どこへでも持ち運んで使えるモバイルルーターはとても便利です。
でも、多くの事業者があるのでどこを選べばいいのか迷いますよね。
この記事を見ている方は、
「C mobileが競合他社と比較して良いのか悪いのか?」
を知りたいと思っていることでしょう。
今回は、
- C mobileがどのようなサービスなのか
- C mobileのメリット・デメリット
を徹底的に調査しました。
モバイルルーター選びの参考にしてください。
40社以上のモバイルルーターを比較した中で、「今最強コスパのモバイルルータ」を下記の記事で大暴露しています!
- 利用通信量は制限無しがいい
- とにかく月々の支払いを安くしたい
- 端末の返却の手間がかかるのが嫌だ
という方は、コスパの高いMugen Wifiをおすすめしております。
この記事の目次
①C mobileの基本概要
C mobileの基本情報をざっと表にまとめたものです。
時間のない方はこの項目だけでも見ていってください。
C mobileの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社NEXT ONE |
初期費用 | 3,000円 |
月額料金 | 使い放題プラン:3,600円
5G制限プラン:2,800円 |
データ通信量 | 【使い放題プラン】
3日で2GBまで 【5G制限プラン】 3日で500MBまで&月間5GBまで |
最大通信速度 | 下り150Mbps/上り50Mbps |
通信ネットワーク | ドコモXi |
海外利用 | 不可能 |
端末 | FS030W |
到着日 | 1週間程度でお届け |
支払い方法 | クレジットカード |
契約期間 | 3年自動更新 |
解約違約金 | 9,500円 |
端末の返却 | 不要
(SIMカードの返却は必要) |
補償オプション | 400円/月 |
補償内容 | 火災・盗難・紛失・破壊・落雷・水漏れ
(2,000円で端末交換可能/SIMカード交換が必要な場合は別途3,000円) |
機器弁済金(補償未加入時) | 30,000円 |
ドコモXiの電波を使用
C mobileは、数あるWi-Fiサービスの中では珍しい、
ドコモXiの電波を使ったモバイルルーター
です。
競合他社のほとんどは、
のどちらかです。
ドコモXiとは?
ドコモXiとは、
「ドコモの4G」
をそう呼んでいるだけです。
【各社4Gの呼び方】
- ドコモ…Xi(クロッシィ)
- KDDI…4G LTE
- ソフトバンク…4G LTE
会社により微妙に対応エリアは違いますが、基本的にはほぼ同じと考えてもいいでしょう。
なので、基本的には
- ソフトバンク4G LTE
- クラウドSIM
を使っているWi-Fiサービスと繋がりやすさはほぼ一緒です。
端末は他社でもよく使われているFS030W
モバイルルーターFS030Wは、
- 通信速度が下り150Mbps・上り50Mbps
- コンパクトな形状
- 連続通信約20時間とバッテリーの持ちも良い
ことから人気の端末です。
それがだいじWi-FiやSAKURA WiFi、ギガゴリWiFiなど多くの競合他社でも採用されています。
海外利用はできない
C mobileを検討している人は、
「海外利用はできない」
という点に注意してください。
最近のWi-Fiサービスは、クラウドSIMを使用しているケースが多いです。
クラウドSIMは、
- モバイルルーターをそのまま海外へ持っていくだけでOK
- 1日料金で海外でも使用できる方式
で人気です。
たとえば、
などがそうなっています。
C mobileはクラウドSIMではなく、ドコモのSIMカードが本体に入っているタイプです。
なので、国内のみでしか使えません。
②他社と比較したC mobileのメリット
競合他社と比較した場合のC mobileのメリットがこちらです。
【C mobileのメリット】
- 電波が非常に繋がりやすい
- 端末を返却しなくていい
- 補償オプションのカバー範囲が広い
それぞれ詳しく解説します。
メリット⑴:電波が非常に繋がりやすい
ドコモXiは、
- 田舎
- 山間部
- 地下鉄内
でも繋がりやすい電波です。
たとえば、モバイルルーターとして一番有名なものにWiMAXがあります。
しかし、WiMAXのエリアは実はそれほど広くはありません。
なので、今までWiMAXの電波状況に不満を持っていた方でも、
C mobileにすれば繋がり具合が改善する可能性は十分に高い
でしょう。
それに、
- 壁の厚いビル内
- 地下鉄内
でも繋がるのが携帯キャリアの電波の特徴でもあります。
ソフトバンク4G LTEと比較した場合も、
「田舎や山間部ではドコモXiのほうが良くつながる」
という評判はまだ多いです。
携帯3キャリア間の対応エリアの差は徐々に無くなりつつあります。
ですが、まだ現時点ではドコモが繋がりやすさNO.1でしょう。
メリット⑵:端末を返却しなくていい
C mobileで提供されるモバイルルーターFS030Wは
利用者が購入
して使います。
なので、レンタル品ではないため、解約時に返却はしなくてもOKです。
ただし、FS030Wの中に入っているSIMカードの返却は必要です。
SIMカードが返却できない場合、
3,000円請求
されます。
メリット⑶:補償オプションのカバー範囲が広い
C mobileの補償オプションは月額400円ですが、その範囲が広いのがメリットです。
たとえば、Mugen WiFiと比較するとこうなっています。
C mobile | Mugen WiFi | |
補償オプション料 | 400円/月 | 500円/月 |
どういった場合に補償されるか | 火災・盗難・紛失・破壊・落雷・水漏れ | 破損・水濡れ |
対応内容 | 2,000円で端末交換可能(SIMカード交換が必要な場合は別途3,000円) | 新品と交換 |
補償オプション未加入時の交換費用 | 30,000円 | 20,000円 |
Mugen WiFiでは対応外の紛失・盗難もC mobileでは補償範囲内となっています。
③他社と比較したC mobileのデメリット
競合他社と比較した場合のC mobileのデメリットがこちらです。
【C mobileのデメリット】
- 月額料金が高い
- ネット使い放題プランでも速度制限が厳しい
- 契約の縛りが3年自動更新なのはきつい
- 途中解約は端末残債が発生
それぞれ詳しく解説します。
デメリット⑴:月額料金が高い
C mobileは
使い放題プランで3,600円
です。
月額料金 | |
C mobile | 使い放題プラン3,600円
5G制限プラン2,800円 |
Mugen WiFi | 3,280円 |
WiMAX(GMOとくとくBB) | 1~2カ月目3,690円
以降4,263円 |
Mugen WiFiであれば、
データ通信量無制限ですが3,280円
で使えます。
そのため、C mobileよりも
月あたり320円も安い
わけです。
WiMAXと比較するとC mobileのほうが一見安いです。
ですが、GMOとくとくBB WiMAXの場合、約3万円のキャッシュバックが貰えます。
それを考えるとやはりC mobileのほうが割高だと言えます。
また、C mobileの5G制限プランは2,800円と確かに金額だけは安いです。
しかし、
月にたったの5GB
しか使えません。
1GBあたりに換算すると逆にすごく割高と言えます。
デメリット⑵:使い放題プランでも速度制限が厳しい
C mobileのデータ通信量について見てみましょう。
データ通信量 | 速度制限 | |
C mobile(使い放題プラン) | 2GB/3日 | 128Kbpsに制限。3日間の通信量が2GBを下回ると解除 |
Mugen WiFi | 無制限(口コミ評判によるとおおよそ300GB/月) | 月末まで384Kbps |
WiMAX | 10GB/3日 | 翌日18時~翌々日2時頃まで概ね1Mbps |
C mobileの使い放題プランは、ネーミング的に無制限だと思ってしまい紛らわしいです。
無制限ではなくしっかり厳しい速度制限を設けています。
C mobileは、
3日で2GBを超えた場合128Kbpsに速度制限
されます。
これは、3日で10GBを超えた場合に1Mbpsに速度制限されるWiMAXと比較すると分かりやすく、
- データ通信量はWiMAXの5分の1
- 速度制限時の速度もWiMAXの8分の1
しか使えないわけです。
データ通信量を気にせずタップリ使いたいのであれば、
月に300GB使えるMugen WiFi
が一番優れています。
デメリット⑶:契約の縛りが3年自動更新なのはきつい
C mobileは3年自動更新契約です。
解約の申し込みがない限り
- 6年
- 9年
- 12年
と自動更新される仕組みです。
契約期間 | 違約金 | |
C mobile | 3年自動更新 | 更新月以外9,500円
更新月(37カ月目、73カ月目…)0円 |
Mugen WiFi | 最低2年 | 1~12カ月目9,000円
13~24カ月目5,000円 25カ月目以降0円 |
WiMAX(GMOとくとくBB) | 3自動更新 | 1~24カ月目24,800円
25カ月目以降9,500円 更新月(37カ月目、73カ月目…)0円 |
解約の際は
9,500円の契約解除料(違約金)
が発生します。
しかし、
更新月の解約は0円
で済みます。
提供開始月の翌月を1カ月目とし36カ月目の翌月(37カ月目)が1回目の更新月。
この3年自動更新契約というのは長すぎます。
しかも更新月が1カ月間しかありません。
解約料なしでタイミングよく解約するのは難しいでしょう。
それに対しMugen WiFiであれば、25カ月目以降はいつ解約しても違約金がかかりません。
C mobileと比較すると縛りがとても緩いです。
デメリット⑷:途中解約は端末残債が発生
C mobileの端末は買取型となります。
買取金額は1,300円×36回払いで合計46,800円です。
ですが、実際は36カ月間の契約期間満了まで使えば毎月1,300円割引が入っています。
そのため実質無料で手に入ります。
逆に言えば、契約満了月まで使用しないで解約してしまうと、
端末割引が効かなくなるため残債は実費
で支払う必要が出てきます。
残債15,600円は自腹になり、更新月以外の解約料9,500円と合わせて支払う。
ちなみに、WiMAXであれば端末は0円で提供されるのでこのような残債は発生しません。
Mugen WiFiも24カ月以内での解約の場合は端末を返却すれば残債は発生しません。
また、25カ月以上使えば端末が無料で自分のものになる仕組みです。
- C mobileの端末は買取型ですが、端末割引があるので実質無料です!
- 契約満了前に解約すると残債が実費支払いとなります!
④C mobileの口コミ・評判
C mobileの口コミ評判を探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。
やはり、ドコモXiを使うモバイルルーターはマイナーなのでしょう。
ほとんど使っている人はいないのかもしれません。
⑤C mobileの解約方法もチェック
C mobileの公式サイトには解約方法に関する記載はありませんでした。
おそらく利用中の方が使う公式カスタマーセンターへ電話すればいいでしょう。
電話番号:050-3387-0630
受付時間:11時~19時
解約の際には、SIMカードの返却が必要です。
解約月の翌月5日19:00までに返却してください。
⑥C mobileはおすすめできない方
以上のC mobileのメリット・デメリットなどを総合的に判断してきました。
その結果、C mobileがおすすめできないのは、次の項目に当てはまる人です。
【C mobileはおすすめできない方】
- 動画をよく視聴する人
- 3年以内に解約の可能性がある人
- 利用料金を抑えたい人
YouTubeやNetflixなど動画をよく視聴する人にC mobileはおすすめできません。
C mobile は、
3日で2GBを超えると速度制限
がかかります。
なので、720p画質のYouTubeを4時間も見ると速度低下して使い物にならなくなります。
また、C mobileは3年自動更新契約です。
なので途中解約時には
- 違約金9,500円
- 端末残債
も発生してしまいます。
早期に解約の可能性がある方は絶対にやめるべきです。
そして、そもそも月額料金も3,600円と安くはないため、あらゆる面でおすすめできません。
C mobileがおすすめできない人に当てはまる場合は、Mugen WiFiが一番おすすめできます。
Mugen WiFiであれば、
- 月額3,280円
- データ通信量が300GB/月も使える
- C mobileとほぼ同じ対応エリア
となっています。
- 利用通信量は制限無しがいい
- とにかく月々の支払いを安くしたい
- 端末の返却の手間がかかるのが嫌だ
という方は、コスパの高いMugen Wifiをおすすめしております。
C mobileがおすすめできる方
この項目に当てはまる人にのみ、C mobileはおすすめできます。
【C mobileがおすすめできる方】
- ドコモのXiエリアで使いたい人
ドコモのXiエリアで使いたいという人であれば、C mobileは利用してもいいかもしれません。
ただし、ドコモXiエリアがソフトバンク4G LTEとそれほど違うわけでもありません。
なので、特にドコモXiにこだわりがないのであれば基本的にC mobileはおすすめできません。
C mobileまとめ
総合的に判断した結果、C mobileは基本的におすすめできません。
ドコモXiエリアで使える珍しいタイプのモバイルルーターです。
ですが、ドコモXiエリアで使えることがそれほど大きなメリットとは言えないでしょう。
C mobileを契約するよりも、Mugen WiFiをお勧めします。
Mugen WiFiのほうが
- クラウドSIMでトリプルキャリアに対応
- 月額料金の安さ
- 月間データ通信量
などあらゆる面でお得です。
MUGEN WiFi公式サイト
40社以上のモバイルルーターを比較した中で、「今最強コスパのモバイルルータ」を下記の記事で大暴露しています!
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