WiMAXとは小型ルーターを通してインターネット通信ができるサービスです、ポケットサイズの端末なのでスマホのようにどこでも場所を選ばず利用できるため人気です。
WiMAXの契約をする際は、端末と一緒にクレードルという付属機器の購入が選べるようになっています。
クレードルが何かわからない方のために、クレードルの基礎知識と便利な使用法から、お得なWiMAXの契約方法までを紹介していきますので、WiMAXを検討中の方はぜひチェックしてくださいね。
この記事の目次
①WiMAXのクレードルって何?
WiMAXを契約する際に必ず購入の有無を問われる「クレードル」とは、WiMAXのモバイルルーター端末専用の充電台のことです。
ガラケー時代にあった携帯電話を充電する台と似ているので、それをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。
WiMAXは持ち運びが自由にできるモバイルルーター端末で、場所を問わずインターネット通信ができますが、これはモバイルルーター端末にバッテリーが内蔵されているおかげなので、携帯電話と同じように定期的に充電が必要です。
充電はコンセントにACアダプターを接続して行いますが、アダプターケーブルを直接モバイルルーターの端末に接続するだけでもできるので、充電をするのにクレードルは必須ではありません。ガラケーも充電台がなくても充電できるのと同じことです。
クレードルの購入は任意で「3,500円~4,000円ほど」します、ただの充電台にそんなにするのかと思うかもしれませんね、クレードルは実はただの充電台ではありません。
クレードルには充電以外にも「有線LANポート」や「拡張アンテナ」など、WiMAXを快適に使うための便利な機能が搭載されているので、これらの機能の便利な利用方法を紹介していきます。
②クレードルを使うメリットは4つ
クレードルを使う主なメリットは4つあるので、一つづつ紹介していきますね。
2.1充電機能
携帯電話の充電台のようにWiMAXの端末をクレードルに置くだけで充電が開始されるので、充電用のACアダプターをWiMAX端末から抜き差しする動作と比べ少しだけ手間が省けます。
クレードルの場所が決まっていれば端末の置き場も決まるので、家の中で端末が迷子になることも減るでしょう。
2.2有線LAN接続
クレードルにはLANケーブルの差込口が付いているので、無線接続ができないPCなどとも有線でLAN接続ができます。
WiMAXはWi-Fiを使った無線接続が基本なので、なぜ有線LAN接続の機能が必要なのかと思うかもしれませんね。
スマホやタブレットのみで使用する場合はいいのですが、自宅でパソコンを使用する場合にデスクトップなどでは無線LANが内蔵していないタイプもあるため、そういった機器では別に外付けタイプの無線LAN子機がないとWi-Fi接続ができないのです。
このような端末をWiMAXでネットに繋ぎたい場合に、クレードルがあれば有線LAN接続ができるので、外付け無線LAN子機を購入したり、ドライバをインストールするなどの手間が要らないということです。
また、ノートパソコンのように無線LANが内蔵のタイプでWi-Fi接続が可能でも、有線接続にすることで通信が安定するので、クレードルを利用し有線で接続をする方もいます。
2.3固定ネット回線の無線化
光回線やADSLなどの固定回線を自宅に引いている方は、WiMAXを無線ルーターの代りとして使うことができます。
自宅に固定ネット回線も引いている場合、契約先の光回線によってはWi-Fiルーターが月額料金のみでレンタルできることもありますが、レンタル料が別にかかる光回線も多くあります。
Wi-Fiルーターのみを市販で購入することもできますが、WiMAXの契約もある場合はクレードルのLANポートを光回線の回線終端装置と接続することでWiMAX端末が無線ルーターになるので手間や費用が掛かりません。
2.4繋がりやすくなる
WiMAX端末はクレードル無しでそのまま置かれた場合は真横に寝かされた状態になりますが、クレードルに挿した状態であればWimax端末が立つので端末の周囲に多少隙間ができ電波の送受信感度が上がります。
また、使用するWiMAX端末の機種によっては拡張アンテナが内蔵されたクレードルもあり、WiMAX基地局からの電波をWiMAX端末に搭載されたアンテナとクレードルの内蔵アンテナの両方で送受信が可能になるため電波受信レベルが向上するのです。
ビームフォーミング機能が搭載されているクレードルもあります。
ビームフォーミングとはスマホ等使用したい端末に集中的にWi-Fi電波を届ける機能で、WiMAX端末とスマホ間との繋がりやすさや通信速度の向上が期待できます。
③クレードルって必要?
クレードルの便利な機能をいろいろと紹介しました。
クレードルはあれば便利で通信状態の改善も期待できますが、すべての利用者にって必要とは言えません。
3.1クレードルが不要な人
クレードルは自宅に置いて使うものなので、WiMAXを主に外で使用するという人には不要です。
また、自宅で使う場合にも、有線LANで接続する端末をもっていない方には不要でしょう。
WiMAXと固定ネット回線の2つを契約しているケースは少ないので、固定ネット回線のWi-FiルーターとしてWiMAXとクレードルを使う事もあまりないかもしれません。
3.2クレードルがあると便利な人
WiMAX以外に光回線などのネット回線と契約がなく、WiMAXを自宅でもよく使用する方であれば、クレードルがあると便利でより快適にできるでしょう。
なぜなら、クレードルを使用することで電波状況が改善されるからです。
WiMAXを自宅専用で使うのであれば、以下のHOME L01sのようなホームルーターを選んで契約することもできます。
このようなホームルーターは電源コンセントを差し込むだけで使えるので、固定回線のような工事の煩わしさはありません。
電波の送受信に関してもモバイル型のルーターと比べ、感度が良いという特長があります。
ただ、これだと外では使用できないので外出先でも使う可能性があるのであれば、クレードル付のモバイル型ルーターのほうが応用が効きます。
また、モバイル型ルーターはホームルーターと違い液晶画面表示があるので、何GB使ったかの確認がすぐにできて便利です。
モバイルルーター端末をクレードルと一緒に使えば、ホームルーターのように有線LAN接続もできるので、ホームルーター以上のパフォーマンスがあるとも言えるでしょう。
④クレードルが欲しい人におすすめのプロバイダ
WiMAXは提供元であるUQコミュニケーションズで契約が可能ですが、各プロバイダでも契約することができ、実はプロバイダのほうがキャンペーンなどが豊富なのでお得なのです。
WiMAXの通信状況や使用端末はどこで契約をしても同じなので、料金がお得なプロバイダで選んで正解です。
4.1おすすめWiMAXプロバイダ GMOとくとくBB
契約時に端末を購入する際にクレードルが無料で手に入るプロバイダは、GMOとくとくBBです。
GMOとくとくBBはキャンペーンサイトから申込むと、クレードルが無料なだけでなく高額なキャッシュバックも貰えるので大変おすすめです。
GMOとくとくBBギガ放題3年プラン | |
月額料金 | 0カ月目:3609円の日割り計算
1~2カ月目:3,609円 3カ月目以降:4,263円 |
事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 |
クレードル | 0円 |
キャッシュバック | WX05+クレードルセット:36,600円
W05+クレードルセット:37,000円 |
キャッシュバックは、端末発送月を含む11カ月目に基本メールアドレス宛に案内が届くので、それに従い手続きを行います。
Web手続きのみで完結する簡単なものですが、契約してから11カ月後にならないと申請ができないことから手続きを忘れてしまうリスクがあります。
GMOとくとくBBはキャッシュバックを貰うことができれば、他のプロバイダよりもずっとお得なので、申請をきちんとする自信がある方は申し込み方法などを以下のキャンペーンサイトでチェックしてくださいね。
4.2おすすめWiMAXプロバイダ So-net
手続きを面倒に思う方や忘れっぽい方は、手続きいらずで月額料金の割引が受けられるプロバイダにすると良いでしょう。
月額割引でお得に利用できるWiMAXのプロバイダは、So-netです。
So-netギガ放題3年プラン | |
月額料金 | 0カ月目:0円
1~36カ月目:3,380円 37カ月目以降:4,379円 |
事務手数料 | 3,000円 |
端末代金 | 0円 |
クレードル | 3,686円(WX05)
3,290円(W05) |
キャッシュバック | なし |
So-netはクレードルが有料ですが、月額料金がダントツで安いのでトータルでお得です。
So-netでのクレードルの販売価格は、市販で買うよりも200~300円安いので契約時に端末と一緒に購入したほうがよいでしょう。
では、GMOとくとくBBとSo-netで3年間WiMAXを使った場合、どちらの総支払い金額が安いか比較してみます。
GMOとくとくBBとSo-net の3年間の総支払額 (WX05の場合) |
|
GMOとくとくBB | 126,432円 |
So-net | 132,745円 |
やはり高額キャッシュバックが貰えるGMOとくとくBBのほうがお得ですが、キャッシュバックの手続きが面倒に感じる方は、So-netの月額割引きのほうがおすすめです。
So-net WiMAXのキャンペーンは以下のサイトで内容のご確認をお願いします。
⑤WiMAXのクレードル便利な使い方まとめ
クレードルは、自宅使いの際に有利な機能が搭載されています。
- 有線LANで接続可能
- 電波状況が改善する
- 充電が楽にでき端末の置き場が決まる
クレードルの機能から必要かどうか判断ができたら、以下の記事でWiMAXのキャンペーンをしっかり比べ、自分に一番合ったプロバイダで契約してくださいね。