大半の方は満足して使うことができるでしょう。
極端に音声通話(電話番号での通話)の時間が多い方など、特殊な条件じゃない限り、マイネオで不満を持つことは無いです。
一般的な使い方である、ラインや動画・音楽視聴、ネットの閲覧などであれば、まずマイネオを第一候補にして間違いありません。
申込みも数分で完了するので、ぜひ利用してみてくださいね!