ワイモバイルと言えばCMでもおなじみで、
とにかく料金の安いイメージがあります。
経営元もソフトバンク株式会社ということなので、
ソフトバンクの携帯電話からワイモバイルへ乗り換えればいろいろとお得になるのでは
と思っている人は多いです。
確かに、料金面でのお得度がかなり大きいので、
基本的にソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えはおすすめできるでしょう。
ただし、同時にデメリットもあるため、乗り換え前にしっかりチェックをしておきましょう。
【この記事でわかること】
- ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えてどのくらい料金が安くなるか
- ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット
- ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリット
- ワイモバイルで1番キャンペーンがお得な申し込み窓口
- ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順
この記事の目次
①ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えで料金はどれほど安くなるか
ソフトバンクの利用料金は、
「データ通信料1GB、通話し放題なし」のもっとも安いプランにしても
毎月4,000円以上はします。
さらに、データ容量を多くし、通話し放題も付けて
毎月7,000円∼10,000円くらい支払っている人も多いはずです。
では、ワイモバイルの料金はどうかというとソフトバンクの半分以下の月額で利用ができます。
ワイモバイル | ||
スマホベーシックプラン | 月額料金 | 月間データ使用量 |
S | 2,680円 | 3GB |
M | 3,680円 | 9GB |
R | 4,680円 | 14GB |
上記表は、ワイモバイルの割引前の利用料金です。
すでにこれだけでもソフトバンクより半額以下なのでとても安いですね。
それに、特別にオプションを付けなくとも
「国内通話1回10分以内は無料」が標準搭載されています。
また、10分以上もっと話したいという方は、
プラス1,000円のオプションで電話がかけ放題になる
「スーパーだれとでも定額」を付けることもできます。
そして、上記の金額からさらに割引が行われます。
まず、「新規割」で6カ月間割引され、
家族で2台目以降の契約がある場合はさらに割引されます。
ついでに、通常なら500/円かかる「データ増量オプション」が1年間無料となるため、
データ通信料も1年間増量するというメリットがあります。
表内の3段目の料金になれば、ソフトバンクの利用料の約3分の1で利用できますね。
あくまで割引は6カ月間、データ増量は1年間なので、それを過ぎたら1段目の料金となる点には注意しましょう。
【ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えで料金はどれほど安くなるか】
- ソフトバンクの半分以下の月額で利用ができる。
②ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えのメリット!
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えのメリットを紹介します。
メリット⑴:月額料金が安くなる
上記で説明した通り、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えれば
月額料金が半分以下になります。
これが、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えの最大のメリットです。
メリット⑵:通信速度がMVNOよりも速い
ワイモバイルはMVNOではありません。
MVNOとは格安SIMと呼ばれる携帯電話で、
- LINEモバイル
- UQモバイル、
- ビッグローブSIM
などたくさんの事業者があります。
ワイモバイルもそれらMVNOと一括りにされてしまうことがあるのですが、正確には違います。
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
の大手3社の回線を借りてユーザーに提供しているのがMVNOですが、
ワイモバイルの場合はソフトバンクの回線を借りている部分もありますが自社回線も持っています。
なので、ワイモバイルはソフトバンク株式会社の
- SoftBank
- Y!mobile
の2大ブランドの1つであり、ソフトバンクの劣化版ではありません。
回線スピードもソフトバンクとほとんど同じになっているため、
一般的に速度が遅いと言われている格安SIMとは一線を画しています。
メリット⑶:無料でYahoo!プレミアム会員になれる
通常、Yahoo!プレミアム会員は月額462円しますが、
ワイモバイルユーザーは無料でプレミアム会員になれます。
ちなみに、すでにプレミアム会員の方は、その月額料金が無料になります。
プレミアム会員は、
- 13,000冊以上の漫画読み放題
- ヤフオク月額使用料・出品システム利用料等が無料
- プレミアム会員ならではのPayPayボーナスポイント
など、お得な特典がたくさんあります。
メリット⑷:取り扱い店舗が多い
格安SIMだと実店舗があるほうが少なく、ほとんどの事業者はネット販売がメインとなっています。
それに比べ、ワイモバイルショップは全国1,000店舗以上あり、
さらにソフトバンクショップの約4割以上がワイモバイルも併用して取り扱っています。
なので、ショップがないと不安だという人でも安心して契約できます。
メリット⑸:おうち割光セット(A)というソフトバンクのネット回線とのセット割で安くなる
ワイモバイルでも固定回線の
- ソフトバンク光
- ソフトバンクAir
とのセット割りがあります。
それが、「おうち割光セット(A)」です。
割引額は、次の通りです。
- スマホベーシックプランS…500円割引/月
- スマホベーシックプランM/R…700円割引/月
しかも、1台だけではなく家族含めて最大10台のワイモバイル回線が適用できます。
【ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えのメリット】
- 月額料金が安くなる。
- 通信速度がMVNOよりも速い。
- 無料でYahoo!プレミアム会員になれる。
- 取り扱い店舗が多い。
- ソフトバンク光・ソフトバンクAirとのセット割りが利用できる。
③ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えの際のデメリットと注意点
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えた場合のデメリットと注意点を解説します。
デメリット⑴:公式サイトだとキャンペーンがないのでお得度が低い
ワイモバイルはソフトバンク株式会社が運営元なので、
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えることを後押しするような
キャンペーンを行う必要がないわけです。
なので、ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換え時に
お得になるようなキャンペーンは基本的にありません。
ただし、ネット代理店の「ヤングモバイル」から「スマホべーシックプランR」に「端末とセット」で申し込んだ場合のみキャッシュバック1万円という特典があります。
ヤングモバイルは単なるネット代理店なので、ワイモバイルショップで申し込むのと基本的に仕組みは同じです。
(ショップの実態も代理店です)
ただ、このようなキャンペーンがあるネット代理店はヤングモバイルぐらいなので、
もし条件に該当するのであれば、ヤングモバイルからの申し込みをおすすめします。
- ヤングモバイルの評判
- ヤングモバイルでの申し込みでどのくらいお得になるのか
を下記の記事で解説しています!
デメリット⑵:ソフトバンクの違約金に注意!かからなくする方法もあり
ソフトバンクでは契約解除料がかからない新料金プランを2019年9月13日からスタートしています。
新プランからワイモバイルへ乗り換えるのであれば、ソフトバンク側に違約金はかからないのですが、
旧プランのままワイモバイルへ乗り換えると、ソフトバンク側へ9,500円+消費税の契約解除料がかかります。
そこで、乗り換える前にソフトバンクの新プランへプラン変更をしておく必要があります。
プラン変更を申し込んでから適用されるまでは、締め日が基準となりますので、
締め日前に申し込み、新プランへ変更完了となった締め日の翌日以降に乗り換えの手続きをしましょう。
(請求締め日:毎月10日/毎月20日/毎月末日のいずれか)
デメリット⑶:端末残債にも注意
ソフトバンクで購入したスマホの割賦代金が支払い終わっていない場合、
ワイモバイルへ乗り換えた後も当然ソフトバンクへ支払続けなければなりません。
なので、ワイモバイルへ乗り換えた後もソフトバンクから請求が続いて、「あれ?」と思った方は
端末の残債の支払いか確認してみてください。
デメリット⑷:メールアドレスが変わる
ソフトバンクで使っていた
- 〇〇〇@softbank.ne.jp
- 〇〇〇@i.softbank.jp
のメールアドレスはワイモバイルへ乗り換えると使えなくなります。
ただし、電話番号は変わらないのでSMSであれば利用方法は変わりません。
そして、ワイモバイルで使えるメールアドレスは、SMSを除けば2つあります。
- Y!mobileメール(@yahoo.ne.jp)
- MMS(@ymobile.ne.jp)
Y!mobileメールのほうがウェブメールで、MMSがキャリアメールです。
なので、ソフトバンクのメールアドレスの代わりに値するのがMMSの「@ymobile.ne.jp」となります。
これらワイモバイルのメールサービスはソフトバンクと同じで特に月額料金や申し込みは不要です。
デメリット⑸:手数料がかかる
ソフトバンクに限らず、他社からワイモバイルへ乗り換えの際には
契約事務手数料が3,000円かかります。
それと、ソフトバンク側のMNP転出手数料が3,000円かかります。
なので、契約事務手数料3,000円+MNP転出手数料3,000円の合計6,000円+消費税がかかるという点を理解しておきましょう
【ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えのデメリット】
- お得になるようなキャンペーンは基本的にない。
- ソフトバンクの違約金に注意。
- 端末残債に注意。
- メールアドレスが変わる。
- 契約事務手数料3,000円+MNP転出手数料3,000円=6,000円+消費税がかかる。
④ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えの手順
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えは次の手順で行います。
【1】SIMロック解除(現在の端末をそのまま使いたいとき)
↓
【2】ソフトバンクでMNP転出の申請
↓
【3】ワイモバイルの申し込み
↓
【4】回線切り替え手続き
それぞれ詳しく解説します。
手順⑴:SIMロック解除(現在の端末をそのまま使いたいとき)
ワイモバイルへの乗り換えは、ソフトバンクの回線を使うMVNO乗り換えるのと違って、
ソフトバンクで購入したスマホであっても必ずSIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除の方法は2つあり、1つがMy SoftBankで行う方法です。
My SoftBankであれば手数料は無料です。
My SoftBankでの受付時間は9:00~21:00となっています。
2つ目がソフトバンクショップでやってもらう方法です。
ソフトバンクショップで行う場合は、
運転免許証やパスポートなどの本人確認証が必要なのと、
SIMロック解除手数料3,000円(現金のみ)を店頭で支払います。
【SIMロック解除(現在の端末をそのまま使いたいとき)】
- My SoftBankで行う(手数料は無料)。
- ソフトバンクショップで行う(SIMロック解除手数料3,000円)。
手順⑵:ソフトバンクでMNP転出の申請
携帯電話の番号を乗り換え先でそのまま使うためには、MNP転出の手続きをします。
MNP転出手続きは
- 電話
- ソフトバンクショップ
- ウェブ(My SoftBank)
の3つの方法があります。
電話番号:0800-100-5533
受付時間9:00~20:00
MNP転出手数料は3,000円です。
【ソフトバンクでMNP転出の申請】
- 電話・ソフトバンクショップ・ウェブ(My SoftBank)で手続きを行う。
- MNP転出手数料は3,000円。
手順⑶:ワイモバイルの申し込み
MNP予約番号を使ってワイモバイルを申し込みます。
- 店頭
- ウェブサイト
から申し込みができます。
【ワイモバイルの申し込み】
- 店頭もしくはウェブサイトから申し込む。
手順⑷:回線切り替え手続き
店頭であれば店員さんがすべてやってくれますが、
ウェブで申し込んだ場合は商品到着後に回線切り替えの手続きがあります。
SIMカードのみ注文した方は、切り替え手順が同封の書類に書いているので、それを見つつ、
電話の音声案内に従って手続きをします。
この作業をしなかった場合は、商品到着から6日後に自動的に切り替えが行われます。
SIMカードとSIMフリースマホをセットで購入した場合は、特に自分での切り替え作業は要らず、
商品到着をワイモバイル側で確認した翌日に自動で切り替わります。
ワイモバイルが使えるようになると同時にソフトバンクは自動的に解約となります。
【回線切り替え手続き】
- ウェブで申し込んだ場合、商品到着後に回線切り替えの手続きを行う。
- ワイモバイルが使えるようになると同時にソフトバンクは自動的に解約となる。
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えまとめ
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換えのメリットやデメリットをしっかり確認すれば、
圧倒的にメリットのほうが大きいことがわかったかと思います。
特に固定回線に
- ソフトバンク光
- ソフトバンクAir
を使っている方は、おうち割光セット(A)でセット割りもできるワイモバイルはお得な乗り換え先です。
それに、ソフトバンクの違約金なしプランが登場してから、他社への乗り換えがスムーズになったので、この機会に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
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