NTTフレッツ光では、光回線を利用した電話のサービスが提供されており、NTTの固定電話より基本料金が大変安く設定されています。
今回は、ドコモ光の電話サービスの「月額料金」「初期費用」「通話料」「オプション」などについてまとめてみました。
ドコモ光で光電話を検討中の方は、ぜひ契約前に読んで参考にしてくださいね。
これからドコモ光を始める方は、記事の最後にお得な申込み先を紹介していますのでお楽しみに。
下の記事で、ドコモ光のキャンペーンがお得な窓口を、徹底的に比較しています。
現在、一番お得な窓口がわかりますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
①光電話と固定電話の違いは?
まず始めに、「固定電話」と「光電話」の違いについて説明します。
「固定電話」は、NTTが提供のアナログ回線などを利用した電話回線で、市外局番と市内局番を用い、地域によって通話料金が異なる電話のことを言います。
「光電話」は、ネット回線を利用した電話回線で、通話料金は全国一律ですが、一部発信できない電話番号(「114」お話中調べや「0170」伝言サービスなど)があります。
NTT固定電話の番号は光電話でも引き続き利用可能ですが、NTT固定電話の番号をお持ちでない方には、「050」から始まる電話番号がドコモ光電話で新しく発番されます。
②ドコモ光の光電話の各種料金
ドコモ光の光電話サービスの料金は、NTT固定電話に比べ大変お得ですが、単に通話料金が全国一律というだけでは、どれだけ差がでるのか分からりずらいので「基本料金・初期費用・オプションサービス」の料金を比較し解説します。
2.1 NTT固定電話とドコモ光電話の基本料金
NTT固定電話とドコモ光電話の基本料金に、ドコモ光電話のお得なオプションパックを含めて表にまとめました。
NTT固定電話とドコモ光電話料金表 | |||
NTT固定電話 | ドコモ光 光電話 | ||
ドコモ光電話 | ドコモ光電話バリュー | ||
月額料金 | 1,600円 | 500円 | 1,500円 |
備考 | 発信者番号通知などオプションサービスは別途加入が必要 | 発信者番号表示など6つのオプションサービスと480円分の無料通話が付き ※1 |
月額基本料金は、ドコモ光電話がNTT固定電話より毎月1,100円も安いことが分かります。
またドコモ光電話には、6つのオプションサービスと480円分の無料通話が付いたお得な「ドコモ光電話バリュー」というオプションセットがあります、こちらのプランを選んだ場合でも、NTT固定電話の基本料金より安く利用できるのでおススメです。
※1 無料通話480円の未使用分は翌月に限り、繰り越すことができますが、翌月に使い切らなかった場合は繰り越されません。
ドコモ光電話バリューに含まれるオプションは、後程詳しく紹介します。
2.2ドコモ光初期費用
初期費用は、契約方法により料金がだいぶ違ってきますので、ご自分の契約パターンがどれに当てはまるのかご確認ください。
【ドコモ光と光電話を同時に申し込んだ場合】
【ドコモ光契約後に光電話を追加で申込む場合】
このようにドコモ光と光電話は同時に申込むと、光電話の事務手数料はかからず、光電話の工事費も安く済ませることができるので、一緒に契約する事をおすすめします。
※1ドコモ光電話で番号ポータビリティを行う場合、NTTの電話回線の利用を休止する必要があり、休止工事料金として2,000円が別途請求されます。
2.3ドコモ光電話通話料金
NTT固定電話とドコモ光電話の通話料金も、比べて表にまとめました。
NTT固定電話とドコモ光電話の通話料金比較 | |||
NTT固定電話 | ドコモ光電話 | ||
市内/3分 | 8.5円 | 全国一律
8円 |
|
県内市外/3分 | 20~40円 | ||
県外/3分 | 20~80円 | ||
国際電話 | アメリカ合衆国宛て/1分 | 60円(免税) | 9円(免税) |
携帯電話 | ドコモ宛て/1分 | 20円 | 16円 |
au宛て/1分 | 30円 | 17.5円 | |
Softbank宛て/1分 | 40円 | 17.5円 |
このようにNTT固定電話に比べ、ドコモ光電話のほうが、通話料金も安いことが分かります。
光電話は、県内・県外でも同じ通話料なのが特徴となっており、県外に電話をかけた場合に特にお得感が得られるでしょう。
2.4ドコモ光電話オプションサービス
NTT固定電話で利用中の「ナンバーディスプレイ」などのオプションサービスは、ドコモ光の光電話でも引き続き利用可能です。
また、ドコモ光電話では基本料とオプションをセットにした「ドコモ光電話バリュー」を1,500円で提供しており、これに加入するとほとんどのオプションが利用できる他、毎月480円分の通話が出来るのでお得です。
ドコモ光電話のオプションサービスの内容と月額料金、またドコモ光電話バリューで利用できるオプションを「〇」で表しました。
ドコモ光電話オプション内容と月額料金 | |||
オプション内容 | 月額料金 | ドコモ光電話バリュー付加サービス | |
通話中着信 | 通話中に別の電話がかかってきた場合、通話を保留にし別の電話と通話ができるサービス | 300円 | 〇 |
転送でんわ | かかってきた電話をあらかじめ指定しておいた電話番号に転送するサービス | 500円 | 〇 |
発信者番号表示 | かけてきた相手の電話番号が、電話機のディスプレイに表示されるサービス※NTTでは「ナンバーディスプレイ」 | 400円 | 〇 |
ナンバー・リクエスト | 電話番号を非通知でかけてきた場合、番号を通知するように伝えるサービス | 200円 | 〇 |
迷惑電話ストップサービス | 迷惑電話を受けた後から、電話機で登録操作を行うと、次回から同じ電話番号からの着信時に「電話を受けられない」と伝えるサービス | 200円 | 〇 |
着信お知らせメール | 着信があったことを、あらかじめ指定したメールで確認できるサービス | 100円 | 〇 |
ダブルチャネル | 1契約で、2回線分の通話ができるサービス | 200円 | |
追加番号 | 電話番号を最大5つ持つことができるサービス | 100円 |
このように、個々のオプションで利用料金が設定されており、オプション代の合計だけで1,700円かかるところ「ドコモ光電話バリュー」に加入すると「基本使用料と無料通話」もついて1,500円ですので断然お得です。
しかし、全ての方がオプションサービスが必要な訳ではありませんので、利便性の高いオプションサービスとそうでないオプションを分けてみていきましょう。
2.5ドコモ光電話で必要なオプション・不要なオプション
オプションをたくさんつけると、せっかく光電話で毎月の電話代を下げる事ができても、オプション代金が高くなってしまっては意味がないので、必要なオプションと不要なオプションを整理してみましょう。
【必要なオプション:発信者番号表示・ナンバー・リクエスト・迷惑電話ストップサービス】
今では、携帯電話で電話をかけてきた人がすぐに分かることに慣れているので、固定電話で知らない人からの電話を受けるのはちゅうちょしますよね、そんな時はオプションで「発信者番号表示」を付けましょう。
また、特定の番号からの通話で迷惑を受けている場合には、「ナンバー・リクエスト」と「迷惑電話ストップサービス」がおすすめです。
「ナンバー・リクエスト」は発信者が電話番号の先頭に「186」を付け、自分の番号の通知をしないとかからない仕組みになっており、かけた相手には、番号を通知を促すアナウンスが流れます。
その後かけてきてほしくない電話番号は「迷惑電話ストップサービス」でブロックすると、迷惑電話は激減するでしょう。
【不要なオプション:ダブルチャネル・追加番号】
反対に、あまり一般の方の利用が少ないオプションサービスは、「ダブルチャネル」と「追加番号」です。
「ダブルチャンネル」では電話機1台で2回線分契約できますが、電話機がそれに対応していない場合もあります。
また「追加番号」は、電話機1台で一つの電話番号で着信している場合、他の電話番号にかかってきた電話は受けることができませんので、この二つのオプションは事業者向けのオプションと言えるでしょう。
2.6ドコモ光電話の解約方法と料金
ドコモ光の光電話を解約する場合、電話での解約手続きとなり、解約を伝えた日が解約日となります。
ドコモ インフォメーションセンター |
ドコモの携帯から:(局番なし)151 無料
その他の電話から:0120₋800-000 受付時間:午前9時から午後8時 |
解約金については、月途中で解約した場合、解約月の月額基本料金やオプションサービスの月額料金の日割り分と、それまでに利用した通話料が請求されます。
ドコモ光電話の最終利用月の請求は、基本料金等は翌月、通話料金は翌々月になります。
③ドコモ光電話工事内容
ドコモ光を利用中の方が、ドコモ光電話を追加する場合は、ドコモ光電話対応のルーターに変更する必要があります。
ご自身で設定や配線ができる場合は、工事の必要はありませんが、ご自身でできない場合は、工事という形でドコモ光に依頼することも可能です。
また、ドコモ光とドコモ光電話を同時に申し込んだ場合は、ドコモ光の工事と同時に光電話の工事も行うため、ご自身で設定を行う必要はありませんので、ネット回線と光電話は同時に申込む方が簡単で安くすみます。
④電話番号の継続利用方法(番号ポータビリティ)について
ドコモ光電話を利用する場合、現在利用中の電話番号をそのまま利用出来れば、知り合いなどに変更を知らせる手間が省けるので便利ですよね。
電話番号はそのままで、電話回線を移行することを「番号ポータビリティ」とよび、「番号ポータビリティ」で同じ番号を引き継ぐことができるのは、一番初めにNTT固定電話で発番された番号のみになります。
また、ドコモ光を解約し次の光回線でも、同じ電話番号を利用する場合にはいったん、NTTでアナログ戻しと言う作業が必要となり、工事費に2,000円がかかります。
光電話に変更した場合、NTTの電話回線は休止の手続きが行われ、5年毎に回線の休止更新手続きを行うとNTTの電話回線を保持する事が可能です。
⑤ドコモ光電話で電話料金を削減しましょう
ドコモ光電話はNTT固定電話の月額料金より大変お得ですので、光電話に変更するだけで毎月の支払いを削減できます。
加入したいオプションサービスが複数ある場合は「ドコモ光電話バリュー」を選択すると無料通話も付くのでおすすめです。
また、ドコモ光の光電話への申し込みは、ドコモ光と同時に申し込むほうが、単体での工事費が不要でお得です。
これからドコモ光を新規で開設する方は、現在工事費無料キャンペーンが行われていますので、初期費用の負担が少なく始める事が可能です。
さらに、プロバイダーのGMOとくとくBBのサイトから申込みを行うだけで、ドコモ光の公式キャンペーン特典に加え、GMOとくとくBBのキャンペーンも併用して受けられますのでおすすめです。
下の記事で、ドコモ光のキャンペーンがお得な窓口を、徹底的に比較しています。
現在、一番お得な窓口がわかりますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
またこれからドコモ光を始める方へ、ドコモ光の詳しい内容は以下の記事にまとまっていますので、こちらもぜひ参考にしてくださいね。