WiMAXは持ち運びが可能なポータブル端末や、自宅に設置して使用するホームルーターを使ったネット通信サービスです。
WiMAXの端末は、新しい機種ほどスペックが良くなっているので、今からWiMAXを契約する方は最新機種を選んで間違いありません。
現在W01をお使いの方へ向けて、最新機種とのスペック比較とお得な機種変更の方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
①WiMAX機種W01のスペック全まとめ
W01のスペックを表にまとめました。
W01スペック一覧表 | |
発売日 | 2015年1月31日 |
メーカー | ファーウェイ |
通信速度 | 【ハイスピード】
下り最大:220Mbps 上り最大:10Mbps 【ハイスピードプラスエリア】 下り最大:220Mbps 上り最大:25Mbps |
同時接続台数 | 10台 |
重量 | 約113g |
サイズ | 約120×59×10mm |
電池容量 | 2,300mAh |
連続待受時間 | 約730時間 |
連続通信時間 | 【ハイスピード】
約8時間 【ハイスピードプラスエリア】 約7時間20分 |
インターフェイス | USB2.0 MicroB |
同封物 | ・microUSBケーブル
・ACアダプタ |
スペックの詳細は次項から解説していきます。
1.1通信速度
WiMAXで通信をする際に使われる回線は2つあります。
- WiMAX2+:通常使用する回線
- au 4G LTE:オプションで利用可能な回線
通常利用するWiMAX2+をハイスピードモードと呼び、オプションのau 4G LTEをハイスピードエリアモードと呼びます。
W01の通信速度 | |
【ハイスピード】 | 下り最大:220Mbps
上り最大:10Mbps |
【ハイスピードプラスエリア】 | 下り最大:220Mbps
上り最大:25Mbps |
au 4G LTEは、auのスマホと同じ回線で通信するので、繋がる範囲が広く屋内でもつながりやすいという特徴があります。
しかし、契約条件によってはオプション代が1008円かかる事と、月に7GBまでと決まっているため常時使用することはできません。
W01のそれぞれのモードの通信速度を見てみると下りは変わらず、上りだけハイスピードプラスエリアが15Mbps早く通信できる事が分かります。
以前は有線の光回線ですら上下最大100Mbpsが主流だったことを考えると、下り速度に関してはまあまあの数値といえるでしょう。
(現在の光回線は1Gbps以上が主流)
ただし、この数値は理論値なので、実効速度はこんなには出ません。
特にWiMAXのような電波を使った無線通信だと理論値までのパフォーマンスは出にくいので、実速値は理論値の10分の1以下になるでしょう。
1.2バッテリーの持ち
ポータブル端末は持ち運べることが最大の利点ですので、外出中にどれくらい充電が持つのかも重要なチェックポイントです。
W01バッテリーのスペック | |
電池容量 | 2,300mAh |
連続待受時間 | 約730時間 |
連続通信時間 | 【ハイスピード】
約8時間 【ハイスピードプラスエリア】 約7時間20分 |
W01の電池容量は新製品と比べるとやはり少ないので、それほど長くバッテリーは持ちません。
W01は4年以上前に発売された機種なので、現在も使用している方はバッテリーの劣化が進んでいるため上記の時間ほど長持ちしないでしょう。
電池パックが交換できるタイプの機種ではないので、バッテリーの持ちが悪くなっていたら別の機種に買い替えるしかありません。
1.3同時接続数
W01の同時接続台数は、最近の機種と比べてもほとんど変わりません。
W01の同時接続台数⇒10台
モバイルルーターで、10台も同時接続できれば十分と言えます。
1.4重量とサイズ
ポケットやかばん入れて持ち運ぶ事が多くなるので、重量とサイズも見ていきましょう。
W01の重量とサイズ | |
重量 | 約113g |
サイズ | 約120×59×10mm |
W01の重量とサイズは、一般的なモバイルルーターと同じくらいです。
歴代のWiMAX機種の平均よりは少し軽いといったところです。
② W01は最新機種(W06)とのスペック差はどのくらい
W01のスペックを紹介したので、WiMAXの最新ルーターW06と比較していきましょう。
最新機種W06と約4年前に販売されたW01をした場合、W01のメリットと呼べるのは1点だけです。
2.1メリットは1つ:ACアダプタとUSBケーブルが付属
充電するためのACアダプタとUSBケーブルが標準で同梱されているのが、W01の唯一のメリットです。
同封物の比較表 | |
W01 |
W06 |
・microUSBケーブル
・ACアダプタ |
TypeC変換コネクタ |
最近発売のWiMAXのモバイルルーターにはACアダプタが付いてきません。
ではどのようにルーターを充電するのかというと、
- USBケーブルでPCから電源を取る
- USBケーブルとその他の充電アダプタを組み合わせて使う
などの方法があります。
最新機種のW06では、さらにUSBケーブルすら付属されなくなりました。
USBケーブルは、android系の機器の物を使い回しできますが、持っていない人は自分で用意しなければなりません。
2.2デメリットその①:バッテリーの持ちが悪い
次にデメリットを見ていきましょう。
連続通信時間の比較表 | |
W01 |
W06 |
【ハイスピード】 約8時間 |
【ハイスピード】
ハイパフォーマンス:約7時間10分 スマート:約9時間 バッテリーセーブ:約11時間40分 |
【ハイスピードプラスエリア】
約7時間20分 |
【ハイスピードプラスエリア】
ハイパフォーマンス:約5時間 ノーマル:約6時間40分 バッテリーセーブ:約10時間 |
W06には、通信速度を下げてバッテリー消費を抑えるモードが付いているので、自分でバッテリーの持ち時間を調整できます。
W01はバッテリーの劣化が予想されることと、もともとのバッテリー持ち時間の短さからフル充電をしても
2.3 デメリットその②:通信速度が遅い
始めにW01の通信速度を紹介しましたが、最新のW06と比較すると違いがより分かりやすいでしょう。
通信速度の比較表 | |
W01 |
W06 |
【ハイスピード】
下り最大:220Mbps 上り最大:10Mbps |
【ハイスピード】
下り最大:558Mbps 上り最大:30Mbps |
【ハイスピードプラスエリア】
下り最大:220Mbps 上り最大:25Mbps |
【ハイスピードプラスエリア】
下り最大:1.2Gbps 上り最大:75Mbps |
W01が発売された当時は通信速度が速いと評判でしたが、最新のW06と比較すると
- ハイスピードプラスで2倍以上
- ハイスピードプラスエリアで5倍以上
の差が出ています。
また、通信を安定させる仕組みがW06には備わっているため、電波状態が悪い場所でもW06は実効速度が速くなります。
通信の安定性向上機能 | |
W01 |
W06 |
特になし | ・高性能ハイモードアンテナ
・TXビームフォーミング |
ビームフォーミングとは、電波を届けたい端末を察知して集中して電波を繋げることが出来る機能です。
高性能ハイモードアンテナとはW05から導入された、電波の受信感度が良いアンテナです。
このように、WiMAXの機種は最新機種が発表されるたびに機能が改善されているのです。
③W01を使っている人の評判・口コミを見てみよう!
W01を実際に使っている人の評判をツイッターで探しました。
3.1 良い口コミ・評判
まずは良い口コミからです。
Try WiMAXのW01でネットをしています。口コミなどを見るに、賛否両論…本当かどうかわからないし、自宅の環境も知りたかったので貸して頂きました。結果、凄い速いです!(笑)今までWM3400RNを使っていましたが、変わったのがすぐわかりました。
— mai (@feitorung) August 31, 2015
WM3400RNとはW01よりずいぶん昔に発売された機種なので、それより速いのは当然のことです。
Wimax2契約し、この1ヶ月色々実験。機種は安心のファーウェイ製W01。wimaxだから流石に室内はアレだが、それでもCA前で30から40M。外でも80M。光より速いわ。
— ケイタ (@yamakei0716) March 26, 2015
室内で電波が弱いようですが、それでも光回線より速いというのはすごい事です。
この投稿者の使用している光回線は、集合住宅にあるタイプの100Mbpsの回線なのかもしれません。
W01は通信速度に関する良い評判が多く上がっていましたが、口コミ自体が古いので現在の使用感とは異なるでしょう。
最新機種のW06を同じ条件で使用すれば、もっと速度や安定性は優れているはずです。
3.2 悪い口コミ・評判
次に悪い口コミも紹介しないといけません。
WiMAXのルーター、Speed Wifi NEXT W01の調子が非常に悪い…勝手に再起動を繰り返して使い物にならない…さて、どこに問い合わせたものか。
— まさ (@kokugo1976) January 4, 2017
WimaxのルーターW01。
一時調子悪いと思ったら、エンバグなファームの所為だったらしい…。と最近気が付いた。
あと、特に設定してないのに家のWIFIにぶら下がるようになってた。なぜ?— 渡来 夢吉 (@try_ymk) April 28, 2017
ファーーーーーwwwウェイのWimaxルーターW01は、昨年のアップデート以降ハイパフォーマンスモード時の頻繁再起動問題が未だ対処されず、バッテリセーブで運用するしか選択肢がない。その為速度が半減してしまうのでクソ遅い。早く2年縛り解けないかなー(´ω`)=3
— ヒデ輔@サーモンラン狂 (@hidesuK) January 28, 2017
これらの口コミで分かるように、W01特有のバグがあったようです。
UQ Wimax機種変しますた
W01シリーズから、今月発売したWX05シリーズへとアプデ。ギンギンに速くなってビックリ!!乗り換えはちょっと急ぎ過ぎた感否めないけど、控えめに言って完璧!通信業界はまだまだ進化するね!すーごい!!— おがちゃんさん (@ogns0719) December 1, 2018
この方はW01からWX05へ変更し、通信速度が向上したことに驚いているようです。
またW01は長く使用していると内蔵バッテリーが膨張してくるようです。
そこで、W05に変えたところ通信速度が劇的に上がったと喜んでいます。
やはり、古いW01と最近のルーターと比べてしまうと通信速度の違いが実感できるのですね。
④W01を契約させる販売業者に騙されないで
W01は4年以上前に発売された機種なので、今から契約する人はいないでしょう。
ほとんどの販売店で取り扱いを終了しているため、購入自体が難しい状況です。
しかし電話営業をしている業者や家電量販店などで、まだ在庫が残っている場合はW01が販売される可能性もあります。
WiMAXのルーターはどれを選んでも料金が一緒なので、最新機種を購入して正解です。
もし販売業者に騙されてW01を買わされてしまったのであれば、W06への変更を交渉してみましょう。
それでだめな時は「初期契約解約制度」を利用してキャンセルをしましょう。
初期契約解約制度は、契約から8日以内ならば無料でキャンセルができる制度です。
⑤あなたにおすすめの機種はこれだ
WiMAXの機種は基本的には最新機種を選んで正解です。
しかし直近に発売された2機種を比べると、多少得意不得意があるので契約者がどの部分を重要視するかによって選ぶ機種が異なります。
5.1 通信速度を重視する方にはW06の機種がおすすめ
最新機種のW06は、WiMAX回線の性能をフルに発揮できるので、速度にこだわる方におすすめの機種です。
W06は、WiMAXルーターで初のギガビット超えの速度が出せる機種なので、4K画質の動画も細切れることなくサクサク視聴できます。
5.2 バッテリーの持ちを重視する方にはWX05の機種がおすすめ
WX05は最新機種のW06より数か月前に発表された機種です。
最新のW06が唯一、WX05に劣る点はバッテリーの持ち時間です。
WiMAXは外で持ち歩いて使うことができるのが一番のメリットなので、バッテリーの継続時間は重要です。
外出時に利用する機会が多い方は、最新機種のW06よりバッテリー持続時間が長いWX05がおすすめです。
⑥お得にW06へ変更する方法は?
WiMAXのルーターは、新規契約時に無料で手に入ります。
そのため、現在W01を契約中のWiMAXをいったん解約し、お得なプロバイダでW06を選んで入り直せばいいのです。
WiMAXのプロバイダは複数ありますが、一番お得なプロバイダはGMOとくとくBBです。
6.1 キャンペーンが豪華
GMOとくとくBBのWiMAXが、なぜ一番お得なWiMAXなのか詳しく解説していきます。
WiMAXはプロバイダごとに月額料金が異なりますが、それはそれぞれの契約先で行っている割引の仕方が違うからです。
GMOとくとくBBは安い月額料金とキャッシュバックの組み合わせで、数あるWiMAXプロバイダのなかで最もお得になります。
GMOとくとくBB WiMAXの特徴 | |
月額料金 | 1~2カ月目:3,609円
3カ月目以降:4,263円 |
キャッシュバック | 32,050円 |
端末代金 | 無料 |
キャッシュバックは、W06とWX05を選んだ場合の金額です。
一世代前のW05を選ぶと、さらに5,000円多い37,100円のキャッシュバックが受け取れます。
6.2 3年間のトータル支払額が最も安い
WiMAXプロバイダの中でGMOとくとくBBは、3年間のトータル支払総額が最も安いプロバイダです。
それは、先に説明したように月額料金割引と高額キャッシュバックで総支払額が抑えられるからです。
他社の総支払額と比べてみるとGMOとくとくBBが一番安い事が分かります。
3年間の総支払額比較表(安い順) | ||
1位:GMOとくとくBB WiMAX | 125,423円
3,390円/月の支払額 |
|
2位:@nifty | 132,490円
3,581円/月の支払額 |
|
3位:Broad WiMAX | 136,187円
3,581円/月の支払額 |
|
4位:So-net WiMAX | 137,699円
3,722円/月の支払額 |
|
5位:BIGLOBE WiMAX | 136,187円
3,783円/月の支払額 |
|
6位:UQ WiMAX | 155,060円
4,191円/月の支払額 |
GMOとくとくBB以外にも、キャッシュバックを設けているプロバイダがあります。
上記の表はそれぞれのキャンペーンを計算し、総支払額と割引き後の月額支払い額を表にしたものです。
6.3 auスマートバリューmine対応
auスマホのユーザーがWiMAXを契約すると、auスマホの料金から最大1,000円/月値引きを受けられます。
このセット割を「auスマートバリューmine」といいます。
auスマートバリューmineが使えるプロバイダは、
- GMOとくとくBBWiMAX
- UQ WiMAX
- Broad WiMAX
- @nifty WiMAX
など数多くのプロバイダで対応しています。
しかし、中にはauスマートバリューmineに対応していないプロバイダもありますので注意をしてください。
(DTI WiMAXやカシモWiMAXなど)
auスマートバリューmine対応のプロバイダを選ぶ際は注意が必要です。
Broad WiMAXのように、セット割を適用させるとWiMAXの月額料金高くなるところもあるからです。
これでは、セット割を受ける意味がなくなってしまいますよね。
GMOとくとくBBならば、auスマートバリューmineを適用させてもWiMAXの料金が上がらないので安心して申し込めます。
⑦W06をお得に契約する方法
W01は約4年も前に発売開始された機種です。
通信速度・バッテリーの継続時間など、すべてのスペックにおいて最新機種W06にはかないません。
W01からW06へ機種変更するには、現在契約中のWiMAXを解約し、新規でGMOとくとくBB WiMAXで申し込むことをおすすめします。
最新機種が無料で購入でき、新規契約でキャッシュバックや月額割引も受けられるので支払額が今より安くなるでしょう。
GMOとくとくBBのWiMAXのキャンペーンと申込み方法は以下のキャンペーンサイトで確認して下さいね。
GMOとくとくBBの詳しい内容は以下の記事にまとめられていますので、契約前にこちらもチェックしてくださいね。