様々な理由で、ソフトバンク光の解約を検討されている方もいることでしょう。
ソフトバンク光の解約は電話一つで簡単にできますが、「解約方法や解約違約金」の内容を覚えていなかった為に、解約後に予想外の請求が来る事もあるかもしれません。
そこで今回は、ソフトバンク光を解約する時に注意すべき点と上手な解約方法などをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
①ソフトバンク光の解約時にかかる金額は?
ソフトバンク光を解約した月の支払い金額は、「解約違約金」や「工事費の残額」などが通常の利用料金に加算され、高額になる事があります。
「解約時にかかる金額」と「それらすべてを無料にする方法」などを説明していきますので、ご自身の契約に照らし合わせて確認してみてくださいね。
1.1解約違約金がいくらか確認しよう
ソフトバンク光の申込みの際は「自動契約更新型プラン」が案内されるので、ほとんどの利用者の方は、この更新型プランで契約をしています。
これは、スマホや携帯電話の契約と同じシステムで、更新月以外での解約は違約金がかかる代わりに、月の基本料金が安く設定されているのです。
ソフトバンク光契約プランと解約違約金の一覧 | ||
プラン名 | 月の基本料金 | 解約違約金額 |
自動更新プラン(5年毎) | 戸建てのみ:4,700円 ※TVオプション加入必須 |
15,000円 |
自動更新プラン(2年毎) | 戸建て:5,200円 マンション:3,800円 |
9,500円 |
自動更新なしプラン | 戸建て:6,300円 マンション:4,900円 |
0円 |
違約金なしで解約をしたい場合は、5年自動更新プランでは60か月毎、2年自動更新プランでは24か月毎の更新月で解約をする以外に方法はありません。
1.2工事費の残額も確認しよう
ソフトバンク光を「新規」または「他社回線からの乗り換え」で利用開始した場合、回線の開通工事が行われ工事費が発生しています。
- 立ち合い工事(建物の内部・外部):24,000円
- 立ち合い工事(建物外部のみ):9,600円
- 立ち合いなし工事:2,000円
※24・36・48・60回の分割払いが可能
ソフトバンク光の開通時には上記の工事費用がかかりますが、ソフトバンク光は「工事費分割支払い代金と同額を毎月の利用料金から割引く」サービスで、工事費が実質無料になっているため、工事費がかかっていたことを忘れている方も多いでしょう。
一般的な立ち合い工事(24,000円)の場合、1,000円×24ヵ月の割引きが受けられ実質無料になるのですが、割引き期間内に解約となった場合、工事費の残金は最後に一括での支払いになります。
そのため、ソフトバンク光の解約時にかかる代金は「解約違約金+工事費の残金」となります。
オプションに加入している場合、オプション毎にも最低利用期間が定められているケースもあり、解約違約金がかかることもありますが、ソフトバンク光の解約時にかかる違約金は、最大9,800円になっていますので、オプションにかかる違約金は請求されません。
1.3解約違約金と工事費がゼロになるタイミングは?
自動更新プランで契約をしている方は、更新月以外の解約で違約金が発生し、工事費残額も加算されると結構高額になってしまいますので、解約後に高額な代金が請求されないように、両方がゼロ円になるタイミングを把握しておくのは大事なことです。
2年自動更新型の契約の場合、24ヵ月目で解約をすると、工事費の分割支払い回の最終月にあたるので、工事費は残り1,000円で解約が可能です。
しかし、先ほど紹介した「工事費実質無料キャンペーン」の割引きが、利用開始6ヵ月後から始まるため、実際には始めの6カ月間は工事費を支払いしていることになるので、30カ月まで利用しないと工事費を無料にすることは出来ません。
その後2年ごとに来る更新月では(48か月目・60カ月目…)工事費は支払い済みの為、解約違約金と工事費の両方がゼロ円となります。
自動更新プラン(5年)を解約する場合は、「違約金と工事費の両方が無料」になるのは、60か月目です。
②ソフトバンク光の解約連絡先
ソフトバンク光の解約は、ソフトバンク光サポートセンターで電話のみでの受付となります。
ソフトバンク光 サポートセンター |
電話番号:(186)0800-111-2009 (通話料無料) ※固定電話、携帯電話、PHSから利用可能営業時間:10:00~19:00 |
ソフトバンク光へ連絡を行う際に、契約時に連絡先として登録した電話番号から、186を付けてかけることで、契約者の情報がスタッフに分かる仕組みとなっています。
BB光ユニットなどをソフトバンク光でレンタルしている場合は、機器の返却が必要となり、電話口でレンタル機器の返却先を口頭で伝えられますのでメモして必ず返却しましょう。
万が一、レンタル機器の返却を忘れたり・機器の返却期限が過ぎてしまった場合は、機器の実費相当額を請求される場合がありますのでご注意ください。
③ソフトバンク光解約その他の注意点
ソフトバンク光を解約する場合、支払いの他にもいくつかの注意点があり見落としがちなので、自分に該当がないか確認しておきましょう。
3.1ソフトバンクのアドレスは利用不可に
ソフトバンク光を解約すると、ソフトバンク光の「*****@ybb.ne.jp」メールアドレスは利用できなくなります。
しかし、Yahoo!IDを解約しなければ、「*****@yahoo.co.jp」のメールアドレスは利用可能ですので、「*****@ybb.ne.jp」のメールアドレスを登録している場合は、解約前に「*****@yahoo.co.jp」のメールアドレスに変更しておきましょう。
3.2解約と次に利用する回線の申込み順番にも注意
ソフトバンク光を解約した後は、他回線に乗り換えて引き続きインターネットを利用する方が大半だと思いますがその際に、解約と新規先の申込みの順番を間違えるとインターネットが使えない期間ができてしまいます。
契約が重なる月は支払いが2重になってしまうのがネックですが、インターネットが利用出来ない期間をなくすために、まず新規の回線の申込みを行い、新規回線の開通が確認が出来てから、ソフトバンク光を解約をするのがおすすめです。
3.3固定電話の番号が変わらないようにするには?
現在ソフトバンク光の光電話を利用している場合、新規のネット回線でも同じ電話番号が使えたら、変更の手間がなく嬉しいですよね。
その為には、ソフトバンク光の解約を行う前に、NTTに連絡し光電話をアナログ固定電話に戻し、新規の回線で再度光電話を申込めば、電話番号を引き継ぐ事が可能です。
しかし、ソフトバンク光加入時に取得した電話番号の場合は、ソフトバンクから割り出された電話番号ですので、NTTのアナログ電話に戻すことは出来ず、新規の回線で再度新しい番号が割り当てられます。
④更新月以外で解約違約金を実質ゼロ円にする方法
契約更新月以外で解約には違約金が必要ですが、それを回避するには契約更新月まで使い続けなければいけませんが、なかなか無料になるタイミングで解約する事は難しいのが現状です。
そこで、「違約金を実質ゼロ円で解約する方法」を紹介しますので参考にして下さい。
4.1他社解約金負担がある回線に乗り換える
新規に契約する回線に、他社の解約違約金を負担してくれるところを選ぶと、ソフトバンク光の更新月を気にすることなくいつでも解約する事が可能です。
他社の解約違約金を負担してくれるネット回線で、おすすめなのは「auひかり」です。
他社回線からauひかりへ乗り換えると、今まで使っていた回線の違約金を3万円まで負担してくれるので、ソフトバンク光の解約違約金(9,500円)をゼロ円にする事が可能です。
4.2キャッシュバックが高額な他回線で違約金を相殺する
ネット回線の契約時に受け取れるキャッシュバックで、解約違約金を相殺する事も可能で、その場合のおすすすめもやはり「auひかり」です。
auひかりは、代理店NNコミュニケーションズからの申込みで、高額のキャッシュバックを受け取れるからです。
auひかり代理店NNコミュニケーションズのキャッシュバック金額 |
ネットと電話:50,000円 ネットのみ:43,000円 ※マンションタイプはどちらも1万円減額 |
これほど高額なキャッシュバックにもかかわらず、オプションへの加入は不要ですので、安心して申込みができます。
先ほど紹介した、「解約金負担キャンぺーン」はauひかり公式の特典で、こちらの代理店特典とも併用が可能ですので、工事費の残額が無い方は、キャッシュバックをまるまる手にすることも可能です。
auひかり公式サイト・auショップ・その他の代理店から申込みをしても、上記のキャッシュバックはもらえませんので、必ずNNコミュニケーションズのキャンペーンサイトから申込んでくださいね。
auひかりのキャンぺーンの詳しい内容は、以下の記事が参考になります。
⑤ソフトバンク光の上手な解約方法
ソフトバンク光を解約する場合、契約更新月で解約を行えば違約金が発生しませんので、解約を検討している場合は、先にご自分の更新月を確認すると良いでしょう。
確認方法は、ソフトバンクカスタマーに電話する・WEB(My softbank)にログインする・ソフトバンクショップに行くとすぐに分かります、その時工事費の分割残金も一緒にご確認ください。
ソフトバンク光 |
My softbank
ソフトバンクカスタマーセンター:186+0120-981-030 10:00~19:00(土日は一部休止) (通話料無料)※固定電話、携帯電話、PHSから利用可能 |
更新月があと数カ月と迫っていたり、工事費の支払いが終わりそうな場合は、少し待った方がいいですし、まだまだ先の場合は解約違約金を負担している回線や、申込み時のキャッシュバックが大きい回線を選ぶと良いでしょう。
これらのことに注意し解約をするだけで、最後の支払い金額や新規先で受け取れるキャッシュバック額が何万円も違ってきますので、ぜひ上手に解約と新規の申込みをしてくださいね。
また、今回はおすすめ乗換え先にauひかりを紹介しましたが、auひかりが使えない地域や、あなたの条件には他の回線の方が合うという可能性もありますので、以下の記事でピッタリのネット回線の診断を受けるのもおススメです。