「スマホや携帯の機能が古くなった」
「スマホの充電が弱ってきた」
と感じたら、キャリアはそのままで機種変更を考えますよね?
WiMAXにも、古い端末から新しい端末へ替える「機種変更」手続きが可能です。
WiMAXはUQコミュニケーションズがサービスを提供しています。
しかし、現状はプロバイダを通して契約している人が大多数です。
UQコミュニケーションズでもその他プロバイダでの契約でも
- 通信可能エリア
- 通信速度
- 使用機種
は全く同じですが、毎月の利用料金や入会時のキャンペーン大きな違いがあります。
今回は
- 同じWiMAXで契約を続けながら機種変更をする
- プロバイダ(契約先)を替えてWiMAXに入り直し新しい機種を手に入れる
ではどちらがお得なのか考えてみました。
この記事の目次
①機種変更をするメリットは?
まずWiMAXで機種変更をするメリットを紹介します。
1.1 タダで電池を新しくできる
WiMAXにはリチウムイオン電池が搭載されています。
フル充電で7~10時間ほど使用可能となり、約500回の充電が寿命の目安と言われています。
通常1~2年使用すると100%充電しても、本来の50~60%ほどの時間しかもたなくなって来ます。
そうなったら電池の交換時期です。
電池の交換には、普通3,500円ほどのコストがかかります。
しかし、一定期間以上WiMAXを契約している人は無料で機種変更ができるので、電池パックを購入するよりも安上りです。
1.2 端末のスペックがアップする
スマホのように種類は多くありませんが、WiMAXの端末も年々新しい機種が登場しています。
新機種は
- 繋がりやすさ
- 通信速度
- バッテリー駆動時間
の全てにおいて改善されています。
機種変更をすることで、今まで使っていた端末より快適にWiMAXを使えるようになります。
②WiMAX機種変更時の注意点
WiMAXの機種変更は
- UQコミュニケーションズ
- 各プロバイダ
のどちらかのルールに沿って行います。
2.1 UQコミュニケーションズの機種変更ルール
WiMAXは、UQコミュニケーションズではなくプロバイダで契約をするケースが多いのです。
しかし、プロバイダの中には提供元のUQコミュニケーションズのルールで機種変更を行うものがあります。
ワイヤレスゲート
BIGLOBE
So-net
ASAHIネット
@nifty
UQコミュニケーションズの機種変更ルールでは、WiMAXの契約が22カ月目以降であれば、一部の端末を除き無料で機種変更ができます。
このルールで機種変更をしても、契約期間は変わりません。
ただし、1点注意が必要です。
機種変更してから6カ月以内に解約する場合は、端末売買契約が解除されます。
機種変更で手にした端末は返却しなければならず、返却しなかった場合は違約金として20,000円を支払うことになります。
2.2 独自の機種変更ルールをもつプロバイダ
Broad WiMAX
この2社のルールでは、WiMAXの契約20カ月目以降であれば無料で機種変更が可能で、最新端末も無料です。
ただし、このルールだと契約期間の引き継ぎはされません。
機種変更した時点で新たに新規契約した時と同じように契約期間が更新されます。
ほとんどのプロバイダは新規契約から最初の2年間のみ安い料金で利用できるようにプランが設定されています。
つまり、GMOとくとくBBやBroad WiMAXで機種変更をした場合は2年目以降の高い料金で使い続けなければならないという事です。
では、お得に新しい機種を使うためにはどうしたら良いのでしょうか。
③機種変更より他社に乗り換えたほうがオトク
WiMAXの機種変更は先ほど説明した2つのルールで条件があえば無料でできます。
しかし、機種変更をして同じプロバイダで高い料金を払うのは損ですよね。
更新月で解約をし、他社WiMAXへ新規で入り直したほうがメリットは大きいです。
でも、せっかく乗り換えるならお得なプロバイダがいいですよね。
3.1おすすめの乗り換え先:GMOとくとくBB
一番のおすすめはGMOとくとくBBです。
月額料金も安く設定されており、WiMAXの中で最もトータルコストのかからないお得なプロバイダです。
GMOとくとくBBの各種料金や契約 | |
基本料金 | 【ギガ放題】
1~2カ月目:3,609円 3カ月目以降:4,263円 |
事務手数料 | 3,000円 |
契約期間 | 3年 |
キャッシュバック | 最大:40,500円 |
3年間のトータルコスト | 118,923円 |
キャッシュバック額は選んだ端末によって数千円違いますが、GMOとくとくBBのキャッシュバックは他社に比べて断然高額です。
GMOとくとくBBのデメリットは、手続きが若干面倒なところです。
端末発送月を含む11カ月目になると、基本メールアドレス宛にキャッシュバック申請のための案内メールが届きます。
基本メールアドレスとは、GMOとくとくBBを契約した際に新しく作るメールアドレスの事です。
基本メールアドレスは普段使わない場合が多く、メールが来ていても気づかないことがあります。
- 通常お使いのメールアドレス宛に事前に転送設定をする
- メールが来る時期をスマホのスケジュール帳にメモする
などの対策をおすすめします。
キャシュバック申請のメールが届いたら、内容に沿って振込先口座などの情報を入力すれば、手続き終了の翌月末に指定口座にキャッシュバック振り込まれという流れです。
3.2おすすめ乗り換え先:@nifty
GMOとくとくBBほどではありませんが、@niftyも新規契約でキャッシュバックが貰えるプロバイダなのでおすすめです。
約は2年プランと3年プランから選ぶことができます。
キャッシュバック額は、
- 2年プラン:20,000円
- 3年プラン:30,000円
となっているので、キャッシュバックが高額な3年プランを選びがちですが2年契約の方がトータルではお得です。
@niftyの各種料金と契約内容 | |
基本料金 | 【ギガ放題】
1~2カ月目:3,670円 3カ月目以降:4,350円 |
事務手数料 | 無料 |
契約期間 | 2年 |
キャッシュバック | 20,000円 |
2年間のトータルコスト | 87,390円 |
キャッシュバックの手続きは、端末発送月を含む4カ月目に@nifty入会時に発行されたメールアドレス宛に案内メールが来るので、内容に従い口座情報等の登録をします。
手続きが済むと、端末が発送された月を含む9カ月目にキャッシュバックが振込まれます。
3.3 おすすめの乗り換え先:So-net
キャッシュバックはありませんが、WiMAXの中でもっとも基本料金が安いSo-netもおすすめです。
So-netの各種料金と契約内容 | |
基本料金 | 【ギガ放題】
1~36ヶ月:3,380円 37カ月目以降:4,379円 |
事務手数料 | 3,000円 |
契約期間 | 3年 |
キャッシュバック | なし |
3年間のトータルコスト | 129,059円 |
So-netの3年間のトータルコストを、一番おとくなGMOとくとくBBと比べると約1万円高いことが分かります。
しかし、GMOとくとくBBや@niftyのように別途キャッシュバックのための手続きが不要な点が最大のメリットです。
特にGMOはキャッシュバックの受取が難しいと評判です。
キャッシュバック手続きが面倒に思う方や、うまくやる自信がない方は、確実に安いSo-netを選択しましょう。
3.4 おすすめ乗り換え先:Broad WiMAX
Broad WiMAXは基本料金が安いWiMAXとして有名ですが、よく見ると安いのは2年間だけであり2年目以降は標準的な料金です。
トータル支払額で見るとキャッシュバックもないのでそれほど安くはありません。
Broad WiMAXの各種料金と契約内容 | |
基本料金 | 【ギガ放題】
1~2カ月目:2,726円 3~24カ月目:3,411円 25カ月目以降:4,011円 |
事務手数料 | 3,000円 |
契約期間 | 3年 |
キャッシュバック | なし |
3年間のトータルコスト | 136,187円 |
「Broad WiMAX」をおすすめする最大の理由は料金以外にあります。
Broad WiMAXには、他社WiMAXから乗り換えた際の解約違約金を還元してくれるキャンペーンがあるんです。
So-netを現在3年契約で利用中の方が解約をする例で見てみましょう。
- 更新月以外は解約違約金がかかる(1年目まで:19,000円/2年目:14,000円/3年以降:9,500円)
- 36カ月目以降は月々の料金が高くなる
So-netは3年以降の月額料金が高くなるので、3年目の更新月で解約をすることをおすすめします。
しかし更新月を逃してしまった場合は、そのまま利用せずにBroad Wimaxへ乗り換えるのがベストな方法です。
他社WiMAXから乗り換えた場合の違約金を負担してくれるのは、Broad WiMAXだけです。
このキャンペーンで最大19,000円まで他社違約金を負担してくれます。
④まとめ:機種変更VS乗換えは乗換えが得
WiMAXの端末は、機種変更するよりも、他社乗り換えのほうが断然お得です。
以下のWiMAXのキャンペーンについての記事で各プロバイダのキャンペーンを徹底的に比較しています。
WiMAXの乗り換えを考えている方は、ぜひ参考にしてください。