ドコモ光を利用中で「今よりネット料金がお得になったらいいのに」と思っている方へ、今回はauひかりへの乗り換えるとどのような「メリット・デメリット」があるのか説明します。
又、auひかり以外のおすすめネット回線の紹介もしていますので、一番いい条件でネット回線を利用する為に、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
※今回の記事はドコモ光→auひかりへの乗り換えについて解説しています。
auひかり→ドコモ光などへ乗り換えを検討されている方は、「auひかりからフレッツへの乗り換えはダメ!キャンペーンと割引を使って安い回線を選ぼう!」の記事でよりお得な回線の選び方を解説しているので、こちらご参考ください。 |
この記事の目次
①ドコモ光からauひかりへ乗り換えるメリット
まずは、ドコモ光からauひかりへ乗り換えると、どのような「メリット」があるのか紹介します。
1.1月額料金が安くなる
ドコモ光からauひかりへ乗り換えれば、ほとんどのケースで若干ですが月額料金が安くなります。
ドコモ光とauひかりの月額料金表 | |
ドコモ光 | 戸建て タイプA:5,200円 戸建て タイプB:5,400円 |
マンション タイプA:4,000円 マンション タイプB:4,200円 |
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auひかり | 戸建て(2年契約):5,200円 戸建て(3年契約):4,900円~5,100円 |
VDSL方式 :3,800円 マンションギガ:4,050円 |
ドコモ光のタイプA・Bはプロバイダの違いだけで、性能等に差はありません。
タイプAよりも200円高いタイプBを契約中の人は、auひかりへ乗り換えればどのプランでも安くなります。
タイプAを契約中の人は、戸建てで「ずっとギガ得」または「マンションVDSL方式」を利用するとauひかりの方が安くなります。
1.2通信品質が安定する
ドコモ光からauひかりへ乗り換えれば、通信品質が向上します。
特にドコモ光で「IPv4PPPoE方式」のプロバーダーを利用している人は、乗り換え後に速度の大幅なアップが期待できます。
ドコモ光の提携プロバイダーの多くは「IPv4PPPoE方式」を採用しており、ネット利用者が増える夜になると、プロバイダーの認証サーバーが混雑し、インターネットが遅くなる事があります。
一方、auひかりはドコモ光の「IPv4PPPoE方式」と違い、プロバイダを経由せずにインターネットに繋がる「IPoE方式」なのでプロバイダーの部分で混雑する事がなく、通信品質が安定しています。
他に、通信速度を左右するのは、光ファイバー内のユーザー数の問題があります。
光ファイバーは、局内PKG(光を出力する装置)から1本の光ケーブルでユーザー側へ配線されます。
まず、局内4分岐スプリッタ―で光ファイバーを4つに枝分かれさせます。
そして電柱間を通りユーザー宅近くまで来たら、8分岐スプリッタ―で光ファイバーを8つに枝分かれさせて、各家庭へ光ファイバーを引き込んでいます。
つまり、もともと1本だった光ファイバーが最終的に32本へ分岐されるのです。
最大32世帯のユーザーが一斉にインターネットを利用すると、光ファイバー内で渋滞してしまうので通信が遅くなることがあります。
しかし、実際32本分すべてが埋まっているケースはまれで、フレッツ系の回線の場合20~30ほどの利用数のである事が多いです。
auひかりの場合は、フレッツ系よりもシェアが少ないため、最大32世帯入る光ケーブル1本あたり、だいたい10~20の利用数である事が多く、地域によっては利用者数が2~4人ということもあります。
フレッツ系回線は、フレッツ光とOCN光、ドコモ光、ソフトバンク光などの光コラボ回線も入っているので、光ファイバー1本あたりの利用率が高いのです。
それに対し、auひかりは1本の光ファイバー内にauひかりのユーザーのみで利用するので混雑しにくいという訳です。
1.3初期費用は事務手数料のみ
ドコモ光からauひかりへ乗り換える際に、2つのお得な公式キャンペーンが適用されます。
- 工事費が実質無料
- 他社ネット回線の解約金還元(最大3万円)
これらのキャンペーンを利用すると、実際に発生する費用が事務手数料の3,000円のみとなり、少ない負担で乗り換えが可能です。
auひかり工事費の実質無料キャンぺーン |
戸建て工事費(37,500円):625円×60ヶ月間割引きで実質無料
マンション工事費(30,000円):1,250円×24ヶ月間割引きで実質無料 |
ドコモ光の解約違約金は、戸建てで13,000円、マンションで8,000円なので、auひかりの違約金還元キャンペーンで全額カバーする事が出来ます。
1.4auひかりなら高額なキャッシュバックがゲットできる
ドコモ光からauひかりへの乗り換えで、高額なキャッシュバックがゲットできます。
キャッシュバックを手にするためには、ネット代理店の「NNコミュニケーションズ」から申し込みをし、プロバイダーに「So-net」か「BIGLOBE」を選択するだけです。
キャッシュバック額は、数あるネット代理店の中で「NNコミュニケーションズ」が最も高額で、余計なオプション加入なしで、最短1カ月でキャッシュバックが貰えるのでおすすめです。
NNコミュニケーションズのキャッシュバック表 |
ネット+光電話:50,000円
ネットのみ:43,000円 ※マンションタイプはどちらも1万円減額 |
このキャッシュバック特典は、auひかり公式のキャンペーンとも併用できるので、ネット代理店からの申し込みが断然お得なのです。
NNコミュニケーションズの、より詳しいキャッシュバック情報と申込み方法は、以下のキャンぺーンサイトをご確認くださいね。
auひかりのキャンペーン情報をまとめたこちらの記事もぜひチェックしてください。
②ドコモ光からauひかりに乗り換えのデメリット
ネット回線はを乗り換える際は、デメリットもあることをしっかり理解しておかなくてはいけません。
2.1開通工事が必要
auひかりは独自の光回線を使用しているので、ドコモ光からauひかりへ乗り換えの際には必ず開通工事が必要となります。
1~2時間程度ですが、開通工事は立ち合いが必要となり、平日9時から12時、13時から17時の間で業者と調整しなくてはいけません。
土日の工事には別途3,000円かかるので、平日忙しい方には向かないかもしれません。
2.2「ドコモ光パック」が使えなくなる
ドコモ光では「ドコモ光パック」というドコモ光(ネット回線)×ドコモのスマホ(携帯)でセット割引を利用している人もいます。
auひかりへ乗り換えれば、当然このセット割引が効かなくなりますので、スマホの月額料金が高くなってしまいます。
ドコモ光パックの割引額は、以下の表を参照してください。
ドコモ光パック割引額 | |
1人用パック(従量課金型) | 家族でシェアパック(従量課金型) |
1GBまで:-100円
3Gまで:-200円 5Gまで:-800円 20Gまで:-800円 |
5Gまで:-800円
10Gまで:-1,200円 15Gまで:-1,800円 30Gまで:-1,800円 |
1人用パック(定額料金型) | 家族でシェアパック(定額料金型) |
20GB:-1,400円
30G:-1,600円 |
30G:-2,500円
50G:-2,900円 100G:-3,500円 |
ドコモ光パックは、スマホ1回線のみしか割引対象にならないので、家族の中で一番割引率の高い回線をペア回線として登録しているはずです。
例えば、シェアパック30GBをペア回線として登録して割引を受けているのであれば、auひかりへ乗り換えで、毎月2,500円もスマホ料金が上がってしまうことになります。
③ドコモ光から乗り換えのもう一つの選択肢はNURO光
ドコモ光から乗り換え先として、もう一つのおすすめネット回線はNURO光です。
NURO光の提供エリアは、関東・関西・東海のみなので使える地域は狭いですが、NURO光の提供エリア内にお住いの方は、auひかりよりおすすめです。
なぜなら、NURO光は標準で最高通信速度が「2Gbps」で提供されているからです。
ただし、実際は接続するLAN機器の性能が1000BASE-T(1Gbps)なので、1Gbps以上のスピードは期待できませんが、それでも他の回線と比べると断然早く、実測値で900Mbps近く出るでしょう。
又、NURO光も代理店からの申し込みで、高額のキャッシュバックも手にできます。
アウンカンパニーキャッシュバック表 | |
ネットのみ | キャッシュバック30,000円 |
ネット+電話 | キャッシュバック35,000円 または 新型 PlayStation®4 or Nintendo Switch |
NURO光の代理店アウンカンパニーの詳しいキャンペーン情報と申込み方法は、以下のキャンぺーンサイトでご確認くださいね。
④auひかりへ乗り換える手順は?
auひかりへの乗り換え手順を説明します。
インターネットが使えない期間ができないように、auひかりが開通してからドコモ光を解約するのがベストでしょう。
【ドコモ光からauひかりへの乗換え手順】
ネット代理店からauひかりを申し込む
NNコミュニケーションズ
↓
KDDIから工事日の連絡がくる
↓
工事2日前までに、宅内機器が配送されてくる
↓
開通工事をするので立ち会う(1~2時間程度)
↓
パソコンなど、自分で機器を接続してインターネットが使えることを確認
↓
ドコモのインフォメーションセンターへドコモ光の解約を連絡
↓
契約中のプロバイダへ解約の申し込み
↓
ドコモ光の宅内機器を返送
ドコモ インフォメーションセンター |
ドコモの携帯・スマホからは:151
一般固定電話などからは:0120-800-000 (ドコモ光パックを利用中の人は、ネットワーク暗証番号を準備する) |
⑤結論:ドコモ光からはauひかりかNURO光がおすすめ
ドコモ光からの乗り換え先はauひかりか、NURO光がおすすめです。
auひかりとNURO光はどちらもキャッシュバックが高額で、通信品質に定評があるからです。
NURO光は関東・関西・東海エリアでのみサービスを提供しているので、この地域以外にお住いの方はauひかりにするのが良いでしょう。
お使いのスマホでネット回線を選ぶと、さらにお得に利用できます。
NURO光⇒ソフトバンクスマホユーザーにおすすめ(ソフトバンクスマホとのセット割が受けられる)
auひかり⇒auスマホユーザーにおすすめ(auスマホとのセット割が受けられる)
また、どちらの回線もエリア外となる方は、以下の記事であなたにピッタリの回線を見つけるのもおすすめです。