WiMAXで使用するルーターは、1年ほどの周期で新しい機種が発表されます。
WiMAXルーターの中でWX01は、4年前に発売された旧機種ですが、まだこのルーターをお使いの方もいるかもしれませんね。
WX01と最新機種のW06とスペックを比較してみると、その差にだいぶ開きがあるので機種変更をおすすめします。
この記事は、WX01のスペックを紹介し、あなたに合った機種とお得な申込み方法を紹介しています。
この記事の目次
①WiMAX機種WX01のスペック全まとめ
WX01のスペックを一覧表です。
WX01のスペック一覧表 | |
発売日 | 2015年3月5日 |
メーカー | NEC |
通信速度 | 【WiMAX2+】
下り最大: 220Mbps 上り最大: 10Mbps 【WiMAX】 下り最大: 40Mbps 上り最大: 15.4Mbps |
同時接続台数 | 10台 |
重量 | 約97g |
サイズ | 約109×66×9mm |
電池容量 | 2,500mAh
(脱着可能) |
連続待受時間 | 約650時間 |
連続通信時間 | 【WiMAX2+】
ハイパフォーマンスモード: 約6時間40分 省電力モード: 約8時間40分 【WiMAX】 約13時間30分 |
インターフェイス | USB2.0 MicroB |
同封物 | ・microUSBケーブル
・ACアダプタ |
1.1通信速度
WiMAXを使う上で重要な通信速度から詳しく見ていきます。
WX01の通信速度 | |
【WiMAX2+】 | 下り最大:220Mbps
上り最大:10Mbps |
【WiMAX】 | 下り最大:40Mbps
上り最大:15.4Mbps |
WiMAXの通信回線は
- 旧⇒WiMAX
- 新⇒WiMAX2+
上記の新旧2つのモードがあります。
旧通信モードのWiMAXは通信速度が遅く、サービスがもうじき終了することが決まっています。
そんな旧回線を使える機種は限られてきていて、WX01は旧WiMAXの回線がまだ使えるまれな端末です。
旧通信モードのWiMAXは通信速度が遅く、通信可能なエリアも狭いので通常はWiMAX2+を使います。
後程、最新機種のW06と通信速度を比較するので、WX01は「WiMAX2+回線の220Mbpsで使える」と覚えておいて下さい。
1.2バッテリーの持ち
WiMAXの機種を選ぶ上でもう一つ重要なことは、バッテリーの持ち時間です。
WX01のバッテリー | |
電池容量 | 2,500mAh(脱着可能) |
連続待受時間 | 約650時間 |
連続通信時間 | 【WiMAX2+】
ハイパフォーマンスモード: 約6時間40分 省電力モード: 約8時間40分 |
WiMAXは、電池の消費モードを替えると通信速度が以下のように変わります。
- ハイパフォーマンスモード:220Mbps
- 省電力モード:110Mbps
通信速度が速くなるとそれだけ電池の消耗が早くなりますが、WX01の最高速度は遅いので電池の持ちは悪くありません。
ただし、どんなバッテリーでも通常2~3年使っていると劣化してくるので、充電の持ち具合が徐々に悪くなります。
WX01を販売当初から所有している方は、バッテリーが劣化しているので上記の時間ほど持つことはありません。
1.3同時接続数
WX01で同時にネットに接続できる端末の台数は10台です。
WX01以降に発売された機種と比べても、この接続可能台数は平均の数字です。
WX01はモバイルルーターなので、スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機などの端末を最大10台も接続ができれば十分でしょう。
1.4重量とサイズ
WiMAXのWX01はポータブルルーターなので、カバンやポケットなどに入れて持ち歩くことが多いでしょう。
WX01の重量とサイズ | |
重量 | 約97g |
サイズ | 約109×66×9mm |
WX01の重量は、WiMAX端末の中で軽いほうで、サイズもコンパクトなので持ち運びのしやすさは抜群です。
1.5付属品
WX01には充電に必要な
- microUSBケーブル
- ACアダプタ
上記の付属品が同封されています。
W02以降に発売された機種にはACアダプタが同封なくなったので、必要な人は別で購入しなければなりません。
また、W06からはUSBケーブルも同封されなくなりました。
WX01は、購入後に付属物を購入する必要がなく、すぐに使い始められるので親切といえるでしょう。
②WX01のメリットデメリットは?
WX01のスペックを一通り紹介したので、ここでは最新機種W06と比較しながらWX01のメリットデメリットを紹介します。
②メリット⑴コンパクト&軽量
WX01のメリットから紹介します。
WX01とW06の重量とサイズ比較表 | |
重量 | WX01:約97g
W06:約125g |
サイズ | WX01:約109×66×9mm
W06:約128×64×11.9mm |
WX01はW06よりも軽くて、一回りコンパクトなサイズであることが分かります。
しかし、W06が特別大きくて重いというわけではなく、WX01が歴代機種の中でもコンパスで軽量なのです。
2.2メリット⑵付属品が揃っている
次に付属品についてみていきます。
WX01とW06の同封物 | |
WX01 |
W06 |
・microUSBケーブル
・ACアダプタ |
TypeC変換コネクタ
※USBケーブルは同封していません |
最新機種のW06には残念ながらUSBケーブルが付いていないので、充電をするために自分でケーブルなどを用意する必要があります。
スマホで使ってる充電アダプタや、前機種で使っていたUSBケーブル等で代用が可能です。
対し、WX01にはUSBケーブルとACアダプタが最初から同封されている点がメリットと言えます。
2.3デメリット⑴ハイスピードプラスエリアが使えない
WX01のデメリットを2つ紹介します。
通信モードの比較表 | |
WX01 |
W06 |
|
|
WiMAXは、WiMAX2+回線と合わせてau4G LTEが使える、ハイスピードプラスエリアモードがあります。
- ハイスピードプラスエリア:WiMAX2+とau4G LTEの同時通信
- ハイスピード:WiMAX2+のみの単独通信
au 4G LTEは、auスマホと同じ800MHzの低周波数帯を使ったプラチナバンドと呼ばれる回線で、建物内や地下などでも電波が入りやすいという性質があります。
WiMAX2+の電波が届きづらい場所でハイスピードプラスエリアへモードの切り替えをすると、ネットにつながる可能性が上がります。
しかし、WX01はハイスピードプラスエリアモードが使えない機種ですので、デメリットと言わざるをえません。
2.3デメリット⑵通信速度が遅い
分かりやすくするために、モードごとの下りの通信速度についてのみ比べてみました。
通信速度比較表 | |
【ハイスピード】 | WX01:220Mbps
W06:558Mbps |
【ハイスピードプラスエリア】 | WX01:通信不可
W06:1.2Gbps |
WX01は、au 4G LTEのハイスピードプラスエリアモードで通信できないので、比較をするにはハイスピードの速度を見ます。
ハイスピードモードで比べると、WX01より2倍以上もW06が早いという結果です。
さらに、最新機種のW06には通信の安定性が向上する機能も備わっています。
安定性向上機能の比較 | |
WX01 |
W06 |
なし | ・高性能ハイモードアンテナ
・TXビームフォーミング |
W06の高性能ハイモードアンテナは、電波が弱い場所でも繋がりやすくなる機能です。
TXビームフォーミングは、Wi-Fiをスマホ等の子機へ集中的に届ける技術で通信速度が速くなります。
WX01には、上記のような通信の安定性を向上させるような機能は備わっていません。
③WX01を使っている人の評判・口コミを見てみよう!
WX01を使っている人の口コミ・評判を紹介します。
3.1 WX01の良い口コミ・評判
まずは良い口コミから紹介します。
WX01のデザインが良いという口コミです。
また、NECのWXシリーズは電池パックが取り外し可能なため、自分で交換ができるという点もメリットです。
うぉ、WX01、体感速いなって思ったら…
Ookla Speedtestの結果http://t.co/2VUiUjouhk
やるのー。 pic.twitter.com/deC2G27oif
— /* 东卜 */ (@N_Makita) March 15, 2015
あたしが所有しているNECのWX01の速度を計測した結果ダウンロードは速いけどアップロードは遅い。 pic.twitter.com/3T1wxjnSDD
— 逢田ゆみこ (@yumiko_aida) November 5, 2015
WX01の「通信速度が速い」という良い口コミがいくつかありました。
しかし、投稿日は2015年なのでかなり古い口コミですので、当時としては速かったということでしょう。
同じ条件下で最新機種の通信速度を測れば、より早い速度が出るはずです。
3.2 悪い口コミ・評判
次にWX01の悪い評判です。
WX01とW04で速度を計測したところ
- WX01⇒28Mbps
- W04⇒87Mbps
という3倍以上の差が付く結果になったので、やはりその後に発売された機種と比較した場合WX01は速度が遅いようです。
今までポケットWi-Fiの速度が遅いのを田舎のせいにしてたのにwx01というくそ古い機種を使っていたことになぜ気づかなかったのだろう
— ちょく (@choku__33) September 30, 2017
電波の入り具合は機種によっても違いがあるので、WX01で遅く感じている方は新機種に変更すると向上する可能性が大です。
TryWiMAXをお試し中!
やっぱWX03いいね!
ここまで速度出るとは思わなかった!
今は、WX01を使ってたんだけど、速度に不満があったから申し込んでみたらいいね!
機種変しようか迷うわ〜 pic.twitter.com/nnJTnxNvNO— まーくん (@masaya0211) March 3, 2017
こちらの方も、WX01の時の速度は書いていませんが、WX03に替えたことで速度が向上した報告しています。
わいのまっくすがWX01からWX03に!
WX01のバッテリー膨らんでてヤバかったんだよね pic.twitter.com/nHEBJddgjx— seer (@seer38) February 23, 2017
新品のWX01のバッテリーと膨張しまくってるWX01のバッテリー… pic.twitter.com/qu6KBFqPdz
— りゅな@疲れた…⁽ ´ཀ`⁾【離職中】 (@ryuna_solaris) August 29, 2016
WX01は「バッテリーが膨張した」という口コミが非常に多くあるので使う事に不安を覚えます。
④WX01を契約させる販売業者に騙されてませんか?
WX01は2015年3月5日に発売された機種です。
もし今新たに契約をする際に、WX01を勧めてくる業者がいたら悪質なので契約しないようにしましょう。
このような業者は、電話での勧誘や家電量販店などに多くあります。
「キャッシュバック大還元」といったキャンペーンのうたい文句でWiMAXの旧機種を契約させる手口です。
実はWiMAXの機種は、古いWX01だろうが最新のW06だろうが端末代金は無料が普通です。
旧機種が新機種より良い点はないので、WX01で契約してしまった人は「初期契約解約制度」を利用してキャンセルすることをお勧めします。
初期契約解約制度は、契約から8日以内であれば違約金不要でキャンセルができる制度です。
解約後に、優良なWiMAXプロバイダから申し込めば、最新機種が無料で手に入ります。
⑤あなたにおすすめの機種はこれだ
WiMAXのポータブルルーターは、販売時期の新しい順でW06⇒WX05⇒W05となっています。
この3つの機種が現在主に契約できる機種です。
ユーザーごとにWiMAXのルーターに求める点は異なるかもしれません。
5.1 通信速度を重視する方には?
最近は4Kの動画配信サービスなど、通信速度が速くないと満足に利用できないインターネットコンテンツが増えています。
そこで、通信速度を重視したい方にはW06をおすすめします。
W06は、WiMAXのルーターで初のギガビット(1.2Gbps)を越えた端末です。
ただし、ギガビットで通信を行うには
- USBケーブルで接続
- ハイスピードプラスエリアモードに切り替え
という条件下での使用に限ります。
Wi-Fiで無線接続にした場合は、867Mbpsが最大通信速度になりますが、WX01よりも数倍速い通信速度です。
5.2 バッテリーの持ちを重視する方には?
最新機種のW06は、旧機種のWX01よりもバッテリーの持ちは良くなっています。
しかし、最新機種のW06よりも3か月前に発売されたWX05のほうが、バッテリーの持ちに関しては良い機種です。
外で使うことが多く電池の残量を気にしたくないという方は、充電が一番長持ちするWX05をおすすめします。
⑥WiMAXのW06の機種に変更するには?
総合的に評価して、WiMAX端末の中で一番のおすすめはW06です。
では、現在WX01を使っている人がW06に変更するにはどうしたら良いか説明します。
WiMAX端末は新規契約時に無料で手に入るので、現在契約しているWiMAXを解約し、新規でWiMAXに入りなおします。
新規でWiMAXを契約する際は、一番お得なGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
GMOとくとくBBが一番お得になる理由は、次項で紹介します。
6.1 キャンペーンが豪華
GMOとくとくBB WiMAXを新規契約した場合、
- 端末料金無料+送料無料
- 月額料金割引
- キャッシュバック
以上の3つのキャンペーンが受けられるので大変お得です。
GMOとくとくBB WiMAXのキャンペーン情報 | |
月額料金 | 1~2カ月目:3,609円
3カ月目以降:4,263円 |
キャッシュバック | 32,050円 |
端末代金 | 無料 |
GMOとくとくBB WiMAXでは、最新W06でもWX05でも好きな端末を選ぶことが出来ます。
6.2 3年間の総支払額が一番安い
WiMAXは主に3年間の契約なので、3年間の総支払額で比較をすると一番お得なところが分かります。
プロバイダ3年間の総支払額(安い順) |
|
1位:GMOとくとくBB WiMAX | 125,423円 |
2位:@nifty WiMAX | 132,490円 |
3位:Broad WiMAX | 136,187円 |
4位:So-net WiMAX | 137,699円 |
5位:BIGLOBE WiMAX | 136,187円 |
6位:UQ WiMAX | 155,060円 |
このように比較をすると、安い月額料金と高額なキャッシュバックのおかげで、GMOとくとくBB WiMAXが一番安く利用できるのがわかります。
6.3 auスマートバリューmineがお得
auスマートバリューmineとは、WiMAX契約者がauのスマホユーザーであれば、auの料金から値引きが受けられるサービスです。
しかし、すべてのWiMAXプロバイダが同じように適用できるわけではないので以下に注意しましょう。
- DTI WiMAXやカシモWiMAXなど⇒適用外
- Broad WiMAX⇒auスマートバリューmineを適用させた場合はその他の割引がなくなる
GMOとくとくBB WiMAXであれば、auスマートバリューmineと割引やキャッシュバックの各種キャンペーンも併用できるため一番お得です。
WX01は古い機種ですので、現在の最新ルーターと比較するとスペックもかなり劣っています。
現在のWiMAXを解約し、GMOとくとくBBの窓口で乗り換えるのがベストな方法です。
GMOとくとくBBのWiMAXの詳しいキャンペーン情報と申し込み方法は、以下の専用サイトで確認してくださいね。
GMOとくとくBB WiMAX キャッシュバックキャンペーンサイト
GMOとくとくBBのより詳しい内容は、以下の記事にまとめているのでこちらも参考にしてくださいね。