最安値保証WiFiというモバイルルーターサービスが2020年1月29日に登場しました。
名前に最安値保証と入っている自信たっぷりのサービスです。
果たして本当に最安値なのでしょうか。
結論から言うと、
- 契約事務手数料なし
- 契約期間縛りなし
- 解約金なし
の競合他社の中では最安値となっています。
その料金は月額3,280円となっており、確かに非常に安い金額です。
でも、最安値保証WiFiにはいくつかデメリットあるので安易に飛びつかないようにしましょう。
しっかり他の競合他社と比較し見比べてから申し込むことをおすすめします。
40社以上のモバイルルーターを比較した中で、「今最強コスパのモバイルルータ」を下記の記事で大暴露しています!
- 月に100ギガ以上通信量を使いたい
- とにかく月々の支払いを安くしたい
- 海外でも利用できるほうがいい
- 端末の返却の手間がかかるのが嫌だ
という方は、コスパの高いMugen Wifiをおすすめしております。
この記事の目次
①最安値保証WiFiの基本概要
最安値保証WiFiの基本概要をまとめた表です。
最安値保証WiFiの基本情報 | |
運営会社 | 株式会社スペースエージェント |
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 3,280円 |
データ通信量 | 月間100GB目安 |
最大通信速度 | 下り150Mbps/上り50Mbps(TP Archer M7200) |
通信ネットワーク | ソフトバンク |
海外利用 | 不可能 |
端末 | W04、W05、TP Archer M7200 |
発送日 | 申し込みの翌日発送 |
支払い方法 | クレジットカード |
契約の縛り | なし |
解約違約金 | なし |
端末の返却 | 必要 |
補償オプション | 500円/月 |
補償内容 | 故障・水没・紛失
(ただし10,000円は実費、SIM再発行が必要な際は別途3,000円) |
機器損害金(補償未加入時) | 40,000円
(SIM再発行が必要な際は別途3,000円) |
運営元は民泊物件.comの株式会社スペースエージェント
運営会社のスペースエージェントは民泊事業がメインの企業です。
Wi-Fiルーター事業も行っていて、
『SPACE Wi-Fi』
の提供もしています。
そして、今回新しくできた最安値保証WiFiは、SPACE Wi-Fiよりもさらにお得なになっています。
月額料金 | |
SPACE Wi-Fi | 3,680円 |
最安値保証WiFi | 3,280円 |
もともと行っていたSPACE Wi-FiでのWi-Fi事業の実績があります。
なので、最安値保証WiFiも安心して契約できるでしょう。
WiMAX端末にソフトバンクのSIMを入れて使用
最安値保証WiFiの面白いところが、W04やW05といった
「通常はWiMAXで使う端末にソフトバンクのSIMカードを入れて使用する」
点です。
実は、WiMAX端末でもソフトバンクのSIMカードが使えてしまう所に目を付けたのでしょう。
ちなみに、これらの端末は指定しない限りランダムに送られてきます。
申し込み完了後に(03-5877-3941またはinfo@saiyasune-wifi.jp)へ連絡する
ただし、在庫状況によるため必ず指定ができるわけではありません。
通信速度
下記表は、端末機種ごとの最大速度なのですが、これはあてになりません。
最大速度 | |
W04 | 下り758Mbps/上り37.5Mbps |
W05 | 下り758Mbps/上り112.5Mbps |
TP Archer M7200 | 下り150Mbps/上り50Mbps |
たとえば、W05の下り758Mbpsというのは、WiMAXを契約している人が、
WiMAX2+とau 4G LTEを同時利用したハイスピードプラスエリアモードの時の理論値
です。
出典:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/w05/
しかし、最安値保証WiFiを契約した場合に使うのは、
「ソフトバンク4G LTE」
です。
なので、WiMAX2+の電波を使いません。
そのため、どの端末でも最大理論値は下り150Mbpsになるかと思われます。
ちなみに、最安値保証WiFiで使うWiMAX端末は常に
「ハイスピードプラスエリアモード」
の設定で使います。
ハイスピードプラスエリアモードにしないとソフトバンク4G LTEで通信できないためです。
当然ですがWiMAXの契約と違います。
ハイスピードプラスエリアモードだからといって特別な速度制限や料金は発生しません。
②他社と比較した最安値保証WiFiのメリット
Wi-Fiサービスを提供している競合他社はたくさんあります。
最安値保証WiFiを競合他社と比較した場合、メリットと言えるのは次の点です。
【最安値保証WiFiのメリット】
- 月額料金がずっと安い
- 初期費用が0円
- 契約の縛りがないので違約金もない
- 対応エリアはソフトバンク4G LTEなので広い
それぞれ詳しく解説します。
メリット⑴:月額料金がずっと安い
最安値保証WiFiは毎月たったの3,280円で使えます。
月額料金 | |
最安値保証WiFi | ずっと3,280円 |
Mugen WiFi | ずっと3,280円 |
WiMAX(GMOとくとくBB) | 1~2カ月目3,690円
以降4,263円 |
「2年後に高くなる」なんてこともなく、ずっとこの料金です。
当サイトでも特におすすめしているMugen WiFiの利用料金と同額です。
さらにWiMAXと比べると、特にその安さがわかるかと思います。
メリット⑵:初期費用が0円
最安値保証WiFiは初期費用0円で契約できます。
初期費用(事務手数料) | |
最安値保証WiFi | 0円 |
Mugen WiFi | 3,000円 |
WiMAX(GMOとくとくBB) | 3,000円 |
一般的なWi-Fiサービスは初期費用として事務手数料3,000円が最初にかかります。
それに対し最安値保証WiFiは初期費用が0円なのが嬉しいメリットです。
メリット⑶:契約の縛りがないので違約金もない
最安値保証WiFiは一応1カ月という最低利用期間はあります。
ですが、他社のように2年や3年といった長い契約の縛りはありません。
契約の縛り | 違約金 | |
最安値保証WiFi | なし(最低1カ月) | なし |
Mugen WiFi | 最低2年 | 1~12カ月目9,000円
13~24カ月目5,000円 25カ月目以降なし |
WiMAX(GMOとくとくBB) | 3自動更新 | 1~24カ月目24,800円
25カ月目以降9,500円 更新月(37カ月目)0円 |
初期費用が0円な点と合わせて、短期間だけ使いたい人には
最安値保証WiFiは最もコスパが高いWi-Fiサービス
と言えます。
メリット⑷:対応エリアはソフトバンク4G LTEなので広い
最安値保証WiFiで使う通信ネットワークは
「ソフトバンクの4G LTEもしくは3G」
です。
つまり、ソフトバンクのスマホの通信エリアと同じです。
通信ネットワーク | |
最安値保証WiFi | ソフトバンク |
Mugen WiFi | ソフトバンク・ドコモ・au(クラウドSIM) |
WiMAX | WiMAX2+、オプションでau |
スマホキャリアの通信ネットワークは、
「プラチナバンド」
と呼ばれている低い周波数帯で繋がりがとても良い点がメリットです。
プラチナバンドは、地下鉄内みたいな周囲に分厚い障害物がある場所でも繋がります。
それに対し、WiMAX2+の電波は地下鉄内には届きません。
さらに、壁の厚いビル内なんかも繋がりが悪くなります。
それに、そもそもWiMAX2+の対応エリアはスマホキャリアのエリアよりも狭いです。
田舎や山間部でWiMAX2+のエリア外でも、最安値保証WiFiなら使える可能性は高いです。
③他社と比較した最安値保証WiFiのデメリット
最安値保証WiFiを競合他社と比較した場合のデメリットが次の項目です。
【最安値保証WiFiのデメリット】
- 使えるデータ通信量が少ない
- 海外では使用不可能
- 端末弁済金が高い
- 端末の返却が必要
それぞれ詳しく解説します。
デメリット⑴:使えるデータ通信量が少ない
各社のデータ通信量一覧にしてみました。
データ通信量 | 速度制限 | |
最安値保証WiFi | 100GB/月が目安 | 月末まで128Kbps |
Mugen WiFi | 無制限(口コミ評判によるとおおよそ300GB/月) | 月末まで384Kbps |
WiMAX | 10GB/3日 | 翌日18時~翌々日2時頃まで概ね1Mbps |
最安値保証WiFiで使える月間データ通信量の目安は
100GB
です。
これは、3日で10GBのWiMAXとほぼ同じぐらいのデータ通信量です。
しかし、月間300GBほど使えるMugen WiFiと比較するとかなり少ない量です。
高画質(720p)のYouTubeなら約150時間視聴できる量(1日約5時間)
100GBは使い方によっては十分足りる可能性は高いです。
一方、もっと使うヘビーユーザーには少し物足りないかもしれません。
デメリット⑵:海外では使用不可能
最近はクラウドSIMを使ったWi-Fiサービスが人気です。
ですが、最安値保証WiFiはクラウドSIMではありません。
なので、海外利用が不可能となっています。
たとえば、Mugen WiFiであればクラウドSIMです。
なので、モバイルルーターをそのまま海外へ持っていくだけでOKです。
そして、1日1,200円(エリアによっては1日1,600円)で使うことができます。
デメリット⑶:機器損害金が高い
最安値保証WiFiは端末弁済金が40,000円とかなり高いです。
機器損害金 | |
最安値保証WiFi | 40,000円 |
Mugen WiFi | 20,000円 |
WiMAX | 修理5,000円~
交換19,000円~20000円 |
Mugen WiFiと比較すると倍の値段です。
それに、端末補償の
「あんしん端末補償(500円/月)」
に加入したとしても、修理交換時に10,000円は支払う必要があります。
SIMカード自体が故障や紛失した場合には、別途3,000円も請求されます。
デメリット⑷:端末の返却が必要
最安値保証WiFiは解約時に端末の返却が必須です。
端末の返却 | |
最安値保証WiFi | 必要 |
Mugen WiFi | 25カ月以上使うと不要 |
WiMAX | 不要 |
それに対し、Mugen WiFiであれば24カ月以内に解約の場合は返却しなければならないのですが、
25カ月以上使っている場合は返却が不要
になります。
また、WiMAXも端末買取型のため返却は不要です。
最安値保証WiFiは返却が必要な分、故障や紛失には十分に気を付けなければなりません。
④最安値保証WiFiの口コミ・評判
Twitterで見つけた最安値保証WiFiの口コミ評判を紹介します。
最安値保証wifi
平日昼休みの実力 pic.twitter.com/f01rtWIsuK— ネコ☀ (@NukonNeko) March 11, 2020
最安値保証wifi契約してみたけどこの時間でも20Mbps出てて助かる
この時間にモザイク画質じゃない配信観れるの久しぶりだわw
月100GBまでらしいからきをつけないといけないけど3日10GBの制限ないだけで圧倒的に快適だわw
速攻ワイモバイルのwifi解約してこよ— Kitanai Ninzya (@k_ninzya) March 4, 2020
最安値保証WiFiの速度に関する口コミ評判です。
速いというのもあれば、遅いというのもありピンキリです。
でも、これは最安値保証WiFiだから速いとか遅いとかではありません。
その時その場所のソフトバンク回線が速かったり遅かったりということです。
勘違いしないようにしてください。
朝8時頃
最安値保証WiFi 7.1Mbps
ソフトバンク 6.7Mbps
ほぼ同じ速度。
まあ回線同じだからそうなるのか。#最安値保証WiFi#モバイルWiFi#クラウドWiFi pic.twitter.com/qReV7Y0MFW— harl (@harl78601483) January 29, 2020
上記の方のように、
- ソフトバンク4Gで測った場合
- 最安値保証WiFiでWi-Fi接続して測った場合
で数値がほぼ一緒なのがその証拠です。
なので、「通信速度」に関しては
ソフトバンク4G LTEを使うWi-Fiサービスはどの事業者もほとんど変わらない
です。
ちなみに、下の口コミ評判はMugen WiFiのソフトバンク回線をつかんだ状態での測定結果です。
最近登場したの3キャリア使用回線のモバイルルーター。
自分が契約してるのは、mugen wifiだけど基本ソフトバンクの電波掴みますね。
名寄市街地の端の方だけど18mnps出てる。少なくともwimaxみたいに建物の中だと壊滅的って事もない。
アップロード速度が割と速い。#名寄 #モバイルルーター pic.twitter.com/uCjZW85cwr— シロカゲラ (@sirokagera) February 6, 2020
WiMAXと比較して「建物の中でも繋がる」というMugen WiFi。
最安値保証WiFiと同じ電波を使っているわけですから参考になります。
⑤最安値保証WiFiの解約方法も事前にチェック
最安値保証WiFiを解約するには、解約フォームから申請します。
フォームで申請をした翌月末が解約日となります。
返却物は解約月の翌月5日までに到着するように返送します。
返送の送料は自己負担です。
5日までに返却物が事業者へ届かない場合、
1カ月分の利用料金が発生
してしまうので気を付けましょう。
3/28に解約申請→4/30まで利用可能→5/5までにレンタル商品が到着するように返送
〒132-0024
東京都江戸川区一之江2丁目11-13
機器返送窓口 宛
電話03-5877-3941
⑥最安値保証WiFiはおすすめできない人
最安値保証WiFiのメリットやデメリットを紹介しました。
それを踏まえて、おすすめできない人をまとめると次の項目に当てはまる方です。
【最安値保証WiFiはおすすめできない人】
- ネットヘビーユーザー
- 紛失や故障が気になる方
まず、最安値保証WiFiは月間データ通信量の目安が100GBです。
毎日動画を見たりネットサーフィンをするぐらいでは超えない数値です。
容量の多いデータ(ゲームソフトなど)をダウンロードすることが多いと
月末近くに速度規制がかかる
可能性が高いです。
特にPS4をネットに繋いでいる人は、
- ダウンロード
- アップデート
でデータ通信量が多くなるので気を付けたほうがいいです。
また、紛失や故障時の
機器損害金が40,000円
と高額なのも気を付けなければなりません。
補償オプションを付けるにしても、毎月500円は少し高いです。
たとえ付けたとしても10,000円は実費です。
ちなみに、Mugen WiFiであれば
- 機器損害金も20,000円と安い
- 25カ月以降は返却が不要
です。
なので、長期間使って故障や紛失があった場合は解約すればいいだけです。
データ通信量もMugen WiFiであれば月間300GBほどが目安です。
最安値保証WiFiよりたっぷり使うことができます。
- 月に100ギガ以上通信量を使いたい
- とにかく月々の支払いを安くしたい
- 海外でも利用できるほうがいい
- 端末の返却の手間がかかるのが嫌だ
という方は、コスパの高いMugen Wifiをおすすめしております。
⑦最安値保証WiFiがおすすめできる人
最安値保証WiFiは次の項目に当てはまる方になら自信をもっておすすめできます。
【最安値保証WiFiがおすすめできる人】
- 短期間だけ使いたい人
- データ通信量が100GB/月で十分な人
最安値保証WiFiは
- 初期費用が0円で
- 最低1カ月使えばいつでも解約できる
- 解約時の違約金も発生しない
というメリットがあります。
最安値保証WiFiの
「端末返却が必須な点や機器損害金が高い点」
がデメリットではありました。
でも、短期間だけ使うのであれば故障や紛失のリスクも少ないでしょう。
なので、短期間だけ使いたい人にこれほどピッタリなWi-Fiサービスは他にありません。
しかし、月間データ通信量が100GBと少なめなのが玉にキズです。
なので、
- 月間100GBでも大丈夫 かつ
- 短期間だけ使う
という人であれば、最安値保証WiFiはベストな選択と言えます。
最安値保証WiFiまとめ
最安値保証WiFiは、数あるWi-Fiサービスの中でも月間3,280円で最安値級に安いです。
また、縛りなし、初期費用もなしとメリットも多いです。
ただし、月間100GBしか使えないというのは注意ポイントです。
短期間だけ使いたいというのであればおすすめできます。
そうでないなら月額料金が同じMugen WiFiをおすすめします。
MUGEN WiFi公式サイト
40社以上のモバイルルーターを比較した中で、「今最強コスパのモバイルルータ」を下記の記事で大暴露しています!
コメント