ソフトバンク光のオプションの一つで、Wi-Fi機能が付いたルーター「光BBユニット」をご存知でしょうか、もしかしたらすでに利用している方も多いかもしれませんね。
「光BBユニット」は、ソフトバンク光のその他のオプションと組み合わせて使うことが多いのですが、これらに関するオプションはとても複雑で、使い方によってはすごく高額になってしまいます。
今回は「光BBユニット」の特徴や金額を解説していきますので、現在ご利用中の方も、これからという方も「光BBユニット」を上手に使う方法をこの記事で身に着けてくださいね。
この記事の目次
①光BBユニットとは
「光BBユニット」は、Wi-Fi機能が搭載されたルーター機器で、複数台の端末を「LANケーブルやWi-Fi通信」で接続することが可能です。
「光BBユニット」でWi-Fi通信をするには「Wi-Fiマルチパック」というオプションサービス(990円/月)への加入も必要です。
この「W-Fiマルチパック」は、自宅で「光BBユニット」を使ったWi-Fi通信だけでなく、外出先でも「BBモバイルポイント」という公衆無線LANが無料で利用できるというオプションです。
「光BBユニット」は、市販のルーターと同様に、不法侵入を防止する「ファイヤーウォール」や通信の暗号化機能が搭載されていますので、安心してネット通信ができます。
1.1光BBユニットの利用料は?
「光BBユニット」はレンタルでの使用となり、レンタル機器代金は「月額467円」です。
レンタル品であるため、故障の際には故意による故障でなければ、無償交換が可能です。
1.2光BBユニットの使用機器と接続案内
「光BBユニット」を契約すると以下のセットが届きます、利用開始した時期により機器の性能は異なりますが、現在提供されている「光BBユニット」(E-WMTA2.2/2.3)は、LANケーブルでの有線接続の際、最大1Gbpsでの通信が可能です。
機器の接続の仕方は、他に光電話の利用があるかどうかや、NTTの提供端末によっても変わり、ソフトバンク光のホームページに動画で解説が乗っていますのでご確認くださいね。
1.3光BBユニットを使う理由
「光BBユニット」を利用する理由はいくつかありますが「Wi-Fiマルチパック」に加入することで自宅と外出先でWi-Fi通信が可能になる事の他には、BBフォンやひかり電話を利用することで、電話料金が安くなるという利点があるからです。
そして一番大きな理由は、ソフトバンクのスマホとセット「おうち割光セット」の割引きを適用させる為の必須オプションなっている事です。
1.4おうち割光セットの条件と料金
おうち割光セットについて説明します。
「おうち割光セット」は、スマホまたは携帯電話1台あたりの契約により最大1,000円毎月割り引かれ、家族で10回線まで適用される大変お得な割引きサービスです。
おうち割光セットと対応するスマホ・携帯のデータ量プラン | |
スマホ(5G・20G・50G) | 1,000円/月(永年) |
3G携帯 | 500円/月(永年) |
以下は、「おうち割光セット」の加入条件となっているオプションです。
- 光BBユニット:月467円
- Wi-FiマルチパックまたはWi-Fi地デジパック:月990円
- BBフォン:光BBユニットの利用料金要/光電話N:月500円(基本プラン)月1,500円(スマート基本プランN)
このように、それぞれのオプションに料金が設定されているので、合計では1,900円~以上かかってしまいますが、「おうち割光セット」を適用させると全て込みで540円/月(税込み)となります。
「おうち割光セット」は、必須オプションが500円~で、対する割引き額も500円~なので、ソフトバンクスマホを家族で1台しか利用していない場合は、お得感があまりないと感じるでしょう。
しかし、「おうち割光セット」でオプション代が大幅割引きなっている点と、固定電話を光電話に切り替えた場合に、光電話の基本料が無料になると考えると、とてもお得なことが分かります。
②光BBユニットに適した人とそうでない人は?
「光BBユニット」はどんな人が利用するとお得なのか考えていきます。
2.1光BBユニットに適した人
いままで「光BBユニット」の特徴などを見てきたことで、「光BBユニット」に適した利用法は以下の2つが考えられます。
①おうち光割光セットを適用させたい人:光BBユニットが割引き適用条件オプション
②BBフォン・ひかり電話を利用したい人:ひかり電話を利用する為の機能が「光BBユニット」搭載されている
2.2光BBユニットが適さない人
逆に「光BBユニット」が適さないケースは、「光BBユニット」で、Wi-Fi機能のみを利用したい方です。
3年間「光BBユニット」を使用した場合、月額467円×36回で合計16,812円もかかる事になり、その後ももちろんずっと毎月の利用料が発生するため、市販のルーターを購入したほうが安く済みます。
市販のルーターの場合は、故障時に保証期間が過ぎていれば、有償での修理や新しいルーターを再度購入する必要が出てきますので、その点だけは注意が必要です。
2.3光BBユニットを利用しない場合の注意点
「光BBユニット」を利用しない場合の注意点は、「光BBユニット」の利用が無いと「Wi-Fiマルチパック」へは加入できないため、外出先で「BBモバイルポイント」を利用したい場合は、別オプションの「公衆無線LAN」月額290円が必要となります。
③光BBユニットを使わずにネット接続する方法
「光BBユニット」を利用せずに、ソフトバンク光でインターネット接続を行う方法を解説します。
3.1必要になるもの
家のパソコン1台をインターネットにつなぐには、NTTのマークがついたONU(回線終端末)とパソコンを直接LANケーブルで接続するだけで利用が可能となります。
なお、複数台のパソコンなどで利用する場合、家電量販店などでも販売されている市販のルーターで、ソフトバンク光の回線を分配する必要があります。
3.2機器の設置手順
パソコン1台での利用の場合は、先ほどの方法で接続が可能ですが、一部のパソコンでは「PPPoEの設定」を行わなければ、接続できない場合もあり、その場合にはソフトバンク光からの書面に記載されている「ユーザー名」と「パスワード」が必要となります。
ソフトバンク光の書面に記載された「ユーザー名とパスワード」がないと、PPPoE認証ができずネットに接続できませんので、ソフトバンクから来た書面は、大事に保管しておきましょう。
④返却方法・手順
以上の情報から、「光BBユニット」は不要と判断した場合の解約方法ですが、ソフトバンク光サポートセンターに電話にて連絡を行います。
ソフトバンク光 サポートセンター |
電話番号:186+0800-111-2009
受付時間:10:00~19:00 |
契約時に記載した電話番号または連絡先に指定した電話から、186を付けて電話をかけると顧客情報がサービスセンターに送られるので、問い合わせがスムーズになります。
解約を申込むと「光BBユニット」機器の返送先が案内されますので、必ずメモにとっておきます、機器の返送は「元払い」となる場合が多いため、解約の連絡をした時に「元払いなのか/着払いなのか」を、必ず確認しましょう。
また、「光BBユニット」を解約するのであれば、ソフトバンクが提供する「BBフォンとひかり電話」も使えなくなりますので、それらの電話オプションの解約も同時にしましょう。
ここで注意することは、準備をせずに光電話の解約を行うと利用中の電話番号が消滅してしまうので、電話番号をそのまま利用したい場合は、先にNTTに連絡をし、一旦ひかり電話からアナログ固定電話への切り替えを行ってください。
こうしておくことで、次に契約する回線でも、同じ電話番号で光電話が利用できますが、もともとソフトバンク光で取得した電話番号の場合は、NTTでアナログ電話に戻す事が出来ませんので、光BBユニットの解約で電話番号も消滅します。
⑤光BBユニット情報まとめ
「光BBユニット」は、「おうち割光セット」でスマホとのセット割を受けたい方、ソフトバンクが提供するBBフォン、ひかり電話を利用される方には、必要のオプションとなります。
また、ご自宅や外出先でWi-Fi通信を利用したいのであれば、「光BBユニット」の加入と同時に「Wi-Fiマルチパック」への加入が必要です、しかしWi-Fi通信機能のみを利用される方は、「光BBユニット」ではなく、市販のWi-Fi機能付きルーターで十分です。
このように利用目的により、「光BBユニット」が必要なのかどうかが変わりますので、どのように「光BBユニット」を利用するのよく考えて申込みをするようにしてくださいね。
これからソフトバンク光を契約する方は、代理店のエヌズカンパニーからの申込みで、キャシュバック+Wi-Fiルーターの特典を選ぶことが出来るので、エヌズカンパニーの特典Wi-Fiルーターを使うのもおすすめです。
エヌズカンパニーの申込み特典 | |
新規 | 特典A:30,000円キャッシュバック
特典B:25,000円キャッシュバック+無線LANルーターまたは無線LAN中継器 |
転用 | 13,000円キャッシュバック |
エヌズカンパニーの詳しいキャンペーン情報は、エヌズカンパニーのキャンペーンサイトでご確認くださいね。
また、ソフトバンクのスマホ以外をお使いの方などは、ソフトバンク光よりもお得な光回線があるので、以下の記事であなたの条件に合った光回線を探すのもおすすめです。