ポータブル端末を使ってどこでもネット通信ができるWiMAXは、家の中だけでなく外出時も自由にインターネットを楽しみたい方の強い味方です。
WiMAXは、工事不要で届いたその日から使える気軽さも人気の理由ですが、解約時には違約金や端末の分割未払い分の清算が必要となるので計画的に利用しないといけません。
WiMAXの契約は各プロバイダや販売店が取り扱っていて各社で利用料金やサービスが異なります、この記事では「DTI WiMAXの解約」に焦点あて解約時の費用や上手な解約方法をまとめています。
この記事の目次
①DTIの違約金について
DTI WiMAXは、更新月以外の解約で違約金が発生しまますが、その金額は契約期間によって異なります。
<3年プラン>
3年プランの解約違約金 | |
0~12カ月目 | 19,000円 |
13~24カ月目 | 14,000円 |
25~36カ月目 | 9,500円 |
37カ月目 | なし |
38か月以降更新月以外 | 9,500円 |
3年契約プランの2回目の更新月は73か月目、3回目の更新月は106か月目です。
<2年プラン>
2年プランの解約違約金 | |
0~12カ月目 | 19,000円 |
13~24カ月目 | 14,000円 |
25カ月目 | なし |
26か月目以降更新月以外 | 9,500円 |
2年契約プランの2回目の更新月は
最初が0カ月目となっていますが、利用開始月のことです。利用開始月の翌日から1カ月目として数えています。
3年プランと2年プランでは違約金がかからない更新月のタイミングが違いますが、25カ月目以降の違約金の金額はどちらも更新月以外9,500円になっています。
契約後にすぐ解約すると高額な違約金がかかってしまうので、25カ月以上は使ったほうが良いでしょう。
②契約更新月とは
費用をかけずに解約をするには更新月での解約が必須です。
もう一度、具体的な更新月と注意点を紹介します。
2.1サービスの開始月はいつから?
DTIからWiMAX機器を発送し機器が到着した日、もしくは発送日を含めた8日後のいずれか早い日がWiMAXのサービス利用開始日になります。
利用開始日を含む月を利用開始月とみなし、利用開始月の月額料金は日割り計算になります。
2.2契約更新月の数え方
3年プランなら3年ごと、2年プランなら2年ごとに1カ月間だけ解約違約金のかからない更新月が設定されており、更新月以外は上記表の通りに違約金が請求されます。
3年プランが利用開始月の翌月を1カ月目として、37カ月目が1回目の更新月ですが、その月で解約をしない場合、自動更新となり次の更新月は73カ月目になります。
2年プランは利用開始月の翌月を1カ月目として、25カ月目が1回目の更新月です。解約が無いと自動で2年間の契約が更新され、2回目の更新月は49カ月目になります。
解約する際は、解約を希望する月の25日までに解除申請が必要です。
26日以降は次月での解約処理となり、更新月がずれた場合は解約違約金が発生し、一か月分余計に利用料金を払う必要があるので注意して下さい。
2.3契約更新月の確認方法
「○○カ月目が更新月」と言われても、契約した月がはっきりしなかったり、更新月を覚えておくことはとても面倒です。
そんな時は、DTI契約者がアクセスできるMY DTIという会員専用ページを利用すると自分の更新月がいつなのか確認できます。
DTI WiMAXを契約した際に発行される「IDとパスワード」で、MY DTIにログインします。
③DTIの解約方法
DTI WiMAXの解約方法は、書面とウェブの2つの方法があるので、それぞれ分けて説明します。
3.1書面での解約手続き
DTIカスタマーサービスへ電話をかけてDTI WiMAXを解約したい旨を伝えると、解約申請書が送られてきます。
毎月25日までを当月の受付とし、その月の末日をもって解約となりますが、25日が土日祝日の場合はその前営業日が締め切りとなるので注意しましょう。
書類がDTIへ到着した日が申請日になるので、早めに電話をかけて解約申請書を入手しましょう。
DTIカスタマーサービス | |
電話番号 | 0120-830-501(固定電話から 無料)
03-5749-8091(携帯電話から 有料) |
受付時間 | 平日10:00~17:00 |
時間帯によっては、カスタマーサポートに繋がりづらいことがあります。
携帯電話からの場合は、03から始まる有料の電話番号しか利用できず、繋がらないで待たされている時間もずっと通話料金がかかってしまうので、そんな時は「コールバック予約」の利用をおすすめします。
コールバック予約ページから折り返しの電話を希望する日時をクリックし必要事項を入力し予約すれば、オペレーターから希望日時に電話がかかってきます。
3.2ウェブでの解約手続き
DTIユーザー専用のウェブサイト、MY DTIでも解約の手続きが可能です。
MY DTIへログイン後、「契約中サービス」からWiMAXを選び「解約」をクリックします。
ウェブでの解約は、土日祝日関係なく25日までに手続きを行えば当月末での解約になり書類の返送も不要ですので、解約時にオペレーターに確認したい事項などがなければウェブ上の手続きが便利です。
3.3解約時はWiMAX端末・SIMカードの返却は必要?
WiMAXでネット通信を行うには専用の「モバイルルーターまたはホームルーター」を使用しますが、これらのWiMAX端末(ルーター)はDTI WiMAXを契約した際に、ユーザーが購入するので、解約してもWiMAX端末は返却の必要はありません。
しかし、DTI WiMAXを契約し電波が届きずらいなどの理由から8日以内に解約する場合は違約金のかからない「初期契約解除」という手続きで解約が可能ですが、この場合は端末の変返却が必要となるのでご注意ください。
また、WiMAX端末の中に入っているSIMカードは「通常の解約」「初期契約解除での解約」にかかわらず返却が必要です。
SIMカードまたはUMIカードと呼ばれる、ICチップが搭載された小さなカードがWiMAX端末に入っているので、端末から取り外しDTIへ郵送します。
普通郵便で郵送する際の送料は自己負担でとなり、返却されない場合はSIMカード紛失手数料として3,000円が請求されますので必ず返却しましょう。
返却期限は解約成立日より20日以内となっています。
SIMカード返却先住所と返却期限 | |
返却期限 | 解約成立日より20日以内 |
返却先 | 〒847-0083
佐賀県唐津市和多田大土4740-1 フリービット株式会社内 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット カスタマーサービス行 |
④解約違約金を負担せずに乗り換える方法
DTI WiMAXは、2年又は3年ごとの更新月のタイミングで解約しなければ違約金が発生してしまいます。
しかし、今すぐ他社WiMAXへ乗り換えたい方や、乗り換えようと思っていてもうっかり更新月が過ぎてしまった方もいるでしょう。
そんな時は、Broad WiMAXへの乗り換えがおすすめです。
Broad WiMAXは光回線の代理店業などをしている株式会社リンクライフがサービスを提供しているWiMAXです。
WiMAX自体は、もともとがUQ WiMAXのサービスなので、DTI WiMAXでもBroad WiMAXでも通信可能エリアや通信速度は一緒です。
4.1 Broad WiMAXをおすすめする理由 その1
DTI WiMAXからの乗り換え先としてBroad WiMAXをおすすめする理由は2つありますが、1つはBroad WiMAXには乗り換えで他社の違約金を負担してくれるキャンペーンがあることです。
DTI WiMAXを解約する際に発生する違約金は、最大で19,000円かかりますが、Broad WiMAXでは他社違約金を19,000円まで負担してくれるので、DTI WiMAXの違約金を気にすることなくいつでも解約できます。
違約金の還元を受けるには、DTI WiMAXの解約時に請求された違約金の証明書(領収書等)をBroad WiMAX側へメールで送信するだけなので簡単です。
Broad WiMAXの違約金キャッシュバックのすごい点は、手続きの翌月末に振込が行われることです。
DTI WiMAXの契約名義とBroad WiMAXの契約名義が違うと対象外になるので、そこだけは注意が必要です。
Broad WiMAXの違約金負担キャンペーンを利用する際の流れです。
- オンライン上でBroad WiMAXを申込む
- DTI WiMAXを解約
- 違約金をDTIへ支払う
- 違約金額が分かる書類を(shop@wimax-broad.jp)へ送信
- Broad WiMAXからの返信
- キャッシュバック用の口座番号を伝える
- 1カ月程度で口座へ振込み
現在、他社WiMAXの違約金を乗り換え先が負担するキャンペーンを行っているのは「Broad WiMAXだけ」です、更新月にタイミングよく解約できない時には特におすすめです。
4.2 Broad WiMAXをおすすめする理由 その2
Broad WiMAXをおすすめするもう一つの理由は月額料金が安い点です。
いくら違約金負担金キャンペーンがあっても月額料金が高ければ意味がありませんが、Broad WiMAXは他のWiMAXと比べて月額料金が安い点も魅力的です。
こちらがBroad WiMAXの月額料金です。
Broad WiMAXの月額料金 | |
ギガ放題3年プラン | 0~2カ月目:2,726円
3~24カ月目:3,411円 25カ月目以降:4,011円 |
月額料金は利用月で変わり分かりづらいので、3年間のトータル支払額を計算し初期費用等も含めた金額で、他のWiMAX販売店と比較します。
キャッシュバックキャンペーンがある販売店は、その金額も含めて出しています。
3年間のトータルコスト比較表 |
|
Broad WiMAX | 136,187円
(違約金負担キャンペーンを利用した場合は117,187円) |
DTI | 137,190円 |
BIGLOBE(キャッシュバック15,000円) | 144,310円 |
GMOとくとくBB(キャッシュバック41,000円) | 122,032円 |
ご覧のように、Broad WiMAXのトータルコストはWiMAX販売店の中でも安い事が分かりますが、特に19,000円の違約金負担キャンペーンを利用したケースではダントツでお得になります。
⑤DTI WiMAXの上手な解約方法
WiMAXは小型の端末や据え置き型のルーターを使用したインターネット通信サービスです、光回線のような回線工事は必要ないので解約も簡単と考える利用者も多いかもしれません。
しかし、WiMAXの場合でも解約時には違約金や端末の代金の未払い分が請求されるため、これらの費用がいくらになるのか事前にしっかり確認をしておく必要があります。
DTI WiMAXの解約違約金は高額なので違約金がかからない更新月のタイミングで解約をするのがベストですが、更新月に解約ができるケースはなかなかありません。
そのような場合は、乗り換え先にBroad WiMAXを選択すると、キャンペーンでDTI WiMAXの違約金を負担してくれるのでいつでも好きなタイミングで解約が可能です。
また、Broad WiMAXは月の利用料金がWiMAXの中でも安く設定されているので、DTI WiMAXで利用していた時よりも費用を抑えられる点からもおすすめです。
Broad WiMAXへの乗り換え方法とキャンペーンの内容は以下のキャンペーンをご覧ください。
その他WiMAXのキャンペーンも比較して決めたい方には、以下の記事がぴったりです。