この記事では
- auひかりに乗り換えるのが本当にお得なのか
- 乗り換えするのはデメリットのほうが多いのか
を詳しく解説していきます。
まずはコスト面で、本当にお得なのかどうかを、ひとつづつ計算し、年間でどれくらいの差がつくのかを見ていきます。
でも、デメリットはあるのかな?
今日はauひかりのコスト面について詳しく説明した後に、乗り換えのデメリットについても紹介するよ。
その後にauひかりに乗り換えることで生じるデメリットを解説していきます。
「コストがいくら違うのか」「具体的にどのようなデメリットがあるのか」を理解したうえで、乗り換えるかどうか判断してみてくださいね。
※この記事では割合として一番多い「フレッツ光→auひかり」の乗り換えについて解説しています。
他社からの乗り換え、「auひかり→他社」への乗り換えは「auひかりからフレッツへの乗り換えはダメ!キャンペーンと割引を使って安い回線を選ぼう!」の記事で解説しているので、そちらをご参考ください。 |
この記事の目次
①結局いくら安くなる?フレッツからauひかりへの乗り換え
フレッツからauひかりに乗り換えるかどうかを判断するためには、まずは「いくら安くなるのか」を正確に把握する必要があります。
まずは料金やキャッシュバック、割引をすべて考慮して、今お使いのフレッツより年間いくら安くなるのかを、計算してみましょう。
コスト面で損するか得するかを正確に把握しておかないと、乗り換えた後に後悔することになるので、しっかり理解しておきましょう。
1.1 乗り換えるだけでキャッシュバックがもらえる
auひかりは、すべてのネット回線のなかで契約時のキャッシュバックが最も多い光回線です。
※他社はフレッツ光の回線を借りてサービスを提供していますが、auひかりはKDDIが回線自体を所有しています。他社と違いフレッツに回線使用料を支払わなくてよいので、ユーザーに高額な還元ができるようになっています。
最新のキャンペーンでは、auひかりに乗り換えるだけで下記の金額を受け取ることができます。
特に現在のキャンペーンは2017年前半に比べて、10,000円近く増額になっているので、申し込むには良いタイミングです。
auひかりの最新キャンペーン | |
(a)ひかり電話同時契約 | |
(b)ネット回線のみの契約 |
※マンションタイプの場合は上記金額から5千円減額。
auひかり以外の光回線では、新規契約のほうがキャッシュバックが多いですが(平均20,000円程度)、乗り換え時にはかなり少額です(平均10,000円前後)。
ですがauひかりの場合、新規でも乗り換えでも、上記の金額のキャッシュバックを受け取ることができます。
後述するスマートバリュー(スマホの割引)を利用するために、ひかり電話の契約が必要になるので、大半の方は(a)の52,000円を受け取ることになります。
まず、この段階でフレッツを継続利用するより、52,000円が浮くことになります。
乗り換えで動くお金 | |
(1)キャッシュバック | +52,000円 |
※キャッシュバック受け取り時の注意点
契約窓口によっては、有料オプションをつけないとキャッシュバックがもらえない場合があります。
月々のムダな支払いが増えてしまうので、最終的には損をするケースが多いです。
当サイトでは、オプション不要で上記の金額のキャッシュバックがもらえ、また受け渡し率100%(もらい損ねのトラブルがない)の正規代理店NNコミュニケーションズからの契約をおすすめしています。
詳しく知りたい方は、「最新速報!auひかり キャンペーン辛口比較|キャッシュバックがお得な代理店」の記事に目を通してみてください。
1.2基本料金が1,000円前後下がる
フレッツとauひかりでは、全般的にauひかりのほうが月々の料金が安いです。
料金比較(プロバイダー込み) | |
フレッツ光 | 戸建て:6,500円 (相場)
マンション:4,800円 (相場) |
auひかり | 戸建て:5,100円
マンション:3,800円 |
※フレッツ光はプロバイダーやエリア、プランによって料金が変わるので、相場料金で記載しています。
現在の月々の料金とauひかりの料金を比較して、いくら差があるか確認してみてください。
今の月額料金がわからないかたは、表の相場で考えてみてくださいね。
auひかりはプロバイダー料が込みで上記金額なので、平均すると毎月1,000円ほど安くなるという方が多いです。
今お使いのフレッツ光の料金がわかる方は、月々の差額×12か月で、年間いくら差があるのかを簡単に計算してみてください。
乗り換えで動くお金 | |
(1)キャッシュバック | +52,000円 |
(2)月額料金の差額 | +12,000円(1,000円×12か月)
※今お使いのフレッツの料金がわかる方は、その料金で計算してみてください。 |
1.3スマホ代が大幅に下がる
フレッツからauひかりに乗り換える最大のメリットは、auスマートバリューが使えることですね。
スマートバリューは、家族全員のauスマホが割引されるキャンペーンです。
割引金額はデータプランによって変化しますが、下記の表を頭に入れておけばOKです。
スマートバリューの割引金額 | |
データ量:5ギガ以下 | 934円 |
データ量:5~20ギガ | 1,410円 |
データ量:21ギガ以上 | 2,000円 |
上記の割引が家族全員のauスマホに適用されます。(離れて暮らしていてもOK)
フレッツからauひかりに乗り換えると、家族全体のスマホ代が大幅にさがります。
上記の表を基に、家族全体で、いくらスマホ代が減るかを計算してみてください。
乗り換えで動くお金 | |
(1)キャッシュバック | +52,000円 |
(2)月額料金の差額 | +12,000円(1,000円×12か月) |
(3)スマートバリュー | データ量に応じた割引 × 家族分 |
1.4初期費用は事務手数料のみ
光回線の乗り換えや、新規契約の場合は、通常初期費用がかかります。
ですが現在のauひかりのキャンペーンによって、事務手数料以外の初期費用はすべて無料となっています。
なので、乗り換えをすることで、金銭的なマイナスはほぼありません。
1.4.1フレッツ光の解約金
auひかりに乗り換える場合は、フレッツ光の解約金はゼロでOKです。
スタートサポートというキャンペーンで、フレッツの解約金をKDDIが負担してくれます。
1.4.2auひかりの工事費
auひかりを利用するときには、開通工事が必要になります。
通常光回線の開通工事は、24,000円前後の金額が必要になりますが、現在auひかりでは、工事費無料キャンペーン期間中なので、ゼロ円で開通工事ができます。
※月々の料金から1,280円ずつ割引という形で、工事費が無料になります。
1.4.3初期費用は事務手数料のみ
解約金と、工事費がキャンペーンで無料になっているので、必要な初期費用は、事務手数料の3,000円のみとなります。
乗り換えで動くお金 | |
(1)キャッシュバック | +48,000円 |
(2)月額料金の差額 | +12,000円(1,000円×12か月) |
(3)スマートバリュー | データ量に応じた割引 × 家族分 |
(4)初期費用 | ‐3,000円 |
1.5金銭的には大幅にプラスになる
今までがフレッツからauひかりに乗り換えた場合の金銭的な増減になります。
(2)の月額料金の差額と(3)のスマートバリューは、人によって金額が微妙に変わりますが、大半の方が乗り換えたほうが大幅に得することになります。
料金とキャンペーンなどの全体を考量すると9割以上の方は、1年目だけで52,000円以上得するので、コスト面を考えると、間違いなく乗り換えたほうがお得です。
②乗り換えるデメリット
フレッツ光からauひかりに乗り換えるのは、コスト面で圧倒的なメリットがあります。
ですが、メリットばかりではありません。
コスト面と、デメリットを見て、総合的に判断する必要があります。
下記がauひかりに乗り換える際に生じるデメリットになります。
2.1通信速度が変わる可能性がある
auひかりとフレッツ光は、同じ1Gbpsになります。
品質的には全くの互角なので、同じ環境下であれば同じ通信速度になります。
インターネット回線は、周辺の利用者の数と、使用するプロバイダーによって通信速度が変わるので、フレッツからauひかりに乗り換えると通信速度が下がる可能性もゼロではありません。
ですが、auひかりはプロバイダーを7社から選べるので、心配する必要はないでしょう。
※通信速度が遅い原因はほとんどの場合、端末やルーターなどの周辺機器か、プロバイダーが原因です。
また、最悪の場合でも8日間以内なら無料でクーリングオフができるので、安心してOKです。
2.2工事が必要
auひかりは、KDDIが所有する独自の回線を使用しています。
なので、現在フレッツ光が導入されているご家庭にも、新たな開通工事が必要になります。
工事費はキャンペーンで無料ですが、1~2時間の立ち合い工事に付き合わないといけないというデメリットがあります。
auひかりの工事が終わるまで、フレッツ光を継続して使えばOKなので、乗り換えの場合、ネットが使えない期間はほぼありません。
2.3IPアドレスが固定
IPアドレスが固定であることをデメリットとして挙げる方もいるようです。
※IPアドレス=データをやり取りする際の住所のようなもの。インターネットでは、この住所に向けてデータの送受信を行っている。
セキュリティ上の問題を挙げる方もいるようですが、正直、普通にネットを使うだけなら固定IPでも変動でも違いはありません。
専門性の高い人向けのの話になるので、一般ユーザーにとってのデメリットはありません。
2.4電話番号が引き継げない場合がある
この点がフレッツからauひかりへの乗り換えの最大のデメリットでしょう。
ご自宅にフレッツ光を導入する前にNTTの電話をつけていた方は、auひかりに乗り換えても、番号をそのまま使用できます。
逆にフレッツ光と同時に電話を設置した方は、電話番号を引き継ぐことができません。
なので、電話番号をそのまま使いたい場合は、「電話だけNTTの物を使って、ネット回線はauひかりを使う」という形になります。
その場合でもNTTの電話料金2~3,000円程度が別途必要になりますが、それを考慮してもauひかりのほうが安くなるので、乗り換える方が多いです。
こちらはNTTに問い合わせればできるので、特に難しいことはありません。
2.5メールアドレスの変更が必要な場合がある
プロバイダーを変えるとアドレスを変更する必要があります。
現在は、フリーのメールアドレス(ヤフーメールやGメール)を使っている人が多いので、プロバイダーのメールアドレスを使っているのは一部の人だけだと思いますが、auひかりに対応していないプロバイダーを使っている方は頭に入れてお来ましょう。
プロバイダーのアドレスをそのまま残したい方は、月々2~300円程度で、メアドをそのまま使うことができるサービスがあるので、現在お使いのプロバイダーに問い合わせてみてください。
2.6使えるプロバイダーが少なくなる
フレッツはほぼすべてのプロバイダーの中から、お好みの物を選ぶことができますが、auひかりは7社の中から選ぶことになります。
数が減るという意味では、デメリットといえますが、主要な大手プロバイダーは網羅しているので、現実的には問題ないです。
auひかりで選べるプロバイダー |
so-net |
biglobe |
@nifty |
@Tcom |
au one net |
DTI |
ASAHI NET |
auひかり側は、自社プロバイダーの「au one net」を勧めてきますが、これはお勧めできません。
so-netとbiglobeが、おすすめだよ。
通信品質・キャッシュバックキャンペーン・解約金などを総合的に考慮すると、so-netかbiglobeの2社がおすすめです。
詳しくは下記のページに紹介しているので、詳しく知りたい方は参考にしてみてくださいね。
③乗り換え手順
フレッツからauひかりに乗り換える際は、下記の手順で行いましょう。
- auひかりへの申し込み(WEB申込み)
- 工事日程の決定
- 工事日程に合わせてフレッツ光の解約日を決める
- 開通工事
この手順で行わないと、ネットを使えない期間が出てきてしまうので、auひかりの工事日の直前にフレッツ光を解約するようにしましょう。
フレッツ光への解約は、プロバイダーとNTTの2社に連絡すればOKです。
まとめ:申し込み窓口は慎重に選ぼう
フレッツからauひかりへの乗り換えは、auスマホユーザーにとってかなりお得な選択となります。
コスト的には、圧倒的にauひかりがお得ですし、通信品質も同レベルなので、auひかりに乗り換える方が非常に多くなっています。
お得さはキャッシュバックをもらえるかどうかで大きく変わってくるので、申し込み窓口を選ぶことが重要になってきます。
当サイトでは、キャッシュバックは最高額で、オプションなどの余計な費用が掛からないNNコミュニケーションズを推奨しています。
auひかりのキャンペーンを比べた記事にも目を通して、慎重に選んでね。
KDDIから15期連続の表彰など、実績も十分なので安心して申し込める窓口です。
NNコミュニケーションズ auひかりキャンペーンサイト
他社の窓口のキャンペーンときっちり比較してから判断したいという方は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。