「自宅にいながらまるで携帯ショップにいるかのようなサービスを受けられる。」
それが、2019年12月に株式会社ALL CONNECTがサービスを開始した『ウチモバ』です。
具体的には、ビデオチャットでオペレーターの顔を見ながら
- スマホのプラン相談
- 契約申し込み
ができるサービスとなっています。
しかも、相談料は一切かからず無料となっています。
新しいスマホ端末を購入した場合は、自宅まで端末が配送されます。
希望があれば初期設定に担当者を訪問させることも可能です。
ネットでスマホ端末を購入するのが当たり前の昨今です。
ですが、ビデオチャットで携帯ショップさながらの詳しい説明が聞けるのは嬉しいですね。
単にオンラインショップで注文するよりも安心できそうです。
【ウチモバはこんな方におすすめ】
- 長期間ショップに滞在が難しい小さなお子様がいる主婦
- 日中忙しくてショップに行けないビジネスマン
- ショップが近くにない人
- 離れて暮らしている両親のスマホ契約の補助をしたい人
この記事では、
「スマホを契約しにショップに行く時間がない」
「ただ、専門知識の豊富なスタッフさんに詳しい説明を聞いてから契約したい」
という方に向けて、
- ウチモバのサービスの内容、利用手順
- ウチモバを利用するメリット
- ウチモバを利用するデメリット（利用しない方がいい場合）
をお話しします。
①ウチモバとは？どんなサービスなの？
「ウチモバとはどんなサービスなのか」
をまずは説明いたします。
自宅にいながら携帯ショップのサービスが無料で受けられるビデオチャットサービス。
単なる電話サポートではなく、
- スマホ
- タブレット
越しにオペレーターの顔を見ながら会話ができます。
スマホの購入代金以外に料金はかかりません。
単なるご相談だけで利用するのでもOKです。
運営会社
ウチモバの提供元の詳細がこちらです。
| 運営会社 | 株式会社ALL CONNECT |
| 運営責任者 | 高瀬 邦明 |
| 事業所所在地 | 本社：
〒910-2178 福井県福井市栂野町第15号1番地2 東京営業所： 〒141-0022 東京都品川区東五反田1丁目2番33号 白雉子ビル 7F |
| 設立 | 2005年4月21日 |
| 資本金 | 5億6,510万円 (2019年2月末現在) |
| 事業内容 | スマホEC事業
オウンドサービス事業 ライフイノベーション事業 |
| 会社HP | https://www.all-connect.jp/ |
オールコネクトという会社が運営元です。
それなりに大きな会社で、「モバレコ」という情報メディアサイトの運営でも有名です。
自宅にいながら相談＆契約ができる
ウチモバでは、Web会議アプリ「Zoom」を利用します。
これを使い、自宅にいながらオペレーターとスマホの相談や申し込みができます。
単なる電話での相談と違います。
ユーザーはオペレーターの顔を見ながら疑似的に対面できるようになっています。
また、ビデオチャットならではの特徴として、分かりづらい料金プランなども
ホワイトボードなどに図解して説明
してくれます。
ほとんど携帯ショップで受ける説明と変わりません。
そして気になるのが、
「スマホを購入した場合はどのようにして渡されるのか？」
だと思います。
これはオンラインショップで購入した場合と同じように、自宅へ配送されます。
初期設定の訪問安心サポート
購入したスマホが届いた後、初期設定をする必要があります。
この初期設定を自分でできる人は良いのですが、あまり詳しくない人もいますよね。
そんな場合、
「自宅まで専門スタッフがお伺いして初期設定をしてもらうオプション」
を申し込むこともできます。
＜初期設定の内容＞
- 初期設定(携帯起動後ホーム画面までの各ステップ作業)
- データ移行(電話帳、LINEアカウント以降)
ただ、訪問初期設定は無料ではなく、有料で6,000円となっています。
訪問してもらうまでもないという場合は、
「ビデオチャットで無料で設定サポート」
をしてもらうことも可能です。
②ウチモバのメリット
ウチモバのメリットを紹介します。
メリット⑴：操作に詳しくなくてもOK
端末やアプリの操作方法を画面共有しながら、オペレーターが詳しく説明してくれます。
なので、機械操作が苦手な方でも大丈夫です。
対面じゃないと不安だという方も、一度利用するとその便利さがよくわかるかと思います。
メリット⑵：完全予約制なので待ち時間がない
携帯ショップだと最初に整理券を発行し、混んでいれば30～１時間ぐらい待つこともあります。
しかし、ウチモバではLINEで予約をしてから相談をする完全予約制になっています。
そのため、待ち時間は一切ありません。
【ウチモバ予約方法】
- ウチモバのLINE公式アカウントを友だち登録
- LINEオペレーターと希望日時の連絡をする
LINEによる予約受付時間は10時～22時です。
メリット⑶：夜間対応なので日中忙しくても大丈夫
ウチモバの営業時間は18時～24時までとなっています。
日中忙しいビジネスマンにはピッタリな利用時間です。
| LINE予約時間 | 10：00～22：00 |
| Zoomによる相談受付時間 | 18：00～24：00 |
メリット⑷：相談のみでもOK！(無料)
ウチモバの相談料は無料です。
料金がかかるのは、新規や機種変更などで新しい端末を買った場合の端末代金のみです。(訪問安心サポートは別途有料)
なので、携帯ショップへ行く感覚で気軽に相談するだけでも対応してくれます。
メリット⑸：3拠点間でのビデオチャットもできる
最近、携帯ショップで
- 高齢者に不要なオプションをたくさん契約させた
- 不要なSDカードを高く売りつけた
など、あまり良い噂を聞かないことが多いですよね。
docomoの代理店が渡してしまったこのメモ書き
問題なのはクソ野郎と書いた事では無い。
本当に問題なのは以下の2点だ。
・disneyはベタ付け（勝手に付けるor絶対付けるという意味）
・お金に無頓着だからいちおしパックを…
これは利用者に必要の無いオプションを付ける指示である。法律違反ですね。 pic.twitter.com/k1HMTZ0wqv— Marukyu_ （にわかガジェヲタYoutuberおじさん） (@kabu_marukyu) January 10, 2020
最近スマホの名義替えしたので請求書を紙で届くようにしたら、こんなの発見。76歳の母になんてひどい押し売りしてるんだろう。いくら本人同意とはいえ総務省はこういうのをやめさせるべきじゃないのか。もちろん母は契約時のショップ店員トークを覚えてない。OBとして情けない。 pic.twitter.com/EWrc7yanuQ
— 夏野 剛 Takeshi Natsuno (@tnatsu) February 21, 2019
携帯ショップといっても、直営店は3割以下なのでほとんどは代理店です。
なので「大企業だからショップのほうが安心」というのがそもそも間違いです。
あくどい商売をしている携帯ショップは結構多いのです。
そこでウチモバでは、
「両親の付き添いで携帯ショップへ行きたくても遠方なので行けない」
という需要に答えて、3拠点ビデオチャットが可能になっています。
スマホがよくわかっていない高齢者だけで携帯ショップで契約させるよりも、
『3拠点ビデオチャット』で付き添いができるウチモバのほうが安心安全
です。
③ウチモバのデメリット
ウチモバにもデメリットはあるので、この項目もしっかりチェックしておきましょう。
デメリット⑴：ソフトバンクのみ対応
ウチモバで契約できるのは2020年1月現在ソフトバンクのみです。
※1月初旬からドコモ携帯の取り扱いが始まっています
なので、auについての取り扱いは今のところありません。
ただ、auとも調整中とのことです。
なので、今後auを取り扱う可能性は大いにあります。
デメリット⑵：iPhoneの取り扱いがない
2020年1月現在、iPhoneは取り扱いがないようです。
なので、購入する際はソフトバンクとドコモで販売している機種のみとなります。
デメリット⑶：端末が配送なのですぐには手に入らない
端末購入のお申し込み後、2日～1週間程度で発送されます。
なので、今すぐに欲しいという方には適しません。
例えば、スマホが故障したのですぐに欲しい場合は携帯ショップのほうがいいでしょう。
デメリット⑷：LINEが使えない状態では相談できない
ウチモバは相談予約にLINEを使用し、ビデオチャットにはZoomというアプリを使います。
なので、たとえば
- スマホを紛失した
- 故障で全く動かない
といった場合には、スマホ自体が使えないので相談自体できないわけです。
ただし、パソコンやタブレットでもLINEやZoomを使うこともできます。
スマホが使えなくてもそれに代わる機器がある人はウチモバを利用することができます。
ちなみに、一度ウチモバを利用したからといって
- 携帯ショップ
- ソフトバンク公式サポート
- ドコモ公式サポート
が利用できなくなるわけでもありません。
あくまで契約先はソフトバンクやドコモになります。
今まで通りソフトバンクやドコモのサポートは受けられます。
デメリット⑸：実機を手に取って見ることができない
画面越しには実際の端末を確認できます。
しかし、あくまで画面越しなので手に取って見ることはできません。
なので、実際の
- 操作性
- 肌触り
- 大きさ
- 重さ
など、購入後に想像と違ったなんてことも起こり得る可能性はあります。
④ウチモバの利用の流れ
ウチモバの利用の流れを解説します。
STEP1：予約・問い合わせ
最初にウチモバのLINEアカウントを友だち登録します。
公式サイトに記載されているQRコードを読み取れば友だち登録できます。
STEP２：LINEのトークにて質問や予約をする
LINEで予約方法などの事前アナウンスが届くので一読しておきましょう。
そして、ビデオチャットで相談したい希望の日時をLINEで伝えて予約をします。
STEP3：Zoomでビデオチャット
実際の相談や契約はZoomというアプリを利用しビデオチャットを行います。
Zoomは3者間通話もできます。
たとえば遠方に住む両親の相談にも一緒に入ることができます。
Zoomでの相談自体は無料です。
スマホの購入も任意です。
相談したから必ず買わなければならないというわけではありません。
ほしいスマホがあれば画面越しに実際の端末を見せてもらうことも可能です。
ただし、在庫がない場合もあるので、必ずすべての端末が見られるわけではありません。
STEP4：端末のお届け
Zoomでの相談後、端末を購入した場合は自宅に発送されます。(佐川急便)
2日～1週間程度で発送されるので、到着は早くても3日以降です。
STEP５：端末の切り替え
端末の切り替えは自分で行います。
分からない場合はZoomを使ってサポートを受けることもできます。
ビデオチャットでの設定サポートも当然無料となっています。
それと、希望者は担当者の訪問での初期設定をしてもらうこともできます。(有料6,000円)
【まとめ】ウチモバがおすすめできる人
ウチモバは次のような人におすすめです。
【ウチモバはこんな方におすすめ】
- 長期間ショップに滞在が難しい小さなお子様がいる主婦
- 日中忙しくてショップに行けないビジネスマン
- ショップが近くにない人
- 離れて暮らしている両親のスマホ契約の補助をしたい人
ウチモバは、相談受付時間が18:00～24:00です。
携帯ショップが閉店してしまっている時間帯でも利用ができます。
それに完全予約制なので待ち時間は一切ありません。
なので、日中忙しい人にとても有効です。
また、
- 近くに携帯ショップがない人
- 小さなお子様がいるなどで携帯ショップに長く滞在するのが難しい人
などにも便利なサービスとなっています。
そして、ウチモバは3拠点での会話も可能です。
遠方に住む両親に申し込みのアドバイスができるといった特徴もあります。
現在はSoftBankとドコモのみの取り扱いです。
今後はauなどのキャリアにも対応していく予定とのことです。
- 時間がなくて携帯ショップへ行けない人
- 長時間並んで時間を無駄に消費したくない人
ウチモバをぜひ一度試してみてください。
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