auひかりホームを解約するときに、
「光回線設備の撤去が義務」
になりました。
そのため、28,800円(税別)の撤去費用がかかるようになりました。
しかし、撤去費用はauひかり契約者全員が支払わなければならないわけではありません。
この記事では、
- auひかりホームの撤去費用28,800円がかかるケース
- 撤去費用を無料で済ませられる3つの方法
を掘り下げます。
【この記事でわかること】
- 撤去費用がかかるのはauひかりホームに2018年3月以降に申し込んだ方
- auひかりホームに2018年2月以前に申し込んだ方は撤去費用が不要
- auひかりマンションの方は撤去費用がかからない
撤去費用がかかる人には、
「撤去費用を無料にできる裏技」
も紹介します!
撤去費用を無料にできる3つの裏技の中で、
「あなたに一番ぴったりの方法」
までわかる内容になっています。
この記事の目次
①auひかりの撤去費用はいつからかかるようになったの?
auひかりの撤去費用が必要になったのは
「2018年3月1日以降のauひかりホーム申込者」
からです。
たとえば、
- 申込受付が2018年2月15日
- auひかりホームの開通が2018年3月15日
という方は、申し込み受付日が基準となるので辞めるときに撤去費用はかかりません。
申込受付の時期 | 撤去費用 |
2018年2月以前 | かからない |
2018年3月1日以降 | かかる |
しかし例外があり、たとえ2018年2月以前の申し込み受付だとしても、
- auひかりホーム10ギガ
- auひかりホーム5ギガ
へ変更申し込み受付をした方は、辞めるときに撤去工事費がかかります。
1.1 撤去費用は28,800円
撤去費用は税別28,800円です。
2018年2月以前のauひかりホーム申込者(撤去費用の改定前)は、
- 任意で撤去することが可能
- 費用は1万円
でした。
なので、倍以上の値上がりと、任意ではなく強制となったのが変わった点です。
1.2 対象サービスはauひかりホーム
auひかりマンションであれば、そもそも撤去工事は不要です。
auひかりを解約するときに撤去工事が必須で費用が発生してしまうのは、
「戸建て住宅に提供しているauひかりホームのみ」
になります。
auひかりホームには、
- 1ギガ
- 5ギガ
- 10ギガ
と3パターンありますが、すべて対象です。
1.3 撤去に従わない場合は賠償金がかかる
auひかりホームの回線撤去は強制です。
しかし、撤去工事には家の敷地内に入らなければいけないので、契約者の許可や立ち合いが必要で、住居人の許可なくKDDIが勝手に工事をすることはできません。
なので、何かと理由を付けて工事を拒否する人が出てくることもあります。
そうならないためにも、KDDIでは撤去工事を拒否した人に対して賠償金を定めています。
<撤去工事を拒否した場合の賠償金>
- 自社アクセスエリア…月額99円。年間1,188円。
- シェアードアクセス方式東日本エリア…月額341円。年間4,092円
- シェアードアクセス方式西日本エリア…月額577円。年間6,924円。
ちなみに、これらの規定は2018年3月1日以降のauひかりの契約約款にきちんと記載されていることで、auひかりを使っている人はこの契約約款に同意していることになっています。
なので、争っても確実に負けるので、素直に回線撤去して撤去費用を支払いましょう。
②auひかりの撤去費用が必要になった背景
もともとはauひかりの引き込み線を残留させる場合、
「保守管理費用をKDDIが負担」
していました。
その保守管理費用を
「ユーザーに負担してもらおう」
というのが、撤去費用を取るようになった理由です。
【具体的にどんなコストがかかるの?】
引き込み線が残留したままだと、車両事故や災害などで断線し復旧工事などが必要になったりと、後々コストがかかります。
それに、auひかりの光ファイバーのほとんどはNTTのものを借りてユーザーへ提供しています。
NTTから光ファイバーを借り続けたままだとNTTへ保守管理費用を支払い続けなければならなくなるので、負担が大きいのです。
引き込み線を残留したからといって、再利用になるケースもほとんどないため、コストがどんどん膨らんでいき、やむなくこのような方針をとるに至ったとのことです。
引っ越しでauひかりの撤去費用が免除されるケース
auひかりホームを利用中に引っ越しをする場合、撤去工事も当然行います。
しかし、撤去費用は引っ越し先でも
「同一プロバイダにてauひかりを使うのであれば免除」
となります。
もしくは、引っ越し元のプロバイダがau one netの場合に限り、
「auひかりではなくau Wi-Fiを引っ越し先で使う場合も免除」
となります。
引っ越しで免除になるケースと免除ならないケースを表にまとめたので参考にしてください。
引っ越し先でauひかりを使う | 引き続きプロバイダを使う | 免除になる |
別のプロバイダを使う | 免除にならない | |
引っ越し先でauひかりを使わない | au Wi-Fiルーターを使う(引っ越し元プロバイダがau one netに限る) | 免除になる |
au Wi-Fiルーターを使わない | 免除にならない |
引っ越し手続きはauひかりで契約している各プロバイダへ申し込みます。
そうすれば、引っ越し先で同一プロバイダでauひかりが使えるので免除となります。
これはあくまで引っ越しによる解約時の免除の規定です。
引っ越し手続きではなく一度解約して再度引っ越し先で新規契約する(新規キャッシュバック狙いで)といった形では、たとえ同じプロバイダでも免除にならないので気を付けましょう。
- 引越し手続きをするべきか
- 一度解約して新規契約するべきか
どちらがお得かは、あなたが現在使っているプランによって決まります。
auひかりの撤去費用を無料にする3つの方法
撤去費用が28,800円もかかると事前にわかっていると、だれもauひかりホームを契約しなくなってしまうのでは?と思うかもしれません。
たしに、auひかりホームの撤去費用がネックとなり申し込みに踏み切れないでいる人も多いです。
そんな人のために、auひかりホームの撤去費用を無料にする方法を3つ紹介します。
4.1 撤去工事費を負担してくれる回線に乗り換える
撤去工事費を負担してくれる回線へ乗り換えるのが一番簡単かつ確実な方法です。
ただし、撤去工事費を負担してくれる回線自体が少ないので選択肢が狭いのがデメリットです。
撤去工事費を負担してくれる乗り換え先回線の候補は、
- ソフトバンク光
- ソフトバンクエアー
の2つです。
同じソフトバンクなので、両方とも同じキャンペーンを行っています。
それが、「あんしん乗り換えキャンペーン」です。
あんしん乗り換えキャンペーンでは、
- auひかりホームの撤去費用28,800円だけでなく
- 更新月以外に解約した場合に発生する契約解除料
についても負担してくれます。
また、代理店エヌズカンパニーから申し込むと代理店キャッシュバックももらえるため、利用することをおすすめします。
【No. 1申し込み窓口 エヌズカンパニー】
<キャンペーン内容>
乗り換え先 | あんしん乗り換えキャンペーン | 代理店キャッシュバック |
ソフトバンク光 |
など他社回線解約時に発生する費用を最大10万円還元 |
33,000円 |
ソフトバンクエアー | 30,000円 |
<人気の理由>
- 申し込み窓口の中でキャッシュバックが最高額
- 最短2ヶ月で100%キャッシュバックが貰える
- IPv6対応のWi-Fiルーターが無料で貰える
- 有料オプションに加入する必要なし
- ソフトバンク本社から4期連続受賞の優良代理店
\速度重視ならソフトバンク光/
\工事不要で使いたいならソフトバンクエアー/
4.2 代理店の撤去費用負担キャンペーンを利用(これからauひかりを申し込む場合)
最後に紹介する方法は、
- 現在まだauひかりを使っていない
- これから戸建てでauひかりホームを使おうかと考えている
そんな方向けです。
申し込む際に代理店NNコミュニケーションズを経由すれば、将来発生することになる撤去費用をNNコミュニケーションズが負担してくれます。
<条件>
- NNコミュニケーションズからauひかりホーム(プロバイダSo-netかBIGLOBE)を申し込む
- 解約に合わせてNNコミュニケーションズで新たにSo-net光プラスかビッグローブ光を申し込む
ちなみにSo-net光プラスとビッグローブ光は、
- 月額料金が安い
- auスマートバリューが使える
という理由で、auひかりの乗り換え先だとおすすめの2社です。
そうすれば、将来的にauひかりホームを解約したとしても、撤去費用相当額31,680円をNNコミュニケーションズから還元されます。
加えて、新規でauひかりホームを申し込む際のキャッシュバックもNNコミュニケーションズからもらうことができます。
たとえauひかりホームを解約する予定が今のところないとしても、お得であることには変わりません。
【No. 1申し込み窓口 NNコミュニケーションズ】
<人気の理由>
- 申し込み窓口の中でキャッシュバックが最高額
- 最短1ヶ月で100%キャッシュバックが貰える
- IPv6対応のWi-Fiルーターが無料で貰える
- 有料オプションに加入する必要なし
- KDDI本社から唯一15期連続受賞の優良代理店
- 解約時に31,680円(税込)の撤去費用相当額をキャッシュバックしてくれる
以下の記事で、NNコミュニケーションズに実際に申し込んだ流れ(体験談)を紹介しています!
4.3 マンションに引っ越しをしてから解約する
引っ越しに伴う解約であれば、引っ越し先でauひかりを使う場合に撤去費用が免除になる点は先にお話ししました。
このルールを応用し、撤去費用を無料にする方法です。
たとえば、引っ越しで免除されるといっても、戸建てから戸建てへ引っ越した場合、いずれ最終的にauひかりホームを解約してしまえばその時点で撤去費用がかかりますよね。
しかし、
“戸建てからマンションへ引っ越してから解約した場合”
は、
最終的にauひかりマンションを解約しても撤去費用がかかりません。
auひかりマンションはもともと撤去工事が不要だからです。
もともとマンションへ引っ越す予定の方であれば簡単です。
そうでない場合はマンションに住んでいる別の家族の住所へauひかりの引越し手続きを行って、その家族にauひかりを使い続けてもらえばいいのです。
そして、自分の家ではまた別の光回線を契約して使う形にします。
引越し手続き自体は非常に簡単です。
【auひかり 引越し手続きの流れ】
- KDDIへ電話かインターネットで連絡
(引越し先でauひかりを利用したいという内容を伝える) - 1〜3週間後に工事日の連絡が来る
(電話サービスも申し込んだ場合は、新しい電話番号も届く) - 予定した工事日に開通工事の立会い
(30分程度) - インターネット機器を繋ぐとネットが使える
電話やインターネットでの連絡は、下記の窓口からできます。
【電話での連絡先】
- 対応窓口:KDDIお客様センター
- 電話番号:0077-7078
- 対応時間:年中無休(受付時間は9:00~20:00)
【インターネットでの連絡先】
- 対応窓口:お引っ越し情報入力フォーム|KDDI
- 連絡フォーム:お引っ越し情報入力フォーム|KDDI
- 対応時間:24時間いつでも(年中無休)
auひかりの引越しに関して詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ
auひかりの撤去費用は次の場合にかかります。
【auひかりの撤去費用まとめ】
- 戸建て住まい(auひかりホーム1ギガ、5ギガ、10ギガ)
- 2018年3月1日以降に申し込み受付をした、または、5ギガ・10ギガへ変更申し込み受付をした
- 撤去費用は28,800円(税別)
ちなみに、引っ越しに伴う解約で、引っ越し先でauひかりを使うのであれば撤去工事自体はしますが、撤去費用は取られません。
それ以外の方法で、auひかりホーム解約時に撤去費用を無料にする方法は、
【撤去費用を無料にする方法】
上記のいずれかの方法をとればOKです。
auひかりホームの撤去費用は安くはないので、今回紹介した3つの方法のいずれかを使って、賢くauひかりの契約&解約を行いましょう。