近年、複数の言語の翻訳ができる小型の機器が数多く発売されています。
今まで言葉の壁のせいで避けてしまっていた外国の方と、
本当は仲良くなりたいあなたに、
ランジー(Langie)を紹介します。
- ランジーの評判・口コミ
- ランジーのメリット・デメリット
- ランジーが合っている人・いない人
という内容で解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
ランジー(Langie)の評判・口コミ
ランジー(Langie)のいい評判と悪い評判をご紹介します。
1.1 良い評判・口コミ
ランジー(Langie)の良い評判を紹介します。
ランジー(Langie)は基本的にはオンライで使いますが、オフラインでも一部の言語が使えることろが評判が良いです。
1.2 悪い評判・口コミ
ランジー(Langie)の悪い評判を紹介します。
『Wi-Fiなくても使えるということですが、誤翻訳が多くて会話をやりとりするのに苦労する事が多かったです。使い方にも問題があるかも知れませんが、もう少し精度が欲しいですね。』
『ネットが繋がらない環境だと使い者にならなかった。』
『まだあまり使っていませんが、外で使うことが多いのでオフラインで使用してみました。よい発音で使用しないと誤訳になるので、ゆっくりはっきり発音することを心がけています。』
ランジー(Langie)はオフラインでも使える翻訳機という点で評判が良い面を持っています。
ですが、それと同時にオフラインだと翻訳精度が悪くて使い物にならないという評判も有ります。
なので、原則オンラインで使うことを想定したほうが良いかもしれません。
※Amazonレビューより抜粋
ランジー(Langie)のメリット
ランジー(Langie)のメリットをご紹介していきます。
2.1 オフラインでも使える
ランジー(Langie)の評判でもっとも多く言われていたのが、ネットに繋がっていなくても(オフラインでも)使えるという点です。
やはり、翻訳機をネットに繋げなければ使えないという点を面倒に思ってしまうようです。
ですので、購入に踏み切れない人が多いようなのですが、
『ランジー(Langie)』
であればネットに繋がなくても13言語対応(日本語含む)なので評判が高いです。
ただし、オフライン状態だと長文や複雑な文章の翻訳ができません。
日本語から英語への翻訳であればそこそこの精度はあります。
【 オフラインでも使える13言語 】
・イタリア語・インドネシア語・オランダ語・スペイン語・ドイツ語・ヒンディー語・フランス語・ポルトガル語・ロシア語・韓国語・日本語・英語・中国語(簡体字) |
自動翻訳機は様々な会社が出していますが、オフラインでも使えるものはかなり少ないので重要なメリットの1つです。
オンラインでのみ利用可能 | オフラインでのみ利用 | オンライン/オフライン両方に対応 |
・Easy Talk
・ポケトーク ・マユミ2(MayumiⅡ) ・ez:commu |
・ili | ・Langie |
2.2 対応言語が多い
ランジー(Langie)の対応言語は、2019年5月現在53言語に対応しています。
この対応言語の数は、評判が高いポケトークに次いで多いです。
自動翻訳機 | 対応言語 |
イージーコミュ(ez:commu) | 48言語 |
Easy Talk | 38言語 |
ポケトーク | 74言語 |
マユミ2(MayumiⅡ) | 45言語 |
Langie | 53言語 |
ili(イリー) | 3言語(日本語からの一方向のみ) |
ランジー(Langie)さえあれば、日本人がよく行く旅行先の全てに対応していますし、マイナーな言語もたくさんあります。
また、ランジー(Langie)のソフトウェアは適時更新しているため、今後のアップロードで対応言語が増える可能性もあります。
2.3 画像検索ができる
ランジー(Langie)では、マイクに向かって喋り、画像を検索することができます。
たとえば、タクシーの運転手に行きたい場所を画像を見せて伝えるといった方法が取れます。
2.4 グループ翻訳
ランジー(Langie)も一応グループ翻訳ができます。
一応と書いたのは、たったの5台までしかグループに接続できないからです。
- マユミ2(MayumiⅡ):500台
- イージーコミュ(ez:commu):1000台
他機種で繋げられる台数を考えると、かなり少ない人数しか利用できません。
2.5 マルチメディア対応
ランジー(Langie)にはMicroSDカードを使用できるようになっていて、
- 画像
- ビデオ
- 音楽
が楽しめます。
また、ボイスレコーダー機能も搭載されています。
現地の外国人との会話の内容を録音して、後で語学学習として聞くなどの使い方が想定できます。
ランジー(Langie)のデメリット
では、ランジー(Langie)のデメリットはどうでしょうか。
3.1 オフラインの翻訳精度が悪い
ランジー(Langie)は、オフライン状態でも利用することができます。
なので、いざという時に便利だと思って購入する人が多いようなのですが…
いざオフラインで使ってみようとしても翻訳精度に問題があるようです。
オフライン状態での翻訳精度の悪さは口コミ評判でも特に目立つポイントです。
実際に公式でも、オフライン状態だとオンラインに比べ翻訳精度が落ちると表明しているため、評判も嘘ではないようです。
日本語から英語への翻訳であれば、ある程度まともにつかえるようです。
ですが、それ以外はあまり期待しないほうが良いでしょう。
なので、基本的には海外用の
- レンタルWi-Fiを契約
- 公共のWi-Fiスポット
- スマホのテザリング
などで、Wi-Fiに接続して使うことを推奨します。
ちなみに、完全オフラインで使える自動翻訳機にはiliがあります。
iliであればオフラインでも翻訳精度の評判はかなり良いです。
ただし、iliは日本語から
- 英語
- 韓国語
- 中国語
の3つへ翻訳するだけの、
「一方向翻訳機」
なので、それはそれであまりおすすめはできません。
3.2 液晶画面がかなり小さい
翻訳機はスマホのようにタッチパネルを操作して使うのが一般的です。
ランジー(Langie)にもタッチパネルの液晶画面が付いていますが、かなり小さい画面サイズです。
ランジー(Langie)の画面サイズは1.08inchです。
アップルウォッチが1.32inchなのを考えると、その小ささがよく分かるかと思います。
画面が小さいということは、文字も小さくて非常に見にくいです。
なので、年配者が使うにはかなりきついでしょう。
下の表は各社自動翻訳機の液晶画面のサイズになります。
翻訳機 | 画面のサイズ |
Easy Talk | 2.4inch |
ポケトーク | 2.4 inch |
ez:commu | 2.0 inch |
Mayumi Ⅱ | 2.0 inch |
Langie | 1.08 inch |
ili | 液晶なし |
液晶画面には翻訳結果が文章で表示されますが、自分が見るだけではなく、相手に見せて使うこともあります。
たとえば、周辺環境がうるさくて音声が聞き取り辛い場合、相手に画面を見せて理解してもらう際に役立ちます。
しかし、ランジー(Langie)は画面が小さいので、相手にとっても見にくくて煩わしい思いをさせてしまうかもしれません。
3.3 値段が高い
ランジー(Langie)にはいくつかモデルがあり、
- 国内専用SIMなしのS2
- 国内専用SIMありのGT-LS2
のモデルがあります。
(GT-LS2はあくまで国内SIMなのでこのまま海外では使えません)
どちらも3万円以上もする高額商品です。
モデル | S2 | GT-LS2 |
税込み価格
(税別) |
¥32,184 (¥29,800) |
¥39,420 (¥36,500) |
基本的には、Wi-Fi接続して使った方がいいので安いS2をおすすめします。
ですが、それでも他社と比べると結構高い値段です。
自動翻訳機 | 購入費用 |
イージーコミュ(ez:commu) | 24,800円 |
Easy Talk | 22,037円 |
ポケトーク(グローバルSIMなし) | 24,800円 |
ポケトーク(グローバルSIM2年付き) | 29,800円 |
マユミ2(MayumiⅡ) | 24,056円 |
ili | 19,800円 |
※税抜き
料金が安くて評判が高いのは、次の2つです。
- ポケトーク
- Easy Talk
ポケトークやEasy Talkがランジー(Langie)より安いからと言って、決してスペックが劣っているわけでもありません。
使っている翻訳エンジンはほぼ一緒なので、安いものを買ったほう良いでしょう。
ランジー(Langie)が向いている人
次の項目に当てはまる人はランジー(Langie)が向いています。
- オフラインでも使えた方が安心
- 海外用レンタルWi-Fiを契約する予定
ランジー(Langie)はオンラインでもオフラインでも使える珍しい自動翻訳機です。
なので、原則Wi-Fi環境で使うけど、万が一のためにオフラインでも使えた方が安心という方に向いています。
ただし、オフライン状態での翻訳精度に関しては評判が悪いのであまり期待しないほうが賢明です。
そのため、海外用レンタルWi-Fiなどを契約して旅行中に使うなど、Wi-Fi環境で使うことをおすすめします。
ランジー(Langie)以外が向いている人
次の項目に当てはまる人は、ランジー(Langie)が向いていないため、他社の自動翻訳機を選んだほうが良いでしょう。
- 大きな画面のほうがいい
- 購入費用を抑えたい
ランジー(Langie)は、他の自動翻訳機に比べて液晶画面がかなり小さいです。
液晶画面が小さいと操作性が悪く、文字も視にくくて使いづらいです。
ランジー(Langie)は多機能なので、画面を見ていろいろ操作できることが多いです。
ですが、画面が小さいため操作しづらく、機能をイマイチ使いこなせない人も多そうです。
それに、ランジー(Langie)は購入代金も3万円とかなり高いほうになってしまいます。
ですので、購入費用をなるべくを抑えたい人には向いていません。
ポケトークやEasy Talk、ez:commuなど、もっと安くて同程度のスペックの翻訳機が他にあります。
このように、ランジー(Langie)が向いていない方は、他社の自動翻訳機の記事をみて、自分に一番合った商品を選びましょう。
結論
ランジー(Langie)はオフライン状態でも使えるという点が評判の高い自動翻訳機です。
しかし、オフライン状態での翻訳の精度がイマイチだという評判も多いです。
ですので、それほどオフライン面でのアドバンテージを活かせていない印象です。
- 画面が小さくて使いづらい
- 購入代金も決して安くはない
などデメリットもあるため、使う人を選ぶ自動翻訳機になります。
ランジー(Langie)についての詳細は公式サイトでチェックしてくださいね。
また、ランジー(Langie)の申込み方法は、
- 公式サイト
- Amazon
から可能です。
公式サイトより
「Amazon」
での購入の方が、お得な割引・ポイント還元を行なっています。
※最新の価格は以下のリンクからチェックできます
「他の翻訳機との比較を詳しく見てから選びたい」
という方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。