WiMAXは、専用の通信機器を使って無線でインターネットを楽しむことができるサービスです。
WiMAXのサービス提供元は「UQコミュニケーションズ」ですが、各プロバイダーなどでも取り扱っているのをご存知の方も多いでしょう。
「通信可能エリア」や「使用機器」などといった、通信品質に関する事はどこで申し込みをしても同じですが、毎月の利用料金や各種キャンペーンまた契約に関する取り決めなどが異なります。
今回はWiMAXの入会を検討中の方へ、プロバイダの@niftyで契約をする場合を例に、上手なWiMAXの選び方を紹介しています、これを読めば一番お得な方法でWiMAXが契約できるのでぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
①@nifty WiMAXの実際の評判はどうなの?
WiMAXの契約先選びで失敗をしないためには、すでに利用しているユーザーの声を聞いてみるのもよい方法ですので、ツイッターでの評判を調べてみました。
まずは良い口コミから紹介します。
nifty wimax契約した時のキャンペーンの報酬がやっと振り込まれた。12000円。
— 天遊 (@tianyoujp) August 15, 2014
@niftyは、WiMAXの新規入会でキャッシュバックが出る数少ないプロバイダです。
どのプロバイダでもキャッシュバックを貰うための手続きが別途必要ですので、手続きをしないとキャッシュバックは1円も貰えませんが、@niftyは手続きをし忘れるリスクが低いためキャッシュバックを実際に受け取れた方からの評判が上がっています。
次に、あまりよくない評判についても紹介します。
あー、契約更新月1ヶ月間違えててnifty wimax解約料9500円発生するっぽい…
— うらがき たかし (@uragaki) August 29, 2016
10年くらい前に解約したはずのWiMAXのせいで@niftyから毎月270円請求され続けてたことに今更気付いた(;_;)加入は同時やけど、解約は別々らしい!
WiMAX契約したことある人で同じことになってる人結構いそうだから啓蒙しとく!— ぐぱん@ごペンなさい (@Google_punch) September 11, 2018
@nifty WiMAXは解約時に「窓口に電話が繋がらない」というトラブルで良くない評判が目立ちます。
また、@niftyは「@nifty会員」と「WiMAX」の料金を分けてあるので、WiMAXの解約だけをして@niftyの退会をしていない方が、@niftyの会員資格は退会になっておらず支払いが続いていたトラブルもあったようです。
②WiMAXのプロバイダを選ぶ基準は3つ
冒頭で紹介したようにどこで契約してもWiMAXの通信品質は同じなので、次の3つの基準でプロバイダを選ぶのが良い方法です。
2.1 支払総額で選ぼう
WiMAXのプロバイダ選びで最も重要なのが「支払総額」を基準にする方法です。
支払総額とは毎月支払うの利用料金だけではなく、キャッシュバックや割引等のキャンペーンも含めて計算した金額です。
たとえば、利用料金が「4,300円のプロバイダA」と「3,600円のプロバイダB」があったとします。
プロバイダAではキャッシュバックが「30,000円」だった場合、30,000円を37カ月で割ると毎月約800円の割引を受けていることと同じです。
- プロバイダA:4300円ー800円=3,500円
- プロバイダB:3,600円
このように、基本料金が安いプロバイダBよりも、キャッシュバックのあるプロバイダAの方が3年間の総支払額が少なくなるのです。
2.2キャンペーンの種類で選ぼう
WiMAXの入会時キャンペーンには、主に「キャッシュバック」と「月額料金からの割引」がありますが、この2つの大きな違いはキャンペーン適用のための手続きが別に必要かどうかという点です。
キャッシュバックは、申込者の口座に現金で振り込まれるので「口座情報の登録が必要」です。
しかし、口座情報の登録が出来るようになるのはWiMAXの契約から数か月先というパターンが多く、手続きが可能な期間中に口座登録を行わないと1円も貰えません。
それに対し、月額料金に対する割引キャンペーンを選べば特別な手続きは必要ないので、特典のもらい損ねといった不安はありませんが、総支払い額でみるとキャッシュバックを選んだほうがお得なケースが大半です。
- 多少面倒な手続きがあってもお得な方がよい方→キャッシュバックがおすすめ
- 手続きを忘れてしまいそうな方→月額料金からの割引きがおすすめ
他には「事務手数料3,000円が無料」や「クレードル(充電機器)が無料」といったキャンペーンを用意しているプロバイダもありますので、自分に必要なキャンペーンを行っているプロバイダを選ぶと良いでしょう。
2.3支払方法で選ぼう
WiMAXの利用料金は、ほとんどのプロバイダで「クレジットカード支払い」となっています。
しかし、クレジットカードを所有していない人は口座振替での契約になりますが、現在口座振替に対応しているWiMAX取扱事業者は、「BIGLOBE、Broad WiMAX、UQコミュニケーションズ」の3社しかありません。
クレジットカードを所持している人は、クレジットカード払いの方が口座振替えよりお得ですのでおすすめです。
なぜなら、口座振替は毎月「口座振替手数料」と、端末の受取り時に代金引き換えとなり「代引き手数料」がかかるからです。
また、クレジットカードの中には通信費などの支払いでもポイントが貯まることがあるので、そういう点からもクレジットカード払いがお得です。
③@nifty WiMAXのデメリット
では、@niftyでWiMAXを申込むのはお得なのかどうかを見極めるために「メリットとデメリット」を考えてみましょう。
3.1最安値じゃない
@nifty WiMAXは、入会時のキャッシュバックで30,000円が貰えます。
キャッシュバック金額はプロバイダの中でも高額な方ですが、月額料金があまり安くないので決して業界最安値にはならないという点がデメリットです。
@nifty WiMAXの各種料金一覧表 | |
月額料金(@nifty会費250円含む) | 1~2カ月目:3,670円
3カ月目以降:4,350円 |
事務手数料 | 3,000円 |
キャッシュバック | 30,000円 |
3年間の総支払額 | 132,590円 |
1ヵ月あたり平均(総支払額÷37カ月) | 3,584円 |
もしキャッシュバックを受取り損ねてしまった場合は、3年間の総支払額は162,590円で、1カ月あたりの平均は4,394円になります。
この金額はWiMAXプロバイダの中でも高いほうなので、@niftyでWiMAXを契約するなら確実にキャッシュバックを受け取らないと損です。
④@nifty WiMAXのメリット
次に@niftyでWiMAXを契約する際のメリットについて紹介します。
4.1キャッシュバックが受け取りやすい
@niftyは、キャッシュバックが受け取りやすいのがメリットです。
それは、WiMAXサービスの利用開始後すぐにキャッシュバック振込用の銀行口座情報を登録できるため、登録を忘れてキャッシュバックが受けられないリスクが低いからです。
@nifty WiMAXのホームページには「お受取方法や特典の詳細については、機器発送月を含む4カ月目に @nifty入会時に発行されたメールアドレス宛にメールにて改めてご連絡いたします」と記載がありますが、実はこのメールを待つまでもなく@nifty会員ページで登録ができます。
ただし、他のプロバイダでも手続きをすればキャッシュバックが貰える点は一緒なので、キャッシュバックの申請方法だけで選ぶ決め手にするのはもったいないでしょう。
4.2もともと@niftyの会員はお得
@niftyの会費は250円(税込み270円)ですが、月額料金に含まれています。
もし、光回線の@nifty光などですでに何らかの@niftyサービスを利用し会員になっている方は、さらにWiMAXで会費を支払う必要はありません。
ただ、これを計算に入れたとしても必ず最安値になるとは限りません。
⑤どんな方が@niftyでWiMAXを契約するべきか
@niftyでWiMAXを契約するとお得な人は、すでに他のサービスで@niftyの会員になっている人です。
@niftyは会員費として毎月250円かかりますが、月額料金に含まれて請求されます。
たとえば、自宅の光回線で@niftyを使っているといったケースであれば、WiMAXを新規契約した場合に別途@niftyの会員費がかからないので毎月250円割引ということになります。
@nifty既会員と新規会員の支払い料金表 | |
@nifty新規の場合 | すでに@nifty会員の場合 |
1~2カ月目:3,670円
3カ月目以降:4,350円 |
1~2カ月目:3,420円
3カ月目以降:4,100円 |
ただ、家で光回線を引いてさらにWiMAXを契約するようなケースは少ないでしょう。
なぜなら、光回線の料金は「マンションで月4,000~5,000円」「戸建てで月5,000~6,000円」かかるので、さらにWiMAXも契約となるとインターネット代金だけで毎月8,000~10,000円も必要だからです。
そうなるとやはり@niftyでWiMAXを契約すると良い方はあまり多くはないでしょう。
⑥他のプロバイダで申し込むべき人
基本的にWiMAXを検討中のすべての人におすすめなのは、一番安いプロバイダを選ぶことです。
WiMAXの中で一番安く利用できるプロバイダはGMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBが最も安いWiMAXなのは、「キャッシュバックと月額料金割引」のキャンペーンがとても豪華だからですが、どちらを選んだ場合でも業界最安値でWiMAXが利用できます。
GMOとくとくBBのWiMAXのキャンペーン別の各種料金表 | ||
キャッシュバックキャンペーン | 月額料金割引キャンペーン | |
月額料金 | 1~2カ月目:3,609円
3カ月目以降:4,263円 |
1~2カ月目:2,170円
3~36カ月目:3,480円 37カ月目以降:4,263円 |
キャッシュバック | 最大32,000円 | なし |
3年間の総支払額 | 127,423円 | 129,925円 |
1ヵ月あたり平均(総支払額÷37カ月) | 3,443円 | 3,511円 |
プロバイダごとでWiMAXの通信品質が変わることはありませんので、料金の安さでGMOとくとくBBを選ぶべきです。
GMOとくとくBBのWiMAXの申込み先はキャンペーン毎にことなるので、受けたいキャンペーンのサイトで確認してくださいね。
GMOとくとくBB WiMAX 月額割引きキャンペーンサイト
GMOとくとくBB WiMAX キャッシュバックキャンペーンサイト
GMOとくとくBBのWiMAXの詳しい内容はこちらの記事がおすすめです。
⑦上手なWiMAXの契約方法
すでに光回線などを@niftyで契約している@nifty会員の方は、@niftyの会費の250円が毎月割引になりますので、@niftyでWiMAXを契約するのがおすすめです。
それ以外の方は、WiMAXはどこで契約しても「同品質・同サービス」のため、トータルコストが安いプロバイダを選ぶとよいでしょう。
一番おすすめのWiMAXプロバイダはGMOとくとくBBですが、その他のプロバイダのキャンペーンも比べて決めいたいという方は、以下の記事がぴったりです。