ソネット光を利用中の方の中には、様々な理由から解約を検討中の方もいるでしょう。
ネット回線の解約には色々な費用が掛かるので、最終の支払い時にいくら位かかるのか、またどうしたら費用の負担が少なく解約が出来るのか知っておくと便利です。
ソネット光の解約に限らず、その他の回線にも当てはまる部分がありますので、ネット回線の解約の際はぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
①ソネット光の解約と退会の違い
ソネット光を辞める際には「解約」と「退会」が選択できます。
解約と退会は、「ソネット会員を辞めるのか」「ソネット会員は辞めないのか」という違いがあります。
- ソネットのサービスすべてをやめる手続きが「退会」
- ソネット光の接続サービスだけをやめる手続きが「解約」
退会を選択すれば、当然ソネット光は解約になります。
特にソネット会員として残る必要がないのなら退会を選びましょう。
②ソネット光の解約にはいくらかかるの?
ソネット光を解約する際は以下の費用が掛かります。
- 解約違約金
- 工事費の残額
- 月の利用料
自分にどれが当てはまるのか、考えながら読み進めてくださいね。
2.1ソネット光の解約違約金
通常ネット回線は、数年ごとの自動更新とする代わりに、月の利用料金に割引きを受けらるプランで契約するのがほとんどです。
ソネット光でも「So-net長割for光コラボレーション」という割引きプランがあり、通常料金より毎月500円安くなりますが、その代わり、30カ月ごとに契約が更新され、更新月以外で解約すると、違約金として7,500円が請求されます。
違約金を支払わずに解約するには、「契約満了月の翌月および翌々月」で解約をする必要があります。
ソネット光は30カ月ごとの更新契約なので、初回の更新月が「31か月目と32カ月目」次の更新月が「61ヶ月目と62カ月目」その次が「91カ月目と92カ月目」となります。
2.2工事費の残債
ソネット光を導入する工事の工事費は分割され毎月の利用料と合算で支払いますが、工事費の分割支払い中に解約してしまうと、工事費残額は一括で請求されます。
ソネット光の開通工事費は24,000円で、分割で800円の30回払いにしているので、例えば12ヶ月目で解約した場合、残り18回分14,400円が最終支払い時に請求されます。
2.3最終月の利用料は全額
ソネット光の使用料金は、日割りされないため月のどの時点で解約をしても、1か月分の月額料金がまるまるかかります。
- 撤去工事あり⇒回線が撤去されたらその後はネット通信ができない
- 撤去工事なし⇒解約を申し出ても月末まではネット通信が可能
撤去工事をする場合は、機器が取り外されたら即ネット通信ができなくなります、その場合でも退会は月末になるので丸1ヶ月間の利用料金がかかります。
撤去工事が不要の場合は退会希望月をソネットに申請し、希望した月の月末まで利用できます。
2.4回線の撤去料は無料
回線の撤去工事が必要な場合は、NTTの工事担当者が自宅に来て工事を行います。
NTTでは回線撤去に伴う工事費は無料で行っています。
解約の工事はNTT局内だけで行う無派遣工事の場合もあり、自宅に工事担当者が来ないこともあり、その場合も当然費用はかかりません。
しかし工事業者と予定があわず工事が解約したい月内で出来ない場合や、予定していた工事が何らかの理由で翌月にずれてしまったような場合は、工事完了まで退会とならず翌月も料金が発生します、また契約更新月からずれてしまえば違約金もかかるので注意してください。
2.5機器の返送費は無料
撤去工事を行わない場合は、自分でモデム等の機器類を外し、NTTへ返送する必要があります。
NTTから回収キットが送られてくるので、それに機器類を入れて返送するだけです。
回収キットに送り先の住所が書いてある伝票が入っているので簡単です、送料もかかりません。
ただ、機器類を紛失したり、壊してしまったりした場合には、賠償しなければなりませんので取扱には注意しましょう。
③解約時に費用負担をゼロにする方法
ソネット光の解約にかかる費用はだいたい分かって頂けたでしょうか。
できれば、余計な費用はかけたくないですよね、そこでなるべく負担なくソネット光を解約する方法と、乗換え先におすすめの回線を紹介します。
3.1更新月に解約する
契約更新月のタイミングでソネット光の解約ができれば、違約金の7,500円は発生しません。
ただ、ソネット光は30カ月ごとの更新のため、現実的には解約したいタイミングと契約更新月が違う場合が多いでしょう。
30カ月ごとの定期契約更新なので、更新月を逃すと、次の更新月は約三年後になってしまいます。
そのため解約時は、違約金を負担してくれる他社回線に乗り換える方法が現実的です。
3.2解約違約金還元がある他社回線に乗り換える
他社回線から乗換えをしてくれた場合に、解約違約金の還元を行っているネット回線は「ソフトバンク光」と「auひかり」です。
ソフトバンク光は「あんしん乗り換えキャンペーン」で、最大10万円まで他社違約金・撤去工事費を還元してくれます。
ソネット光の解約時にかかる費用は違約金7,500円だけなので、このキャンペーンを使えば余裕でカバーされます。
auひかりは、「スタートサポート」で最大3万円まで他社違約金を還元してくれますが、ソフトバンク光との違いは、このキャンペーンを利用するのにオプション加入条件がある事です。
ホームタイプは「ずっとギガ得(3年契約)+光電話+光電話オプションパックEX」が条件となり、マンションプランは「ネット(プラン指定無)+光電話+光電話オプションパック」が条件です。
3.3キャッシュバックがお得な回線へ乗り換える
ネット回線は、代理店経由で申込みを行うと、キャッシュバックなどの特典が付く場合があります。
回線と代理店によって金額はだいぶ違いますので、よく調べて申込みをしましょう。
キャッシュバックがお得で、ソネット光の乗換え先にピッタリなのは、「auひかりとソフトバンク光」です。
auひかりとソフトバンク光の申込み特典 | |
auひかり | ネットのみ:65,000円
ネット+光電話:81,000円 |
ソフトバンク光 | 特典A:40,000円キャシュバック
特典B:35,000円キャッシュバック+無線Wi-Fiルーター |
auひかりの申込みで一番特典が良いのは、代理店のNNコミュニケーションズです。
キャンペーンの申請はとても簡単で、最短申込みの翌月末にキャッシュバックが支払われます。
NNコミュニケーションズのお得なキャンペーン情報は、以下のサイトで確認してくださいね。
NNコミュニケーションズ auひかりキャンペーンサイトauひかりについては、以下の記事を読むとよく分かるようにまとめてあります。
NNコミュニケーションズの評判、特徴を詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックして見てください!
下の記事では、auひかりの全ての申し込み窓口のキャンペーンを、徹底的に比較しています。
NNコミュニケーションズが1番お得な理由がわかりますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。
ソフトバンク光の代理店には、エヌズカンパニーがおすすめです。
キャッシュバックのみとキャッシュバックにWi-Fiルーターを付けた特典を選ぶことが出来るので、Wi-Fiルーターの購入を検討していた方々から喜ばれています。
エヌズカンパニーの特典の詳細と申込み方法は、以下のキャンペーンサイトをご覧ください。
ソフトバンク光の総合的な情報は、以下の記事で確認することが可能です。
エヌズカンパニーの評判、特徴を詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックして見てください!
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④ソネット光の解約手続き
ソネット光解約の手続きは、Web・電話のどちらかで行います。
ソネット光解約窓口 |
So-netサポートデスク(電話受付) フリーダイヤル 0120-80-7761 受付時間9:00~18:00 |
WEB受付 |
ただ、光電話の番号を乗り換え先に引き継ぎたい場合は、先に移転先事業者へ連絡し、番号移行手続きをします。
光電話の番号を移行するより先にソネット光を解約してしまうと、同じ電話番号は2度と利用できませんのでご注意ください。
【撤去工事が必要な場合】
- 工事日をソネットと調整
- 撤去工事が完了した月末で退会となる
【撤去工事が無い場合】
- 退会希望月の月末に退会となる
- 回収キットモデム等を梱包しNTTへ返送する
⑤その他の解約の場合
回線の解約以外に、引っ越しや有料オプションの解約のみのケースを見ていきましょう。
5.1引越しの場合
引っ越しの場合は、解約手続きのかわりに移転手続きを取ることにより、引っ越し先でもソネット光が利用できます。
移転手続きであれば、So-net長割for光コラボレーションの30カ月更新の期間がそのまま継続されるので解約違約金は発生しません。
しかし1点注意が必要なのは、引っ越し先でまた開通工事費がかかることです。
東日本エリアと西日本エリアをまたぐ際は、新規開通時と同じ24,000円かかり、同エリア内だと9,000円です。
解約と移転は同じ位の手間がかかるため、引っ越し時はソネット光は解約して他回線に乗換え、キャッシュバックを貰った方がお得です。
5.2オプションの解約
ソネットを退会すれば、各種オプションも同時に解約になります。
ソネット光の解約ではなく、有料オプションのみ解約したいようなときは、ソネットマイページから手続きを行えます。
または、光電話は電話でしか解約できないので、So-netサポートデスクへ連絡します。
So-netサポートデスク「0120-80-7761」
⑥解約する前に知っておきたい注意点
解約を行う前にいくつか知っておいたほうがいい点をまとめました、特に気にならないようであれば、解約を続行して大丈夫です。
6.1ソネットのメールが使えなくなる
ソネット光の契約時に「○○○○○@aa2.so-net.ne.jp」のソネットメールを付与されていますが、ソネット光を辞めると、このメールアドレスがもう使えなくなってしまいますので、メインのメールアドレスとして使っている方は注意が必要です。
このメールアドレスを継続して使い続けたい場合は、ソネットを退会するのではく、ソネット光のみを解約し、ソネットの接続コースを「モバイルコース(月額料金200円)」の一番安いコースへ変更すれば、同じメールアドレスを継続利用できます。
以前はプロバイダのメールの方が信頼性が高く、様々なところで登録などに使われていましたが、現在は「GmailやYahooメール」のようなフリーメールでも十分なので、次の乗り換え先からはプロバイダメールをメインとして利用しないことをおすすめします。
6.2電話番号が変わる可能性がある
光電話を利用している方は、ソネット光の解約とともに利用終了となります。
他社回線に乗り換える場合、乗り換え先で同じ電話番号を利用できるのかできないのかは、もともとどこでその電話番号を取得したのかによります。
NTT加入電話で取得した番号であれば、ソネット光を解約する前に、一旦アナログ戻しという処理を行えば、乗り換え先回線へ番号を引き継ぐ事ができます。
ソネット光電話の契約時に新しく取得した番号は、乗り換え先に引き継ぐことは不可能です。
⑦ソネット光の上手な解約方法
ソネット光の解約手続きは、Web上のマイページで行うか、So-netサポートデスクへ電話して行います。
30ヶ月ごとの定期更新契約となっている場合は、更新月以外に解約すると7,500円の違約金が発生するので注意しましょう。
更新月を待って解約をするのはなかなか大変なので、ソネット光の解約違約金を負担してくれる「ソフトバンク光かauひかり」へ乗り換えるのがおすすめです。
ソネット光はauのスマホとのセット割(auスマートバリュー)を受けている方も多いので、セット割がきかない回線へ乗り換えてしまうと月の通信費が増額となる可能性があります。
auスマートバリューの割引きを継続したいのであれば、auひかりへの乗り換えをおすすめします。
今回、ソネット光からの乗換え先にソフトバンク光とauひかりをおすすめしましたが、お使いのスマホ、お住いの地域、居住環境によって最適の回線が変わりますので、以下の診断ツールでピッタリの回線を見つけるのもおすすめです。