今や、ネット回線は光を利用することが常識となってきていますが、ADSLやケーブルTV回線から光回線へこれから乗り換えるという方もまだ多くいます。
光回線への乗り換え先として、一番初めに思いつくのはフレッツ光ですよね。
そこで、フレッツ光へ乗り換える際に多くの方が考える以下の疑問について、説明したいと思います。
- フレッツ光への乗り換えは簡単なのか?
- フレッツ光のプロバイダーはどこを選べばよいのか?
- フレッツ光のメリット・デメリットは?
又、フレッツ光以外の選択肢も紹介しているので、あなたにぴったりの光回線選びに、ぜひ役立てて下さいね。
この記事の目次
①インターネット回線の乗り換え時の注意
他の回線から光回線へ乗り換えの際には、注意しなければならないことがあります。
それは、新規契約と解約のどちらを先に行うかということです。
インターネットが利用できない期間を無くすためには
- まず新規回線へ申し込みを行い
- 新規の回線でインターネットが利用できるようになったのを確認してから
- 今までの回線を解約する
という流れがベストな方法となります。
この方法では、旧回線と新回線の月額料金が最低でも一か月は重複してしまいますが、新しい回線を先に契約する事で、新規のプロバイダーメールアドレスが旧回線の解約前に取得でき、各サイトに登録しているアドレスの変更もスムーズに行えるという利点があります。
もう一つの注意点は、旧回線との契約内容や契約期間などにより、違約金が発生する場合もありますので、乗り換え前に現在利用されている回線業者やプロバイダーへ「解約違約金の有無」を確認しましょう。
②他回線(ADSL・ジェイコムなど)からフレッツ光に乗り換える場合
ADSL回線やジェイコムなどケーブルテレビから、速度の速い光回線へ乗り換えを検討される場合、フレッツ光が始めに思い浮かぶかもしれませんが、フレッツ光以外に検討するべき光回線がないのか考えてみましょう。
2.1乗り換え先の選択肢はフレッツ光だけではない?
光ネット回線と言えば、フレッツ光が一番先に思いつくでしょう。
フレッツ光はNTTがサービスを提供しており、ほぼ全国どこでも利用できるところがメリットです。
また、フレッツ光は選択できるプロバイダーも多いため、現在利用されているプロバイダーをフレッツ光でも、引き続き利用できる可能性があります。
しかし、なるべく安くインターネットを使用したいならば、フレッツ光は最安値のネット回線ではないので、次の項で紹介する光コラボ回線を検討するという手もあります。
2.2光コラボはフレッツ光よりお得
光コラボ回線とは、何かご存じない方に先に簡単に説明します。
光コラボ回線はフレッツ光の設備を使用し、プロバイダーとセット契約となっている事で、フレッツ光よりお得に利用できる光ネット回線の総称です。
フレッツ光の設備をそのまま使用するので、フレッツ光と変わらない環境でインターネットが利用できます。
光コラボ回線は以下が有名ですが、全ての光コラボ回線合わせると、全国に現在300社以上もあります。
- ソフトバンク光
- ドコモ光
- OCN光
では、主な光コラボ回線とフレッツ光の各種料金を戸建てタイプで比較してみます。
フレッツ光と光コラボの料金比較(戸建て:2年自動契約) | |
フレッツ光 | 事務手数料:800円
工事費 :18,000円 基本使用料:4,600円+プロバイダー料(500円~) |
ソフトバンク光 | 事務手数料:3,000円
工事費 :24,000円 基本使用料:5,200円 |
ドコモ光 | 事務手数料:3,000円
工事費 :18,000円 基本使用料:5,200円または5,400円 |
フレッツ光の料金の方が安く見えますが、月額料金として回線使用料とは別にプロバイダー料(1,000円位が相場)が必要となるので光コラボと同等か高くなります。
工事費用はフレッツ光の方が安いですが、ソフトバンク光は乗換え新規で「工事費実質無料キャンペーン」というものが用意されているので工事費は掛かりません。
また、ソフトバンク光とドコモ光は、同じ会社のスマホを使用している場合に、スマホとネット回線のセット割りが使えるので、さらに毎月の料金がお得になります。
2.3 ADSL・ジェイコムなどから乗り換える場合の費用は?
ADSLやジェイコムなどのケーブルTV回線から光回線へ乗り換える場合、2年契約などの縛りによって、更新月以外は解約違約金が発生する場合があります。
また、乗換え先の回線の工事費や事務手数料などもかかります。
ジェイコムなどのケーブルTV回線は、機器の撤去工事費用が必要となる場合もありますので、解約違約金の有無と合わせて、契約内容を事前に確認してください。
③フレッツ光のプロバイダーでベストな選択肢は?
フレッツ光を選択した場合、自分でプロバイダーを選ぶ必要があります。
フレッツ光に対応しているプロバイダーは数多くありますが、代表的なプロバイダーは10社ほどです。
他回線からフレッツ光に乗り換える際に、色々なケースでベストなプロバイダーを紹介します。
3.1月額料金が安いプロバイダーは?
フレッツ光で、月額料金が一番安いプロバイダーは「BB.excite」(500円)です。
しかし「BB.excite」の口コミから、以下のようなことが多く上がっています。
- サポートに電話が繋がらない
- 速度が出ない
- メンテナンス期間が多い
ネットゲームや投資などをされていて回線速度を最優先とする方には、BB.exciteは向いていないでしょう。
次に月額料金が安いプロバイダーは「ASAHIネット」(780円)となります。
「ASAHIネット」の場合も「BB.excite」と同じような内容の口コミが上がっています。
速度やサポートなどに関係なく、料金重視で選ぶのであれば「BB.excite」と「ASAHIネット」を選んでも大丈夫でしょう。
3.2速度や安定性のあるプロバイダーは?
速度やサポート、回線の安定性でフレッツ光のプロバイダーを選ぶなら「OCN」「BIGLOBE」「@Nifty」をおすすめします。
月額料金は、それぞれ以下のようになっています。
- 「OCN」 :1,100円
- 「BIGLOBE」:1,200円
- 「@Nifty」 :1,000円
日本を代表するプロバイダーでNTTグループの「OCN」は、一番速度が安定しており、サポートも充実していますが、「BIGLOBE」や「@Nifty」が劣るというわけではありません。
サポートセンターに電話が繋がりやすい、障害発生時の復旧も早い、などのサービス面でも、この3社は評判がいいので、それらの点も考慮して、プロバイダーを検討したほうがよいでしょう。
④フレッツ光回線以外への乗換えはどこがおすすめ?
光回線はフレッツ光と同等のサービスと品質で、より安い光回線がありますので、なるべく料金を安く済ませたい方はフレッツ光以外の回線がお得です。
具体的におすすめの光回線と、お得な申込み窓口を紹介します。
4.1ソフトバンクのスマホ利用者はソフトバンク光
光コラボ回線のソフトバンク光は、月額料金が安く、ソフトバンクのスマホとのセット割引きも受けられるため、ソフトバンクのスマホユーザーさんに一番おススメの光回線です。
ソフトバンク光は、「乗換え新規で工事費実質無料」や「乗換えでかかる解約違約金・回線撤去費用の還元」といったキャンぺーンが多くあるので、乗換え先にピッタリの光回線です。
また、ソフトバンク光は、代理店経由で申込みをするだけで、高額キャッシュバックが手に入るのも魅力です。
ソフトバンク光代理店エヌズカンパニーの申込み特典 | |
新規 | 特典A:30,000円
特典B:25,000円+無線LANルーターまたは無線LAN中継器 |
転用 | 13,000円キャッシュバック |
現在、上記のキャッシュバックに2,000円プラスされるので、ソフトバンク光の契約は今がチャンスです。
エヌズカンパニーのキャッシュバック条件と申込み方法などは、以下のキャンペーンサイトをご確認ください。
ソフトバンク光の詳しい内容と評判については、以下の記事にまとまっているのでこちらもご覧ください。
4.2ドコモのスマホ利用者はドコモ光
ドコモ光は、ドコモのスマホとのセット割がお得なので、ドコモのスマホユーザーの方に一番おすすめです。
ドコモ光の申込みは、GMOとくとくBBがお得です。
GMOとくとくBBの加入特典 | |
キャッシュバック | 条件なし:5,500円
条件あり:15,000円 |
dポイント | 新規:10,000pt
転用:5,000pt |
v6プラス対応高性能ルーター | buffalo製の高性能ルーターがずっと無料でレンタルできる |
セキュリティー1年間無料 | マカフィー社のセキュリティサービスが1年間無料に |
出張サポート1回無料 | インターネット接続や機器の設置サービスがネット申込み限定で受けられる |
ドコモ光の申込みは、キャッシュバック以外にもお得な特典が付く「GMOとくとくBB」がおすすめです。
GMOとくとくBBのキャンぺーンの詳細と申し込み方法などは、以下のキャンぺーンサイトでご確認ください。
ドコモ光の評判などが気になる方は、以下の記事も参考になりますよ。
4.3 auスマホ利用者はauひかり
「auひかり」も有名な光ネット回線ですが、auひかりはKDDI独自の光回線を使用しており、光コラボ回線ではありません。
独自回線を使用するため、KDDI回線への切り替え工事が必ず必要になりますが、キャンペーンで実質無料にすることが可能で、auひかりもまた、auのスマホとセットで割引きが受けられるため、auのスマホの方へはauひかりをおすすめします。
NNコミュニケーションズ申込み特典 | |
ネットのみ:43,000円
※マンションタイプは1万円減額 |
ネット+光電話:50,000円
※マンションタイプは1万円減額 |
auひかりは、代理店のキャッシュバックが高額なことでも有名です。
NNコミュニケーションズのキャッシュバック情報と申込み方法は、以下のキャンぺーンサイトでご確認ください。
auひかりの詳しい内容と評判は、以下の記事にまとまっていますので、こちらも参考にしてくださいね。
⑤トータルで考えてベストな乗り換え先は?
トータルで考え、光回線への切り替えの選択肢としてベストなのは、利用者の環境により異なることは言うまでもありません。
乗り換えによって、今お使いのプロバイダーを変更したくない方は、フレッツ光は対応しているプロバイダーが多いので、フレッツ光を乗り換え先に選ぶといいでしょう。
プロバイダーが変更となっても大丈夫な方で、大手携帯会社のスマホユーザーさんは、光コラボ回線(ソフトバンク光・ドコモ光)を選択されると良いでしょう。
また、マンションなど集合住宅にお住まいの場合は、フレッツ光のマンションタイプと月額料金が安いプロバイダーを組み合わせると、最安値で利用できるケースもあります。
今回おすすめした「ソフトバンク光・ドコモ光・auひかり」以外でもあなたの条件に合った回線があるかもしれません。
以下記事で4つの簡単な質問に答えるだけで、すぐにあなたに最適回線がみつかるので、是非こちらもお試し下さい。