退会とは回線とプロバイダーを完全解約すること、解約はプロバイダーサービスだけ残して、回線のみを解約することをいいます。
OCNの場合、特に退会という概念が無いようなので、解約といえばOCNを完全退会することを意味します。
今回はOCNの解約について、
- 解約の費用はいくら掛る?
- OCNの解約の手順は?
- OCNから乗り換えるのに、お勧めの回線は?
以上のことについて、ご紹介していきますよ!
この記事の目次
OCN光を解約すると費用はどれくらい掛る?
違約金の発生について
OCN光は、通常「2年自動更新型割引」を適用させたプランで申し込みます。
2年自動更新型にしないと、1,100円月額料金が高くなってしまうからです。
この2年自動更新型割引で契約した場合は、契約更新月以外にOCN光を解約すると11,000円の違約金が発生します。
契約更新月とは、2年自動更新型割引の割引開始月を1カ月目として、25カ月目および26カ月目の2ヶ月間のことをいいます。
OCN光を、新規または転用で利用開始した月は、月額料金が発生していないので、翌月から2年自動更新割引が適用されています。
例を挙げると、2016年3月にOCN光を新規契約した人は、2018年4月と5月が解約違約金の発生しない契約更新月になります。
それ以外の月に解約すると11,000円請求されるという事です。
工事費の残債が残っている場合
OCN光の新規開通時の工事費は、一括で支払うことも可能ですが、分割で支払っている方が多いかと思われます。
建物 | 工事費 |
戸建て | 初回3,000円+500円×30回=18,000円 |
マンション | 初回3000円+400円×30回=15,000円 |
これらの分割払いがまだ終わらないうちにOCN光を解約した場合、未払い分の残債を一括で支払うよう請求されます。
日割りの利用料はどれくらい?
OCN光を解約する最後の月は、1か月分まるまる利用料が発生するのか、それとも日割り計算で利用した日にちだけ支払うのかが気になる方もいるでしょう。
OCN光では日割りはありません。
1日で解約しても、月末に解約してもまるまる1か月分の利用料金が発生します。
このためOCN光は、なるべく月の後半に解約した方がお得です。
回線の撤去料について
OCN光の回線撤去は任意で、たとえ撤去工事を依頼したとしても費用は無料です。
基本的には、屋内配線や光コンセントなどの宅内設備を残したままにする人が多いです。
最初に光回線を引き込むときに原状回復の約束をしていたり、大家の許可を得ずに引き込んでいた場合などは、回線撤去を求められる可能性もあります。
引っ越しで退去する前に、大家や管理会社へ確認しておきましょう。
機器の郵送
ONUやルーターなどのレンタル機器は、返却をする必要があります。
返却先はNTTで、郵送料は掛りません。
解約手続きをすると、NTTから「レンタル機器回収キット」が郵送されてきます。
返却先は、着払い伝票に記載されていますよ。
機器の紛失等で返却できない場合、賠償金を請求される可能性があるので、忘れずに返却するようにしましょう!
その他事務手数料など
その他、解約に関して事務手数料等は発生しません。
別に掛る可能性がある費用は、OCN光を申し込んだときに、代理店のキャッシュバックを貰っていた場合です。
「○○ヶ月以上継続利用すること」が条件になっていたりすると、その条件を満たせなかった場合、キャッシュバックの返金を求められる可能性があります。
この条件はだいたい長くても24ヶ月なので、それ以上利用した方は関係ありません。
OCN光の解約手続き・手順
OCN光の解約は電話で受け付けています。
下記電話番号へ掛けて、解約したい旨を伝えましょう。
カスタマーズフロント:0120-506-506
受付時間:10:00~19:00
撤去工事が必要な場合は、その電話で撤去工事日の調整をします。
工事が無い方には返送キットが解約日の前に送られてくるので、解約日に自分で機器を外し、返送すれば完了です。
引越をする場合
引っ越しの場合は解約ではなく、移転の手続きを取ることができます。
OCNマイページから申し込みをするか、0120-506-506へ移転の申し込みをします。
移転手続きのメリットは解約違約金が発生しないことぐらいですが、新居ではまた新規工事費が掛ります。
引っ越し先で他社回線へ乗り換えるか、一度OCN光を解約し、新居でOCN光を再契約したほうがお得でしょう。
OCN光を引っ越し先で新規にするためには、家族の別の名義で申し込めばOKです。
同じままの名義だと移転とみなされる可能性があります。
OCN光を解約し、引っ越し先で新規で申し込めば、キャンペーンが適用されるのでキャッシュバックが貰えます。
OCNの申し込みはラプターがお勧め
特典 |
10,000円キャッシュバック |
キャッシュバックは、最短2ヶ月で現金振り込みされます。
難しい手続きはなく、申し込み時にラプターからの電話で口座を伝えるだけなので、簡単です。
さらに、2018年2月1日~2018年5月31日の期間中に申込み、2018年11月30日まで新規開通された方は新規開通工事費が無料になります。
つまり移転手続きだとかかる工事費が、一度解約し、新規(別名義)で申し込めば費用が掛らないんです!
オプションの解約について
OCN光を解約すれば、オプションもすべて解約になります。
オプションだけ個別に解約したい場合は、OCNマイページ、または電話で手続きします。
OCNひかり電話、テレビオプション、リモートサポートサービスは、電話での解約のみ受け付けています。
電話:0120-506-506
その他、オプションの解約については、こちらのWEBページで確認できます。
OCN光を解約する前に知っておきたい注意点
OCNのメールが使えなくなる
OCN光を解約すると、OCNメールアドレスは使えなくなります。
必要な場合は、月額250円のプランへ変更し、メールアドレスを残して使い続けることは可能です。
基本的には、プロバイダーメールは使わないことを推奨します。
フリーメールを使うか、プロバイダー以外の有料でメールアドレスを提供しているサービスを利用すれば、いちいち回線を変えただけでメールアドレスが変わることがありません。
電話番号が変わる可能性がある
OCN光を解約すると、同じ電話番号が今後使えなくなります。
ただし、現在使っている番号が、NTT加入電話から番号ポータビリティで移行したものなのであれば、同じ番号をNTT加入電話へ戻すことができます。
その後、新規に光回線を契約したら、光電話へNTT加入電話から番号ポータビリティで移行して番号を引き継げます。
OCNひかり電話を契約した際に新規で取得した電話番号については、OCN光の解約と同時に必ず失われてしまいます。
OCN光を乗り換える場合にお勧めの回線
他社回線へ乗り換えるために、OCN光を解約したいという人もいるでしょう。
乗り換える理由には、通信速度や月額料金について検討しなおす方が多いようです。
基本的にOCN光の月額料金は安いですが、スマホとのセット割を使えば、ソフトバンク光やauひかり、ドコモ光の方が安くなります。
通信速度も、OCN光はPPPoE方式なので、インターネット利用者が増える夜間帯になると1Gbpsの契約なのに、実質は1~5Mbpsほどしか出ないというケースも多いです。
ソフトバンク光やauひかり、またはドコモ光の一部のプロバイダーに乗り換えればIPoE(IPv4/IPv6)方式になるので、ネットワークの混雑に強く、OCN光よりも通信速度が速くなる可能性が高いです。
さらにソフトバンク光とauひかりは、乗り換え先で解約金を負担してくれるので、コストを気にせずOCNから乗り換えやすいです。
各社の光回線について比較をしたい場合は、下記の記事で詳しく解説しているので、こちらもご覧ください↓
乗り換えについては、光回線だけではなく、ホームルーターにするのもお勧めです。
ホームルーターを選ぶなら、お勧めはソフトバンクエアーです。
2年間3,800円で利用できるので、戸建て住まいなら、こちらがずっと安いです。
OCN光の解約違約金もソフトバンクが還元してくれますし、代理店経由で申し込めばキャッシュバックも貰えます。
ホームルーターが便利なのは、工事が不要で、家の電源コンセントに繋ぐだけで、家の中にWi-Fi環境が作れる事です。
それに、工事費の初期費用が掛らないのも大きなメリットですね。
引っ越しする場合も、ホームルーターを新居へ持っていくだけなので簡単です!(MySoftBankで住所変更届は必要)。
ホームルーターの通信速度は速い?
ホームルーターは光回線じゃないので、通信速度が遅かったり、不安定じゃないのかと思うかもしれません。
ソフトバンクエアーは比較的安定して、速度も遅くはないです。
むしろ光回線のPPPoE方式で繋ぐより、実測値は速いです。
だいたい平均で下り30Mbps前後出ますが、これだけの速度なら、高画質動画も止まることなく視聴できます。
ソフトバンクエアーのキャンペーンや評判について、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
まとめ:OCNを解約して乗り換えるなら、ソフトバンク光・auひかりがお勧め
OCN光の解約違約金は、11,000円です。
契約更新月に解約できれば、解約違約金はかかりませんが、なかなかタイミングうまく解約できるケースは少ないと思われます。
解約違約金以外にも、工事費の残債が残っていると、残りを一括で支払うことになります。
OCN光をまだ1~2年ほどしか利用していない場合は、工事費の分割払いが終わっていないので、解約時に発生する費用が高くなります。
解約するタイミングは、よく検討して下さいね。
もし他社回線へ乗り換えるのであれば、OCN光解約時に発生する解約違約金を負担してくれるソフトバンク光かソフトバンクエアー、auひかりがお勧めですよ!
ソフトバンク光のキャンペーンは、こちらの記事で詳しく解説していますので、ご覧下さい↓
auひかりのキャンペーンについては、こちらの記事で詳しく解説しています↓
どの光回線にするか悩んだら、下記の記事を参考にして下さい↓