フレッツ光の引越しに関するすべてを解説!費用・手続き・お得な方法まで

フレッツ光
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フレッツ光を利用中の方が、引越しをする際に行わなければいけないことをまとめています。

 

また、単純に引越しするよりも、一度解約して新たに契約しなおした方がお得になるケースもあります。

 

この記事では「引越しの際の費用」「おすすめの選択肢(引越し先で継続するか、契約しなおすか)」「また引越しの手続きと手順」を詳しくご紹介していきます。

 

余計なトラブルや費用を避けて、引越し先でもすぐにネットが使えるように、ぜひ目を通しておいてくださいね!

 

 

①引越しの際の3つの選択肢

引越しをするときにフレッツ光も手続きをしないと、引越し先で利用できません。
新たに引越し先でインターネットを始める方法は主に、「移転」「新規」「転用」の3つです。

 

1.1移転とは?

現在フレッツ光を利用しているユーザーが、引越しなどで使用場所を変更する手続きを移転といいます。
ただし、西日本エリアから東日本エリアへなどエリアまたぎの移転は、契約先の会社が変わるので(NTT西日本⇒NTT東日本)移転ではなく、解約⇒新規になります。

引越し先でNTTのフレッツ光が提供されていない場合を除き、基本的に引越しの手続きは「移転」を行ないます。

 

1.1.1移転のメリットとデメリット

移転のメリットは、手続きがシンプルでわかりやすいということです。
NTTへ連絡し、引越しの希望を伝え、機器を返送し、新しい場所で開通工事をするだけです。

早めに連絡さえすればNTTは、なるべくインターネットが使えない期間ができないように調整をしてくれます。

さらに、解約金が発生しないこともメリットです。

 

1.2新規とは?

今まで一度もフレッツ光を利用していない人が、新たにフレッツ光に申し込みをした場合新規になります。
一度解約し、再度申し込む場合は新規ではなく再契約になります。引越しなどの理由で一度解約し、引越し先で新たにフレッツ光を契約する場合は、やっていることは移転と同じなので、新規にはならず移転扱いになる場合もあります。

新規キャンペーンねらいで一度解約する人もいますが、同名義の場合特典が貰えないケースが多いです。

 

また、現在のフレッツはキャッシュバックなどの特典が少ないので、引越しのタイミングで他社(光コラボなど)に乗り換える方が多いです。

そうすれば同一名義でも高額なキャッシュバックを貰えるので、移転手続きをするよりもお得になります。

 

乗り換え先の回線については、下記の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

インターネット比較の達人
【記事の内容は動画でも解説しています】 記事を読むのが面倒な方はこちらをご参照ください インターネット回線と言えば少し昔はフレッツ光が当たり前でしたが、現在は、 光コラボ各社 auひかり NURO光 などなど様々な選択肢が増えています。 ※

 

1.3転用とは?

 

現在フレッツ光を利用しているユーザーが光コラボへ契約を変更する手続きです。

光コラボはフレッツ光の回線をそのまま使うので、「フレッツ光⇒光コラボ」へ変更する手続きを転用といいます。

 

引越し先で光コラボを使いたい場合は、フレッツからの転用完了後に光コラボ事業者へ移転の手続きを申し込むか、フレッツの移転の手続き完了後に光コラボへ転用する形、もしくは移転と同時に転用をする方法があります。

 

転用の場合はキャンペーンで受け取れる金額が少なくなるので、当サイトでは一度フレッツを解約し、他社回線を利用することをおすすめしています。

乗り換え先は「1.2新規とは」の項目に記載している、別記事を参考に選んでみてくださいね。

 

②フレッツ光引越しに必要な手続き

ここからは、キャンペーンなどの特典をねらわずに、普通に引越し手続きをする場合の手順をご紹介していきましょう。

 

2.1窓口はどこ?

引越しの手続きの方法は、Webまたは電話連絡があります。

 

引越し手続きの窓口
電話 0120-116-116
WEB申込み フレッツ東日本 公式サイト

フレッツ東日本 公式サイト

 

 

また、引越し先で光コラボへ転用する場合は、転用の手続きが必要になります。

転用の手続き方法などは下記の記事を参考に行ってください。

フレッツを転用するかどうかの「判断基準」と「選び方」
フレッツ光から他社に乗り換えることを転用と言います。 2015年以降は、さまざまなインターネットサービスが出ていていて、それぞれがお得な割引・キャッシュバックをつけているので、転用する人も非常に多くなっています。 ですが、転用は「やれば必ず

 

 

2.2引越し手続きに必要なもの

移転(引越し)の場合に必要な情報は以下のものになります。

移転手続きに必要な情報
新居の住所
利用中の電話番号、契約者名義、フレッツのお客様ID
工事の希望日

 

特別用意しないといけないものはないので、上記の情報が決まったらお手続きを行ってOKです。

 

2.3その他契約者がしなければいけない作業は?

引越しの際には、現在使っているフレッツ光のレンタル機器の返却が必要です。

NTTから返信用の封筒が送られてきますので、それにレンタル機器を入れて着払いで郵送します。

 

引越しの都合で、返信用の封筒が旧住所に欲しいのか、それとも新住所へ欲しいのかがあると思いますので、NTTへきちんと伝えましょう。

 

2.4プロバイダーの移転手続きを忘れないように!

フレッツ光以外にも移転の手続きが必要なのは「プロバイダ」です。

正確に言うと、プロバイダへ住所変更の連絡が必要です。
住所変更の手続きをしなくても技術的には使えます(使えないケースもある)。

 

ただし、規約違反になりますし、プロバイダからのDMなどが届かなくなってしまうのできちんと手続きをしましょう。

 

③引越しでかかる費用は?

ここからはフレッツ光の引越しに必要な費用をご紹介します。

 

3.1工事費はどれくらい必用?

引越しの際は、引越し先の開通工事を行わないといけないので、再度工事費が必要になります。

金額は環境によって異なりますが、大まかに下記の金額となります。

 

移転の場合の工事費(フレッツ東西)
戸建てへの引越し 屋内配線工程あり

一括(税抜):9,000円

分割(税込):324円×30回

屋内配線工程なし

一括(税抜):6,500円

分割(税込):234円×30回

無派遣工事:2,000円
集合住宅への引越し 屋内配線工程あり

一括(税抜):7,500円

分割(税込):270円×30回

屋内配線工程なし

一括(税抜):6,500円

分割(税込):234円×30回

無派遣工事:2,000円

 

※一括払いと分割払いは同じ金額です

※割引キャンペーン適用時の金額です

 

派遣工事が必要かどうかは、引越し先の建物の環境によって変わるので、ご自身で判断ができません、

移転手続きの際に合わせて、確認しておくことをお勧めします。

 

4.2撤去費用は?

現在使用中の回線を撤去する必要がある場合、撤去工事は無料です。

しかし、ほとんどの場合撤去工事をせずに退去することができます。

 

最初にフレッツ光を導入した際に大家の許可を得ているのであれば原状回復義務に含まれないからです。
もし、許可を得ずに引き込んでいた場合でも、光の設備があることは大家にとってメリットしかないので、撤去しろとは言われないはずです。
最初から設備導入済みのマンションも当然撤去工事は不要です。

 

4.3機器の返却が必要

モデムやルーター等の機器類の撤去は、ユーザー自身でします。
NTTへ返却する際は、送料はNTT持ちになります。返信用封筒に入れて、着払いで郵送します。

 

4.3違約金は?

フレッツ光の割引サービスを受けている場合は、更新月以外に解約すると、解約金(1,500~9,500円)が発生します。

ただ、移転手続きの際は、違約金はかからないのでご安心ください。

 

更新月の定義はフレッツ東西で違うので、不明時は0120-116-116へ問い合わせてください。

 

代表的な割引サービス、東日本の「にねん割」と西日本の「光もっともっと割(Web光もっともっと割)」については以下を参考にしてください。

 

 

4.3.1解約する際の違約金

解約する場合(引越し先で新規契約しキャンペーン狙う場合など)は、違約金がかかることに注意しましょう。

ただ、違約金を考慮しても、キャンペーンの特典のほうが大きい場合が多いので、結果的にはプラスになることが多いです。

 

フレッツ東日本

にねん割 利用時の違約金

利用開始日 申し込み日の翌月1日から
更新月(解約金かからず解約できる月) 利用期間満了月の翌月と翌々月

(つまり、自動更新の日から2ヶ月以内)

自動更新期間 2年更新
解約金 戸建て⇒9,500円  マンション1,500円

 

 

※にねん割更新月の考え方

 

 

フレッツ西日本

光もっともっと割(Web光もっともっと割も同じ) 利用時の違約金

利用開始日 割引適用開始月を1ヶ月目とする
更新月(解約金かからず解約できる月) 割引満了月とその翌月(つまり、自動更新する前の月と自動更新月の2ヶ月間)

※料金明細で更新月を知らせてくれる

自動更新期間 最初だけ2年、その後3年ごと
解約金 ※以下の表を参照

 

※光もっともっと割(Webもっともっと割)解約金

 

 

 

上記の違約金を考慮して、移転手続きが良いか、一度解約するべきか検討してみてくださいね。

 

 

 

④引越しスケジュール(流れ)

ここからは、具体的な日程(いつまでに何をすればよいか)をご紹介していきましょう。

 

4.1NTTへの連絡タイミングはいつ?

連絡は引越し予定日が決まったらすぐにしましょう。
できれば1カ月以上前がベストです。

 

なぜなら、早ければ早いほど移転開通の工事日を指定できるからです。
引越し初日に予約が取れない場合、インターネットを使えない期間ができてしまいます。
なるべくそうならないように、早めに連絡をしましょう。

 

4.2プロバイダへの連絡タイミングはいつ?

プロバイダへの連絡も早めにしましょう。引越し先のエリアが現在契約中のプロバイダの対応圏域外の可能性もあります。
その場合、新規で別のプロバイダに申し込む必要も出てくるので、手続きにてまどい、インターネットが使えない期間ができてしまいます。

 

早めに連絡するに越したことは無いです。
ただし、引越し先が決まらないと手続きできないので、引越し先住所が判明してからになります。

 

4.3賃貸住宅の場合の管理者への連絡タイミングは?

引越しするにあたり、賃貸住宅の契約解除をする必要があります。
大家さんなど物件の管理者へ連絡しますが、連絡のタイミングは賃貸借契約書に書いてある通りにしましょう。

 

一般的に多いのが退去の1ヶ月前または2ヶ月前です。
戸建て物件だと3ヶ月前という場合も多いです。

契約書に定めていない場合は、民法の規定により、3ヶ月前に連絡すればOKです。

 

4.4引越しまでのタイムスケジュール

以上の引越しのスケジュールを時系列にすると、以下のようになります。

 

引越しのスケジュール
(1)引越し先、引越し日を決める
(2)大家さんへ連絡し退去の日取りを決める
(3)NTTへ連絡し、フレッツ光の移転手続きをする
(4)プロバイダへ連絡し、住所変更の手続きをする
(5)NTTからレンタル機器返信用封筒が届く
(6)引越し日にレンタル機器を返送、新住所で開通工事し、完了

 

 

 

⑤特殊なケースの場合

ここからは、特殊な状況の方の引越しについてご紹介します。

該当するものが無ければ、気にしなくてOKです。

 

5.1滞納している人は?

フレッツ光の料金を滞納している人は、基本的には移転の手続きはできません。
契約の義務を果たしていないわけですから、滞納者がNTTへ文句を言うことはできません。
転の手続きができないどころか、強制解約になるのも時間の問題です。

 

滞納ではないですが、初期工事費を分割払いで支払っていて、まだ支払いが終わっていない人もいます。
この場合は、そのまま分割払いを継続して支払い続けることで移転は可能です。
ただし、移転ではなく解約の場合、初期工事費が残っていると、残金一括払いになります。

 

5.2東西のエリアをまたぐ引越しの場合は?

 

フレッツ西日本エリア⇒フレッツ東日本エリア、またその反対の場合は移転手続きができません。
一度解約し、新しいエリアでの新規契約となります。この場合の解約金は発生しません

東西以外にも、海外へ引っ越すときや、フレッツ光の提供エリア外でフレッツADSLを使う場合なども解約金は発生しません。

 

提供エリア外のため新規工事をしないといけない場合、移転工事より高くなります。
その代わり、代理店の新規キャンペーンを利用できるというメリットがあります。

 

5.3引越し先の住居タイプが変わる人は?

マンション⇒戸建て、戸建て⇒マンションと住居タイプが変わったとしても、通常の移転手続きになります。
移転費用はあくまで移転先の住居タイプにより異なりますので、現在のタイプは関係ありません。

ちなみに、「フレッツTV」はマンションVDSL方式とLAN配線方式では使えませんので注意しましょう。

 

⑥移転と乗り換えのメリット・デメリットは?

 

フレッツ光を引越し先で使う「移転」をするのか、それとも解約し、他社の光回線を「新規」で契約するのか、または、光コラボへ「転用」するのかのそれぞれのメリット・デメリットを説明します。

 

6.1移転のメリット・デメリット

 

 

 

デメリットとしては、代理店などの新規キャンペーンを使った申し込みができないことです。

 

 

⑧よくある疑問

最後によくある疑問にお答えしておきましょう。

 

8.1プロバイダは新規契約になる?変更?違約金は?

引越しの場合、新居で同じプロバイダを利用したいのであれば移転(住所変更)手続きをします。
別のプロバイダを使いたいのであれば、解約し、新居の住所で新規契約をします。

 

そして、解約をした場合は違約金が発生する場合があります。
違約金はフレッツの解約金と同じように、更新月が決まっており、更新月以外で解約した場合に発生します。
プロバイダごとに更新月・違約金額が決まっているので、プロバイダのHPで確認しましょう。

 

8.2電話番号は変更・そのまま?

フレッツ光を引越しのために移転した場合は、ひかり電話の番号はそのまま継続できます。
ただし、アナログ電話と同じで、違う局番の地域では同じ番号は使えません。

 

一度解約し、新居で新規契約する場合は、解約の際に加入電話にするなどの手続きを取らないと引越し先で同じ番号が使えません。
NTTに相談しましょう。

 

8.3オプションは継続可?

フレッツウイルスクリアやリモートサポートなど、各種オプションは移転後もそのまま利用可能です。

ひかりTVを利用の場合は、ひかりTVの住所変更手続きが必要です。
フレッツTVはマンションタイプのVDSL方式かLAN配線方式へ引越しした場合は使用できません。

 

まとめ:簡単に済ますなら「移転」、お得にするなら「乗換え」

フレッツ光利用者が引越す際には、「移転手続き」「乗換え」の2つの選択肢があります。

簡単に済ませるなら「移転」お得感を求めるならキャッシュバックねらいで「乗り換え」をしましょう。

 

 

 

乗換え先におすすめの光回線と、選ぶ際の基準を下記の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

インターネット比較の達人
【記事の内容は動画でも解説しています】 記事を読むのが面倒な方はこちらをご参照ください インターネット回線と言えば少し昔はフレッツ光が当たり前でしたが、現在は、 光コラボ各社 auひかり NURO光 などなど様々な選択肢が増えています。 ※

 

 

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