近年では、大都市でなくても街中で外国人を見かけることが多くなりましたよね。
本当は交流したいけれど、言葉が分からないから無理とあきらめていませんか?
この記事では、
多言語をすぐに訳してくれる魔法のような翻訳機
「マユミ2(MayumiⅡ)」
- 評判
- メリット・デメリット
- 向いている人・いない人
を紹介します。
この記事の目次
① マユミ2(MayumiⅡ)の評判・口コミ
マユミ2(MayumiⅡ)の良い評判と悪い評判をご紹介します。
1.1 良い評判・口コミ
マユミ2(MayumiⅡ)の良い評判を紹介します。
『出発日まで間がなかったのですが、すぐに届いて助かりました。中国語の変換が?な時もありますが、ハワイ旅行用に購入したので、英語がばっちりならそれで満足です。WiFiだと変換はとても早いです。』
翻訳精度に関する評判はなかなか良いです。
翻訳のスピードに関しても特に不満の評判はありませんでした。
『SIMカードの起動に少し手惑いましたが、カスタマーサポートで丁寧に対応して頂き、気持ちよく利用できました!』
マユミ2(MayumiⅡ)は、SIMカードの使い方が分からなくて戸惑ったという評判が多いです。
ですが、カスタマーサポートの対応に関する評判は高いようです。
ただ、購入店によって問い合わせ窓口は違うのですべてに当てはまるわけではありません。
『海外旅行に行くので購入をしました。Wi-Fi接続はとっても簡単ですぐに翻訳が使えました。』
マユミ2(MayumiⅡ)はオンライン翻訳機なので、
- Wi-Fiに繋ぐ
- SIMカードを入れる
いずれかの方法で使えますが、Wi-Fi接続であれば簡単にできるという評判です。
※Amazonレビューより抜粋
1.2 悪い評判・口コミ
マユミ2(MayumiⅡ)の悪い評判を紹介します。
『SIMカードのアクティベーション方法やインターネットの接続方法は難しいかと思いました。』
マユミ2(MayumiⅡ)購入時に付いてくるグローバルSIMは世界87か国で使えて便利です。
ですが、初期登録にクセがあるので、それを難しいと感じたという口コミ評判が多いです。
② マユミ2(MayumiⅡ)のメリット
マユミ2(MayumiⅡ)のメリットをご紹介します。
2.1 MayumiグローバルデータSIM付き
マユミ2(MayumiⅡ)を購入すると、マユミ2(MayumiⅡ)本体のSIMスロットに入れて使える
「MayumiグローバルSIM」
が付いてきます。
このグローバルSIMは、世界87ヶ国で4G(3G)で使えて、必要な金額をチャージできます。
初期状態でも約910円(7ユーロ)分チャージ済みになっているため、これだけで約9時間程度は翻訳できます。
2.2 対応言語はまあまあ多い
2019年5月現在、マユミ2(MayumiⅡ)が対応している言語は45言語です。
評判が高いポケトークの74語と比べるとだいぶ少ないです。
ですが、日本人がよく行く旅行先は全て網羅しているので、 マユミ2(Mayumi2)の対応言語数でも全然問題ありません。
自動翻訳機 | 対応言語 |
イージーコミュ(ez:commu) | 48言語 |
Easy Talk | 38言語 |
ポケトーク | 74言語 |
マユミ2(MayumiⅡ) | 45言語 |
Langie | 53言語 |
ili(イリー) | 3言語(日本語からの一方向のみ) |
2.3 Wi-Fiルーターとして使える
マユミ2(MayumiⅡ)は、SIMカードを入れた状態だと、本体をWi-Fiルーター(モバイルルーター)としても使用できます。
つまり、 マユミ2(MayumiⅡ)本体はSIMカードが入っています。
ですので、Wi-Fi環境を探さなくても翻訳ができます。
また、それにスマホやパソコン等の外部端末をマユミ2(MayumiⅡ)にWi-Fi接続させてインターネットも使えるということです。
他に、翻訳機をWi-Fiルーターとして使用できる製品には、
- イージーコミュ(ez:commu)
- EasyTalk
などがあります。
Wi-Fiルーターとして使える | Wi-Fiルーターとして使えない |
・マユミ2(MayumiⅡ)
・イージーコミュ(ez:commu) ・Easy Talk |
・ポケトーク
・Langie |
2.4 ボイスレコーダー機能が付いている
マユミ2(MayumiⅡ)にはボイスレコーダー機能も付いていて、内蔵メモリで約35時間録音できます。
さらに、
- 英語
- 中国語
- 広東語
の場合は、録音した内容を約1時間、他国の言語へ翻訳が可能です。
SDカードへ録音内容を移すこともできます。
2.5 グループ翻訳機能
遠隔地でもグループ翻訳で世界最大500人まで会話ができます。
多国籍企業との電話会議などに使えるでしょう。
2.6 日本語と中国語間の翻訳読み上げの速度調整
あまり評判にも上がっていないので、知られていないメリットです。
マユミ2(MayumiⅡ)では、翻訳した言語を読み上げる音声のスピードが調整できます。
スピードは
- 速い
- 普通
- 少し遅い
- 遅い
の4パターン選べます。
ただし、音声速度調整は現在のところ日本語と中国間のみになっています。
普通の速度では会話のテンポが悪いと感じている人は、音声速度を
「速い」
に設定すれば、テンポ良く会話ができるでしょう。
逆に、相手の聞き取り能力によって音声速度を遅くするなど、語学学習の面でも使い道があります。
2.6 料金はまあまあ安い
下記は、評判の自動翻訳機の購入費用一覧です。
自動翻訳機 | 購入費用 |
イージーコミュ(ez:commu) | 24,800円 |
Easy Talk | 22,037円 |
ポケトーク(グローバルSIMなし) | 24,800円 |
ポケトーク(グローバルSIM2年付き) | 29,800円 |
マユミ2(MayumiⅡ) | 24,056円 |
Langie | 29,800円 |
ili | 19,800円 |
そもそも翻訳機自体、2~3万円する決して安くはない買い物です。
その中でも、マユミ2(MayumiⅡ)は割と安いほうではあります。
金額だけ見ると、
- イージーコミュ(ez:commu)
- ポケトーク(グローバルSIMなし)
とだいたい同じですが、マユミ2(MayumiⅡ)は
「グローバルSIM」
が必ず付いてくるのでその分お得です。
表内だと、iliが一番安いですが、iliは3言語への一方向翻訳機なので、一番性能が低く、問題外です。
なので、マユミ2(MayumiⅡ)の性能の高さやグローバルSIMが付いてくることを考慮すると、結構安いほうではないかと思われます。
③ マユミ2(MayumiⅡ)のデメリット
では、マユミ2(MayumiⅡ)のデメリットはどうでしょうか。
3.1 オンラインでしか使えない
マユミ2(MayumiⅡ)はオンライン専用翻訳機です。
つまり、インターネット接続して使う機械ということです。
インターネットへの接続方法には次のようなものがあります。
・購入時付いてくるグローバルSIMを本体に装着
・別途SIMカードを購入し本体に装着
・お店や公共施設などのフリーWi-Fiに接続
・ポケットWi-Fiに接続
・スマホとテザリング接続
このように、オンラインで使うにはちょっとした手間が必要です。
ただ、現在の翻訳機はオンラインが使うのが主流なので、完全オフラインで使えるのは一方向翻訳機のiliぐらいしかありません。
オンラインでのみ利用可能 | オフラインでのみ利用 | オンライン/オフライン両方に対応 |
・Easy Talk
・ポケトーク ・マユミ2(MayumiⅡ) ・ez:commu |
・ili | ・Langie |
オンラインで使う翻訳機は簡単に言えば、SIMカードを入れるか、Wi-Fi接続さえすればいいのです。
海外旅行へ行く人は、海外用レンタルポケットWi-Fiを契約するケースが多いと思います。
ですので、それにマユミ2(MayumiⅡ)をWi-Fi接続させてしまうのが一番簡単でしょう。
また、少し初期登録が面倒ですが、マユミ2(MayumiⅡ)購入時に付いてくるグローバルSIMを入れて使うのが便利です。
3.3 グローバルSIM初期登録が手間
マユミ2(MayumiⅡ)購入時に付いてくるグローバルSIMは、利用前に初期登録をします。
登録は、mtx CONNECTというサイトで行いますが、このサイトはヨーロッパの会社です。
そのため、ヨーロッパの法律に従い、登録時に顔写真付き身分証のアップロードも必要です。
mtx CONNECT
https://selfcare.mtxc.eu/jp/login
海外のサイトへ身分証のアップロードに抵抗がある方は…
グローバルSIMは使わないで、別途海外用ポケットWi-Fiを契約し、Wi-Fi接続する使い方をおすすめします。
④ マユミ2(MayumiⅡ)が向いている人
次の項目に当てはまる人はマユミ2(MayumiⅡ)が向いています。
- グローバルSIMを同時購入したい
- 料金を抑えたい
マユミ2(MayumiⅡ)は、本体にグローバルSIMが付いてくるのが評判の良いポイントのひとつです。
なので、別途翻訳機用にSIMカードを購入する必要がありません。
それに、翻訳機の中でも評判が高い
「ポケトーク(グローバルSIM2年付)」
と比べても、料金が6千円ほど安くなっているため、料金を抑えたい人に向いています。
⑤ マユミ2(MayumiⅡ)以外が向いている人
次の項目のいずれかに当てはまる人はマユミ2(MayumiⅡ)が向いていないため、別の会社の翻訳機をおすすめします。
- オフラインで使いたい
- マイナーな言語を使う
まず、オフライン環境でも使いたいという人ですが、その場合はiliかLangieが向いています。
iliは完全オフライン翻訳機ですし、Langieはオンラインとオフラインの両方に対応しています。
ただし、どちらもオフラインだと使用言語がすごく少ないため、利用形態は限られます。
そして、マイナーな言語を使うという人にもマユミ2(MayumiⅡ)は向いていません。
マユミ2(MayumiⅡ)は、45言語対応でそこそこ多いほうではあるのですが、やはり評判のポケトークと比較すると劣ります。
- ポケトーク:74言語
- Langie:53言語
と、マユミ2(MayumiⅡ)よりも対応言語が多い翻訳機はいくつかあります。
もし、自分の使いたい言語がマユミ2(MayumiⅡ)に無い場合は、別の翻訳機を選びましょう。
自動翻訳機はたくさんの種類があるため、複数の商品を比較し、自分に一番合った製品を見つけましょう。
結論
マユミ2(MayumiⅡ)の評判は、まあまあ良いです。
翻訳精度においても評判が高いポケトークやイージーコミュ(ez:commu)と比べて遜色はありません。
それに、
- Wi-Fiルーターとして使える
- ボイスレコーダーとして使える
など、細かい機能面の多さでは他社よりも優れている自動翻訳機です。
その上で、マユミ2(MayumiⅡ)を購入する方法には、
- 公式サイト
- Amazon
- 楽天市場
- Yahooショッピング
があります。
「時期や販売状況によってどの購入先がお得なのか」
が変わるので、気になる方はチェックしてみましょう!
「他の翻訳機との比較を詳しく見てから選びたい」
という方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。