WiMAXは、小型で持ち運びが可能な端末を使ったインターネット通信サービスです。
WiMAXはUQmobieが提供するサービスですが、各プロバイダでも申し込むことが可能です。
WiMAXのプロバイダを選ぶ際は、各社でサービス内容と料金が異なるのでよく見比べて契約をしないとトータルで数万円も支払額が変わってきます。
WiMAXサービスの中で今回はDTI WiMAXに焦点を当て、一番お得なWiMAXの契約方法を探っていきますので、WiMAXの選び方で迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
①DTIのキャンペーン
DTIの申し込みはDTI公式サイト以外に、レストランやホテルなどで使えるクーポンを発行しているEPARKというサイトからも可能です。
申込み方法によって受けられるキャンペーンの内容が違いますので、それぞれ紹介します。
1.1 EPARKから申込む場合
EPARKというクーポンサイトからDTI WiMAXを申し込むことも可能です。
EPARKのDTI WiMAX入会キャンペーン |
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EPARKは会員制のサイトですのでEPARK会員ではない場合は、まずEPARKの新規登録が必要です。
会員になったらEPARKの特設ページでDTI WiMAXを申し込むと、15,000円分のポイント(キャシュポ)がたまり、それを換金することで現金化できる仕組みです。
EPARKのキャシュバック特典を受けるには、DTI WiMAXのギガ放題3年プランを申し込む必要があります。
また、次に紹介する公式の「月額料金最大2カ月0円キャンペーン」は適用されませんが、NTTグループカード新規入会キャンペーンは併用して受けられます。
1.2 DTI公式サイト
DTI公式サイトから申し込んだ際のキャンペーンを紹介します。
DTI公式サイトの入会キャンペーン |
|
NTTグループカードとは、クレジットカードのことです。
このクレジットカードに新規で入会し、DTI WiMAXの利用料金の支払い先に登録すると、カード決済が確認できた月から毎月500円が12カ月間キャッシュバックされ、最大6,000円の割引きとなります。
DTI公式サイトではEPARKのようなキャッシュバックはありませんが、その代り月額料金が最大2カ月0円になるキャンペーンが適用されます。
これはDTI WiMAXのすべてのプランが対象です。
また、クレードルという有線でつなぐための付属品は別料金になっていますが、公式サイトでは対象機種のWX03を選ぶと3,565円のクレードルが無料で手に入ります。
DTI WiMAX使用する端末に関しては、DTI WiMAXの申し込み先や端末の機種を問わず無料です。
②DTIの料金プラン
DTI WiMAXの料金プランは、4パターンに分かれています。
月間のデータ通信量の制限がない「ギガ放題」と月間データ通信量の制限が7GBまでの「モバイルプラン」の2種類で、それぞれに3年プランと2年プランがあります。
2.1各プランと通信制限について
ギガ放題とモバイルプランの通信制限を表にまとめました。
DTI WiMAXのプランと通信制限 | |
ギガ放題
(3年/2年) |
月間データ通信量制限なし
(3日で10GBを超えると翌日18時~翌々日2時頃まで4~7Mbps程度の速度制限がかかる) |
モバイルプラン
(3年/2年) |
月間7GBを超えると月末まで128Kbpsの速度制限がかかる |
利用頻度が多くなく利用料金を抑えたい方はモバイルプランを、毎日思い切りインターネットを利用したい方はギガ放題を選ぶとよいでしょう。
2.2各プランごとの利用料金
DTI WiMAXの利用料金は使用する月によって以下のようになります。
DTI WiMAXの月額利用料金 | |
ギガ放題(3年) | 0~1カ月目:0円
2カ月目:2,590円 3カ月目以降:3,760円 |
ギガ放題(2年) | 0~1カ月目:0円
2カ月目:3,500円 3カ月目以降:4,300円 |
モバイルプラン(2・3年共通) | 0~1カ月目:0円
2カ月目以降:3,500円 |
モバイルプランンの場合は契約期間の違いで料金に差がありませんが、ギガ放題は2年プランに比べ3年プランの方が料金が割安になっています。
2.3 DTI WiMAXの解約にかかる費用
上記で紹介した3年プランと2年プランは契約期間の長さが異なり、それに伴って無料で解約できる月が違ってきます。
DTI WiMAXを辞める場合、定められた期間利用し更新月に解約すれば違約金はかかりません、が更新月以外の解約は以下の違約金が発生します。
【2年プランの更新月】
- 1~12か月目:19,000円
- 13~24か月目:14,000円
- 25か月目:無料
25か月目以降は24を足した月が更新月となり、それ以外の月は9,500円の解約違約金がかかります。
【3年プランの更新月】
- 1~12か月目:19,000円
- 13~24か月目:14,000円
- 25~36か月目:9,500円
- 37か月目:無料
3年プランの37か月目以降の更新月は36を足した月になり、それ以外の月は9,500円の解約違約金がかかります。
③DTIでWiMAXを契約するメリットはない?
WiMAXはUQmobieの提供元は、どこのプロバイダで契約をしても通信速度や通信可能地域に違いはありません。
しかし、WiMAX契約するプロバイダによって料金とサービスが違いますので、その中で一番お得なプロバイダが選べるように各社の料金を比較してみましょう。
3.1他のプロバイダのほうが安い
WiMAXはDTI以外にも契約できるところがたくさんあるので、主なWiMAXプロバイダの料金を一覧にしました。
表の料金は「初期費用・月額料金・キャンペーン割引・キャッシュバック」をすべて含め3年間のトータル支払額で比較しています。
申し込み先別3年間のトータル支出 |
|
DTI
(EPARKキャッシュバック&NTTグループカード新規入会キャンペーンを利用した場合) |
121,370円 |
GMOとくとくBB
(キャッシュバック41,000円) |
122,032円 |
DTI
(EPARKキャッシュバックを貰った場合) |
127,370円 |
Broad WiMAX | 136,187円 |
DTI
(キャッシュバックなし) |
137,190円 |
BIGLOBE
(キャッシュバック15,000円) |
144,310円 |
DTIはEPARKのキャッシュバック15,000円と、NTTグループカード新規入会キャンペーンの6,000円キャッシュバックを両方適用させれば一番安くなります。
しかし、クレジットカードを新規で作るのは面倒ですので、EPARKキャッシュバック15,000円のみ適用した場合も入れると、GMOとくとくBBのほうがトータルでお得です。
3.2 DTI WiMAXはauスマートバリューmineが使えないから損
WiMAXはauスマホとのセット割の「auスマートバリューmine」という割引きが受けられますが、DTI WiMAXはこの割引きが受けられないので大きく損をしてしまいます。
auひかりのauのスマホとのセット割引きはauひかり(固定回線)のauスマートバリューが有名ですが、auスマートバリューmineとは割引き内容が異なるので主なプランと割引き額を紹介します。
- 1,000円引き:auピタットプラン20GB超~20GB
- 943円引き:auフラットプランデータ定額5/20/30など
- 743円引き:auフラットプランデータ定額2/3など
- 500円引き:auフラットプランデータ定額1・auピタットプラン1など
使えば毎月934円値引きを3年間受けるとトータルで33,624円の割引き額になるので、auのスマホをお使いの方はauスマートバリューmineが利用できるプロバイダでWiMAXを契約すると断然お得です。
auスマートバリューmineが適用となるプロバイダには「UQ WiMAX・BIGLOBE WiMAX・GMOとくとくBB WiMAX・Broad WiMAX」などがあります。
3.3通常のプランは事務手数料が高い
WiMAXの新規契約事務手数料は、ほとんどのプロバイダで3,000円で設定されています。
新規契約事務手数料の比較表 |
|
DTI WiMAX | ギガ放題:3,000円
モバイルプラン:5,500円 |
GMOとくとくBB WiMAX | ギガ放題・通常プラン:3,000円 |
Broad WiMAX | ギガ放題・ライトプラン:3,000円 |
BIGLOBE WiMAX | ギガ放題・Flatツープラス:3,000円 |
各社プラン名は違いますが、サービス内容は同じです。
このようにDTI WiMAXだけプランごとに異なった事務手数料で設定されており、モバイルプランが5,500円と割高です。
④おすすめの販売店はここ
DTI WiMAX以外におすすめのWiMAX販売店を紹介します。
4.1高額キャッシュバックならGMOとくとくBB
WiMAXの申し込みは、高額キャッシュバックがもらえる「GMOとくとくBB」がおすすめです。
キャッシュバックは「ギガ放題・通常プラン」のどちらのプランでも対象ですが、契約期間は3年プランのみになります。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック額は最大41,000円です。
詳しいキャッシュバック金額は選択した端末やクレードル(有線接続のための付属品)の有無によって変わるので表を参考にしてください。
GMOとくとくBBWiMAXのキャッシュバック額 |
|
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 本体のみ:41,000円 |
本体+クレードル(充電台)セット:37,500円 | |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 本体のみ:41,000円 |
本体+クレードル(充電台)セット:37,500円 | |
Speed Wi-Fi NEXT WX04 | 本体のみ:なし |
本体+クレードル(充電台)セット:40,000円 | |
Speed Wi-Fi HOME L01s | 本体のみ:37,000円 |
キャッシュバックの貰い方ですが、まずキャンペーンサイトから申し込みをします。
GMOとくとくBB入会時にメールアドレスを新規で作成し、、端末発送月を含む11カ月目になると入会時に作成したメールアドレス宛にキャッシュバックの案内が届きます。
案内メールを受け取ったら翌月の末日までに内容に沿って「振込用指定口座の登録」などを行います。
手続きが完了した翌月末日に指定口座にキャッシュバックが振り込まれます。
注意点は、過去にGMOとくとくBB会員になったことがある人はキャンペーンの対象外になってしまうということです。
以前に他のサービスでGMOとくとくBBと契約をし現在解約していても、過去1回でも会員になったことがある方は不可となるので気を付けてください。
また、案内メールの確認忘れや振込指定口座の入力ミスがあると1円も貰えないので、しっかり手続きを行える自信がある方におすすめします。
4.2確実に月額を安くするならGMOとくとくBBの月額割引
GMOとくとくBBには月額料金に割引が受けられるキャンペーンもあります。
キャッシュバックと月額料金割引はどちらか1つしか適用できず、トータル支払いで比較するとキャッシュバックのほうがお得ですが、月額割引きはキャッシュバックのような面倒な手続きが不要な点がメリットです。
GMOとくとくBB WiMAX月額割引キャンペーン | |
ギガ放題 | 0~2カ月目:2,170円
3~36カ月目:3,260円 37カ月目以降:4,263円 |
通常プラン | 0~2カ月目:2,170円
3カ月目以降:2,690円 |
※ルーター発送月(0カ月目)は日割り計算
4.3乗り換えならBroad WiMAX
現在どこかのWiMAXサービスを利用中の方は、BroadWiMAXをおすすめします。なぜなら、BroadWiMAXには違約金負担キャンペーンがあるからです。
このキャンペーンにより、他社WiMAX解約時に発生した違約金を最大19,000円までBroad WiMAX側で負担してくれるので、いつでも解約ができます。
Broad WiMAXの月額料金を紹介します。
Broad WiMAX月額料金 | |
ギガ放題 | 0~2カ月目:2,726円
3~24カ月目:3,411円 25カ月目以降:4,011円 |
ライトプラン | 0~24カ月目
25カ月目以降:3,326円 |
※ルーター発送月(0カ月目)は日割り計算
ギガ放題の3年間のトータルコストは136,187円なので、GMOとくとくBBよりも高くなりますが、解約時に違約金がある方はBroad WiMAXほうがお得になるケースもあります。
⑤一番お得なWiMAXはどこ?
DTIと他社のWiMAXサービスや料金を比較してみたら、申し込み方法や受けるキャンペーンの違いでお得度に差が出ることが分かりました。
DTIは、クーポンサイトのEPARKから申し込み、指定のクレジットカードを申し込むと割安で利用できますが、auスマホ利用者はauスマートバリューmineが使えないのでおすすめできません。
最後に利用者のケースに合ったおすすめのWiMAXサービスをまとめて紹介します。
現在他のWiMAXを利用中の方→解約違約金の補填が受けられる「Broad WiMAX」
Broad WiMAXの申し込みとキャンペーンの詳しい内容は以下のキャンペーンサイトでご確認下さいね。
キャッシュバックが多いほうがいい方→最高41,000円のキャッシュバックがある「GMOとくとくBB」
GMOとくとくBBの申し込みとキャンペーンについては以下のサイトでお確かめください。
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