転用とは、フレッツの回線を引き継いで別の光回線に乗り換えることをいいます。メリットは何といっても料金が安くなることですね。同じフレッツの回線を使っていながら、月々の料金が1000円ほどお得になる!なので転用は今めちゃくちゃ人気が高まっています!
ですが、良く調べないで軽い気持ちで転用するのはキケン・・・。光回線を変更すること自体に重大な3つのデメリットがあります。しかも、転用ができる光回線は200社以上。きちんと調べてから使わないと、お得に使える回線を選ぶことは出来ません。
この記事では、フレッツから転用するときのデメリットから、絶対に失敗しない光回線の正しい選び方まで徹底的に解説しています!
この記事を1回読むだけで転用のリスクが分かり、一番お得で快適に使える回線を選べるようになります!5分ですべてがわかるので、転用を考えている人は必ずチェックしておいてくださいね!
この記事の目次
そもそもなんで転用をする必要があるの?
現在の光回線はフレッツが一番割高で、それ以外は比較的近い料金になっています。料金が高いフレッツを使い続けるメリットが無いので、転用が進められている状況。では、なんでこのような状況になっているのでしょうか。
フレッツはもう契約者を増やしたくないのが本音なんです!
実はフレッツを運営しているNTTはこれ以上顧客を増やしたくないというのがホンネなんです。契約者数が2000万人にも膨れ上がっているフレッツ。これ以上顧客が増えてしまうと、NTTが管理できない数になってしまうんですね・・・。
だからといってNTTは売り上げを下げるわけにはいきません。そこで考えられたのが「光コラボ」です。光コラボは、ソフトバンクやドコモなどの携帯会社や、ビッグローブ・OCNなどのプロバイダー会社がおこなっています。これらの会社は自分たちの光回線を持っているわけではありません。フレッツの回線をレンタルして使っているんです。
つまり、NTTは売り上げを下げずに、顧客管理を他社に任せる方法として「レンタル」という手段をとったんわけです。こうすれば、お客さんの管理はそれぞれの光コラボの会社がおこなってくれる。それでいて、その会社から回線のレンタル料金を回収することが出来るというわけなんです。
だからフレッツは料金が高く、お得じゃないようにしている
もともと、フレッツのお客さんを増やさないように始まった光コラボ。フレッツよりも料金面をお得にしないと、ユーザーは増えませんよね?フレッツははるかに長い歴史があります。光コラボが始まったのは2015年ですから、同じ料金だとネームバリューの差で、皆フレッツを使うのは目に見えてる・・・。
なので、フレッツはあえて値下げをせず、光コラボのほうが料金が安い状態にしているんです。当然、乗り換えを促すために、キャッシュバックも光コラボのほうが高額になっています。
基本的な転用の流れ
転用というとなんだか複雑な手続きをしないといけないようなイメージを持っている人も多いんですけど、実際はビックリするほど簡単に出来ちゃうんですよね~。どの会社の光回線に乗り換えるにしても、手続きは下の2つだけ。
- 転用承諾番号の取得
- 新たな回線を契約するときに「転用承諾番号」を伝える
以上です!(笑)
転用承諾番号はNTTに問い合わせればすぐにわかります。電話でもウェブサイトからでもOKです。
- NTT東日本
電話番号:0120-140-202 WEB:https://flets.com/app4/input/index/ - NTT西日本
電話番号:0120-553-104 WEB:http://flets-w.com/collabo/
今お使いのプロバイダーの解約手続きは別でやらないといけないので忘れないように気を付けてくださいね。
転用するデメリットは?
転用は良いことばかりではなく、デメリットもあります。
- 今の回線の速度が変わる可能性がある。
- 解約料金がかかる
- 工事費がかかる可能性がある
この3つは転用するときの大きなデメリットです。逆に言えば、この3つのデメリットが無い回線なら完全に転用したほうが良いということになりますね。
失敗しない光回線の選び方
おすすめの転用先は、先ほど言った3つのデメリットが無いところです。まず速度が安定している。これは他の利用者の意見を参考にするのが一番ですね。そして、工事費・解約料金を無料にするようなキャンペーンをやっている回線を使う。
こうすれば転用するときの3つのデメリットは無くなるので、料金が安くなるというメリットだけを得ることが出来るんですね!
おすすめの転用先
お得で、かつ快適にネットを使いたいという人は、「今使っているスマホと同じ会社」の光回線を使うのがべストです。とくにau、ソフトバンク、ドコモの大手3社のスマホ・ケータイを使っているなら、これで決まりです。
理由は2つあります。まず一つ目の理由は、「光コラボの月額料金はどれもほとんど同じ」だからです。200社すべて比べてみても、月額料金はほとんど同じなんですよね。差があっても100円~300円くらい。妙な有料オプションに入らない限りどこを使っても同じです。
となれば、スマホ代の割引が効くau、ソフトバンク、ドコモの回線が圧倒的にお得なわけです。スマホ1台あたり、1500円の割引。しかも家族全員ですからかなりお得です。
もう一つの理由は、「顧客満足度は大手3社が上位を独占」していることです。通信速度はどうしても気になりますから、利用者の満足度は絶対にチェックしたいところ。
ちなみにツイッターなんかで一部の利用者のツイートなんて見ても意味ないですからね!さがせばすべての会社の悪口があるんだから。きちんとした調査でくらべましょう。
通信業界の市場調査で一番有名なICT総研のデータでは、数ある光回線の中で顧客満足度上位3位を独占しているのは、大手携帯会社の3社です。フレッツやJ:COMなどが大きく離されて続いているという状況です。
【参考:ICT総研 2016年ブロードバンドサービスの市場動向調査】
http://ictr.co.jp/report/20160712.html
利用者の満足度が高いのは通信の安定性と、料金の両面で評価されているという何よりの証拠です!結局みんなが良いといっているものを選ぶのが一番安全で確実です!
この2点から見て、自分のスマホと同じ会社の光回線に乗り換えるのがベストな選択肢だということが分かると思います。
おすすめ3回線の特長と注意点
ではおすすめの3回線の特長と、契約する前に知っておきたい注意点を紹介しておきますね!
ソフトバンク光
すべての回線の中で顧客満足度1位になっているのがソフトバンク光。安心して使える一番人気の回線です。
注意点は、申込む代理店によってキャッシュバックが大きく違う点です。ベストはネット代理店からの契約。大手家電量販店やソフトバンクショップはキャッシュバックがめちゃくちゃ少ないのでダメです。
詳しくは下の記事を参考にしてみてくださいね!
auひかり
auひかりとスマホのセット割であるスマートバリュー。他の会社のセット割よりも2倍以上の利用者がいて、ぶっちぎりの人気を誇っているサービスです。つまり、auを使っている人には、スマートバリューがめちゃくちゃ評判が良いってことです。
厳密には転用ではなく、新規での乗り換えになります。ですが工事費も無料ですし、フレッツの解約金などもauが負担してくれる、回線も1ギガで他の光コラボと全く同じです。厳密な違いは気にしなくていいです。
こちらも気を付けないといけないのは、申込む場所でキャッシュバックが全く違うという点。しかもauひかりは代理店の数がやたら多く、評判の悪い業者も多いので、契約先を選ぶのがとても重要になってきます。家電量販店やauショップの契約条件はかなり悪いので、こちらもネット代理店からがベスト。
失敗しない契約先の選び方は下の記事で詳しく説明しているのでぜひチェックしてみてください!
ドコモ光
ソフトバンク光とほぼ同率で2位の顧客満足度のドコモ光。ギリギリで2位になってしまいましたが、評判はかなり良いです。
ただ、ドコモ光には一つだけ問題点があります。それは他の会社に比べてキャッシュバックがかなり少ないということです。どこから申し込んでもお得なキャンペーンをやっていないんですよね・・・。
ですが、そんな中でもかなりお得な条件でドコモ光を使えるようになるちょっとした裏ワザがあるので、安心してください!詳しくは下の記事を参考にしてみてくださいね!
大手3社以外を使いたい人へ
格安スマホを使っている、スマホは使っていないという人は、セット割が使えないので大手3キャリアの回線を使うメリットは半減してしまいます。
なのでおすすめは別の光コラボになります。具体的には以下の通り。
- Marubeni光
- OCN光
- so-net光
- NURO光
一番オススメはMarubeni光です。これは大手商社の丸紅が運営している光回線で、ハッキリって詳しい人しか知らないですね。大手の丸紅がやっているだけあって満足度はかなり高いです。しかも大手携帯会社の回線並みにキャッシュバックが高額。知る人ぞ知るお得な光回線です。
次にオススメなのは、OCN光です。プロバイダーの中で最も評価が高いOCNの運営ですから、ネームバリュー・信頼度ともにバツグン。有名会社の回線が安心できるという人に最適です。
4位はNURO光。これは本当はもっとオススメなんですけど、関東圏しか取り扱っていないので、この順位です。2ギガとか10ギガとかとにかく光ファイバーのスペックが高い。仕事でネット上とのデータのやり取りが多かったり、高速通信が必要なゲームをやる人にオススメです。