WiMAXは、小型の携帯端末からの電波を使ってPCやスマホをインターネットに繋ぐことができる通信サービスです。
WiMAXは申し込み可能なプロバイダが20以上もありますが、プラン内容・通信品質はどこで申し込みをしても一緒です、なぜならサービス全般はUQコミュニケーションズが行っておりプロバイダは申し込み窓口に過ぎないからです。
WiMAXを申し込む際は「月額料金の安さ」や「キャンペーンの内容」など利用料金がいくらなのかを重視するべきです。
一番お得な申し込み先と一番お得ではない申し込み先を比べると、3年間のトータルコストで4万円以上も差が出るのです。
では、各プロバイダと提供元のUQコミュニケーションズの各種料金や割引きを比べ、一番お得なWiMAX契約先を紹介していきましょう。
この記事の目次
①WiMAX窓口ごとの料金の違いについて
WiMAXのサービス提供元はUQコミュニケーションズですので「UQコミュニケーションズからの申し込みが一番安全」と考える人もいますが、これはおすすめできません。
なぜなら、使用するモバイルルーター端末や通信回線は一緒なので、UQコミュニケーションズでも各プロバイダでも通信品質に差がなく、UQコミュニケーションズで申込むメリットというのも特別ないからです。
プロバイダから申し込むWiMAXだからといってハンデがあるわけではなく、むしろキャンペーンが豊富なためお得です。
1.1申し込み窓口ごとの基本料金の差はいくら?
まず基本料金について見てみましょう。
WiMAXは2つのプランから選んで契約をしますが、大半の方はギガ放題を選ぶのでこれから紹介する料金の比較も「ギガ放題プラン」でしています。
- ギガ放題:月間の通信量に制限がないプラン
- 通常プラン:月の通信量が7GBまでのプラン
UQコミュニケーションズのギガ放題の料金は、1カ月目からずっと4,380円での提供です。
それに対し、Broad WiMAXやGMOとくとくBBなどの各種プロバイダでは、初めの数カ月の料金を安く設定してあります。
各申し込み先ごとの基本料金比較表 | |
UQコミュニケーションズ | ずっと:4,380円 |
Broad WiMAX | 1~2カ月目:2,726円
3~24カ月目:3,411円 25カ月目以降:4,011円 |
GMOとくとくBB(キャッシュバックキャンペーン) | 1~2カ月目:3,609円
3カ月目以降:4,263円 |
So-net | 1~36ヶ月:3,380円
37カ月目以降:4,379円 |
このように、申し込み窓口が違うだけで月の支払い金額にだいぶ差があることが分かりますが、月の基本料金だけを比べても本当にお得な申込み先は分かりません。
それは、入会時に受けられるキャンペーンを行っているプロバイダがあり、その内容によって総支払い額が異なるためです。
1.2一番お得なWiMAXプロバイダは?
GMOとくとくBBは、基本料金が安い事に加え入会時にキャッシュバックが貰えるので、WiMAX申し込み窓口の中で最安値のプロバイダになります。
また、GMOとくとくBBの入会キャンペーンには、「キャッシュバック」以外にも「月額基本料金割引」というものもあり、月額料金からの割引きを選んだ場合の料金は以下の表の金額になります。
月額料金割引キャンペーンを選んだ場合のGMOとくとくBB WiMAXの料金 | |
1~2カ月目:2,170円 3~36カ月目:3,480円 37カ月目以降:4,263円 |
GMOとくとくBBの入会時キャンペーンは「キャシュバック」と「月額料金割引」のいずれを選んでも、WiMAX申し込み窓口の中でトータルコストが最も安く契約する事ができます。
②「月額割引」or「キャッシュバック」|どっちで申し込みをするべき?
一番お得なWiMAX申し込み先は「GMOとくとくBB」だという事が分かったところで「月額割引」と「キャッシュバック」のどちらのキャンペーンを選べば良いのか、それぞれのキャンペーンのメリット・デメリットを紹介しながら一緒に考えていきましょう。
2.1 「キャッシュバック」の申し込みが向いているのはこんな人
キャッシュバックは、その他のネット回線の新規申し込みでもよく行われているキャンペーンです。
ネット回線の申し込みとは別に、キャッシュバックを受けるための申し込みが必要なケースがほとんどです。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンは、選ぶ端末によって違いますが最高3万円のキャッシュバックが受け取れます。
GMOとくとくBB WiMAXでキャッシュバックキャンペーンを選んだ場合の各種料金など | |
月額料金(ギガ放題) | 1~2カ月目:3,609円
3カ月目以降:4,263円 |
更新月 | 37カ月 |
初期事務手数料 | 3,000円 |
キャッシュバック | 最大32,000円 |
GMOとくとくBBは「ルーターの機種」とUSBケーブルで有線接続が可能になる「クレードル」という充電台を申し込むかどうかでキャッシュバックの金額が異なります。
GMOとくとくBBのキャッシュバック額は、毎月改変するので2019年2月時点での金額を紹介します。
選択機種によるキャッシュバック額・総支払い額の比較表 |
|
WX05本体のみ | キャッシュバック:32,000円
3年間のトータルコスト:127,423円 |
WX05クレードルセット | キャッシュバック:29,000円
3年間のトータルコスト:130,423円 |
W06本体のみ | キャッシュバック:32,000円
3年間のトータルコスト:127,423円 |
HOME 01 | キャッシュバック:31,500円
3年間のトータルコスト:127,923円 |
HOME L02 | キャッシュバック:31,500円
3年間のトータルコスト:127,923円 |
たとえば、WX05本体のみでWiMAXを申し込み、キャッシュバック31,000円を貰ったとします。
初期費用と3年間の基本料金を合計した数から31,000円を引いた額がトータルコストになります。
トータルコストを大きく抑えられるのがキャッシュバックの最大のメリットですが、受取手続きが必要な点がデメリットです。
キャッシュバックの受け取り方法は、WiMAXの申し込みの際に登録した「基本メールアドレス」宛に、端末の発送月を含む11カ月目に案内メールが届くので、その案内に従い振込用の口座情報を登録します。
手続きをきちんと行わないとGMOとくとくBBのWiMAXのキャシュバックは1円も貰えませんので、キャッシュバックキャンペーンをおすすめ出来る人は手続きを忘れずに行う自信がある方です。
2.2 「月額料金割引」の申し込みが向いているのはこんな人
月額割引での申し込みは、キャッシュバックのような手続きが要らない点がメリットです。
GMOとくとくBB WiMAXで月額料金割引キャンペーンを選んだ場合の各種料金など | |
月額料金(ギガ放題) | 1~2カ月目:2,170円
3~36カ月目:3,480円 37カ月目以降:4,263円 |
更新月 | 37カ月 |
初期事務手数料 | 3,000円 |
キャッシュバック | なし |
3年間のトータルコスト | 129,923円 |
月額料金割引きを受けた場合のトータルコストは、一部のキャッシュバックキャンペーンよりも安くなるので、利用したい端末のトータルコストを比べ安い方のキャンペーンを選びましょう。
しかし、面倒な手続きをしたくないという方には、月額料金割引のキャンペーンをおすすめします。
③GMOとくとくBBでのWiMAXの申し込み手順
自分に合ったキャンペーンがわかったところで、WiMAXをGMOとくとくBBで申し込む際の手順を説明します。
GMOとくとくBBのWiMAXは「月額割引」と「キャッシュバック」のキャンペーンの違いで、申し込みキャンペーンサイトが違いますので、自分が受けたいキャンペーンのサイトから申込みをします。
キャンペーン毎にサイトは別ですが、申し込みの流れはほぼ一緒なので、まとめて説明します。
(1)「お申込み」をクリックする
キャンペーンサイトそれぞれのページにある「お申込み」をクリックします。
↓
(2)希望端末を選択
端末とは、WiMAXで通信を行うルーターのことです。
モバイルルーターは「WX05とW06」ホームルーターは「L02とHOME 01」から選択できます。
外でも使いたいならモバイルルーターを選び、家の中だけでしか使わないのであればホームルーターを選びましょう。
機種選びに迷ったら、どちらも最新機種の「モバイルルーターW06」「ホームルーターL02」を選んでおけば間違いないです。
(3)サービスプランを選択
GMOとくとくBBで選べるWiMAXのプランは「WiMAX2+ギガ放題(3年)」「WiMAX2+通常プラン(3年)」の2つです。
ギガ放題は、月間データ通信量に制限がないため使い放題で、通常プランは月に利用できるデータ量が7GBまでの制限があるプランです。
最初の2カ月間はギガ放題も通常プランも料金が同じため、ギガ放題を選択することをおすすめします。
もし、月間7GBいないで収まるのであれば、あとでから通常プランへの変更も可能です。
(4)その他、端末の色・オプションなどの選択
ルーターの色や、補償サービスの種類などの選択項目があります。
オプションは外せないようになっているので、そのまま申し込みますが最大2カ月無料ですので、オプションが不要な場合は、端末発送月の翌月にBBnaviで解約しましょう。
(5)お客さま情報の入力
契約者の基本情報や支払いのクレジットカード情報などを登録します。
この際に注意してほしいのが、「希望メールアドレス」と「登録受付確認メールアドレス」の2つ登録箇所があることです。
「登録受付確認メールアドレス」には、普段使っているメールアドレスを入力します。
「希望メールアドレス」は、無料で今回新規取得出来るメールアドレスで、GMOとくとくBBが自動で設定するものです。
これが「希望メールアドレス」で登録したアドレスがGMOとくとくBBの基本メールアドレスになり、ここにキャッシュバック案内などが届きますので、キャッシュバックを選んだ方はこのメールも時々確認しましょう。
(6)最終確認
最終確認の画面が表示されたら、内容を確認し「この内容でお申込みする」をクリックしてWiMAXの申し込みが完了です。
(7)キャッシュバックの受取手続き
キャッシュバックキャンペーンを選択した方は、受け取りの手続きが別途必要です。
端末発送月を含む11カ月目になると、基本メールアドレスにキャッシュバック案内メールが届きます。
WiMAXを申込む以前にアドレスを持っている方は、基本メールアドレスは普段使っていないかもしれませんので、チェックを怠ると案内が来ていることを見落としてしまう恐れがあります。
事前にBBnaviでメールを普段使ってるアドレスへ転送する設定をしておいたり、カレンダーにキャシュバック申し込み期間をメモして忘れないようにしておくなどの工夫をしましょう。
手続きができる期限は、案内メールの送信日から翌月の末日までとなっていて、手続きが完了すれば、翌月末に指定の口座にキャッシュバックが振り込まれます。
キャッシュバックを受け取るまでに、WiMAXの解約や未納によるサービス一時停止または強制解約があるとキャンペーンの対象外となるので注意しましょう。
④WiMAXお得な申込み先
WiMAXはどこで申し込みをしてもサービス内容・品質は一緒ですが、申し込み先をきちんと選ばないと大損してしまいます。
なぜならWiMAX取扱プロバイダ事にキャンペーンや基本料金が異なり、最安値の申し込み窓口と最高値の申し込み窓口では3年間で4万円以上もトータルコストが変わってくるからです。
一番お得なのはGMOとくとくBB WiMAXですが、その他プロバイダのキャンペーンも比べてWiMAXの申し込みをしたいという方には以下の記事がおすすめです。