「月末近くになるとスマホのデータ通信量が足りなくなる」というケースはよくあります。
そうならないためにWi-Fiに接続してモバイルデータ通信を節約しますよね。
でも、外出先の公衆無線LANは必ず誰でも使えるわけではありません。
また、速度やセキュリティがイマイチなものも多いです。
そんな時便利なのが、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供している
「ギガぞう」
の公衆無線LANです。
ギガぞうは月額182円~の金額で無制限でネット使い放題となっています。
カフェやファーストフード店などの大手飲食チェーン店を中心に導入されています。
今回は、データ通信量の節約になる安心安全のWi-Fiサービス「ギガぞう」が
- どのようなサービスなのか詳しい特徴
- ギガぞうのメリット
などについて解説していきます。
この記事の目次
①ギガぞうとは?
ギガぞうは公衆無線LANサービスです。
ギガぞうを契約すれば、飲食店や公共交通機関などで導入しているWiFiスポットが使えます。
また、WiFi電波をキャッチすれば自動的に接続してくれます。
スマホのデータ通信量を節約するためにフリーWiFiを探して繋ぐという人は多いです。
ギガぞうは国内VPNを使うため、誰でも使える無料のWiFiと違いセキュリティも強固です。
それに、誰でも使えるフリーWiFiは設定が面倒だったりします。
そもそもそんなに設置が多くありません。
なので、有料でギガぞうを契約したほうが何かと便利です。
また、スマホ1台だけではくパソコンやタブレットなど複数端末が接続可能になっています。
②ギガぞうの3つの料金プラン
ギガぞうの3つのプランはすべてネット使い放題です。
ですが、使用台数や保険の有無などによって月額が異なります。
スマホ専用 | スタンダード | ファミリー | |
月額(税別) | 182円 | 455円 | 780円 |
台数 | 1台 | 5台 | 10台 |
スマホ以外の利用 | × | 〇 | 〇 |
Wi2VPN | 〇 | 〇 | 〇 |
LTE通信データの最適化 | × | 〇 | 〇 |
モバイル機器保証 | × | × | 〇 |
ギガぞうのプランは、
- スマホ1台だけしか使えないスマホ専用プランが月額182円
- スマホだけではなくパソコンもギガぞうでWi-Fi接続できるスタンダードが月額455円
- 最大10台の端末が接続できてモバイル機器保証もついているファミリープランが月額780円
です。
スマホ1台しか使わないという人はスマホ専用プランでいいでしょう。
スマホも使うしパソコンも使うという人であればスタンダードプランがおすすめです。
ファミリープランはちょっと高いです。
でも、家族複数人で共有するのであれば一人当たりの単価は安い計算になります。
複数人で使うならファミリープランがおすすめです。
ここで
- Wi2VPN
- LTE通信データの最適化
- モバイル機器保証
など気になる用語が登場したので、それぞれ詳しく解説します。
Wi2VPNで強固なセキュリティ
全プラン対象で
「Wi2VPN」
というWi2のセンターに設置されたVPNサーバーに接続してネット接続するようになっています。(設定でオフも可能)
WiVPNはギガぞうが提供するWi-Fiだけでなく、それ以外の無料公衆無線LANでも利用できます。
なので、暗号化なしのセキュリティに不安があるフリーWiFiスポットでも
VPNのおかげで通信を読み取られる心配もなくなる
といことです。
それに、他社のVPNサービスだと海外のVPNサーバーに接続されることが多いです。
そのため、通信速度が遅くなるのが普通です。
ですが、Wi2VPNは国内にサーバーがあるため、速度も遅くなりません。
LTE通信データの最適化でWi-Fi未接続中でも節約
LTE通信データの最適化は
- スタンダード
- ファミリー
の2つのプランに付いています。
ギガぞうのWi-Fiに接続しないで携帯会社の4G LTEのモバイルデータ通信中に最大20%のデータ通信量を節約してくれる
これは、上記で説明した
Wi2VPNを使って専用の最適化サーバーに接続することでLTEのデータ通信を自動的に圧縮
してくれています。
これを使うと格安SIMのMVNOなどが行っているデータ通信のカウントフリー(特定のアプリやサービスの通信量が使い放題)が対象外となる
なので、カウントフリーのサービスに接続する際は、
「LTE通信データの最適化はオフ」
にして利用してください。
カウントフリーサービスを利用の際はここをオフにする(画像はオンの状態)
ファミリープラン限定「モバイル機器保証」について
ギガぞうの
『モバイル機器保証』
はファミリープランのみに付いているモバイル機器の修理代金をカバーしてくれる保険です。
事前に保証に入りたい端末情報(MACアドレス)を登録しておくと、
- 修理費用
- 修理不能時の代替品購入代金
を最大5万円、年間2回まで補償してくれます。
補償期間はメーカー発売日から5年間です。
5年以上経っている古い端末は補償範囲外なので注意しましょう。
特にファミリープランに入ると、
「家族全員のスマホの補償が最大5万円(年間2回まで)」
がつくので、おすすめしています。
③ギガぞうは1つのIDを家族でシェアできる
ギガぞうは1台のIDで
- スタンダードが5台
- ファミリーが10台
まで利用できます。
なので、IDを家族に教えてあげれば共有して使うことができます。
2台目以降もパソコンでもVPN接続できます。
また、ゲーム機や音楽プレーヤーなど様々なデバイスをWiFi接続できます。
④ギガぞうが使える場所
ギガぞうは全国の
- カフェ
- ファーストフード
- レストラン
- 居酒屋
- 公共交通機関
など多くの場所で利用できます。
<利用可能施設の一例>
- スターバックス
- コメダ珈琲店
- ケンタッキーフライドチキン
- サブウェイ
- モスバーガー
- ガスト
- バーミヤン
- カレーハウスCoCo壱番屋
- ビックカメラ
など
詳しくはこちらからエリア確認ができます。
⑤ギガぞうと提携しているMVNO
MVNO(格安SIM)は基本的に大容量プランを取り扱っていないケースが多いです。
なので、ギガぞうとの相性は良いです。
最初からギガぞうと提携しているMVNO事業者も何社かあります。
<ギガぞうと提携しているMVNO>
- UQ mobile
- J:COM MOBILE
- BIC SIM
これらのMVNOを契約中の方は、
その格安SIMのオプションとしてギガぞうを申し込む
ほうがおススメです。
ギガぞうを個別に申し込むよりも安いです。
⑥ギガぞうフリープランとは
実は無料でギガぞうが使える
『フリープラン』
というものも存在します。
こちらの専用ページから申し込み手続き後、ギガぞうのアプリでログインして利用できます。
ただし、会員用Wi-Fiスポットに接続できるわけでも、Wi2VPNが利用できるわけでもありません。
フリープランの機能は次の2つです。
Wi2が展開するフリーWI-Fiスポットおよび一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構の認証提携に対応したフリーWi-Fiサービスへの自動認証・接続する。(つまり、もともと無料のWi-Fiに自動的に接続するというだけ)
災害時などに通信事業者によって「00000JAPAN」のSSIDで開放される無料Wi-Fiに自動接続するとともに、Wi2VPNで通信内容の保護を行う。(つまり、Wi2VPNが使えるのは災害時などに開放される特別なフリーWi-Fiだけ)
かなりしょぼい機能なので、フリープランだけではほぼ意味はありません。
実際どこのフリーWi-Fiが使えるのかは、エリア検索時に
「フリーエリア」
にだけチェックを入れて調べるとわかります。
あと、ちょっとややこしいのですが提携MVNO事業者も「フリープラン」という名称で
- 上記機能
- 一部の会員用Wi-Fiスポットの利用ができる
ようになっています。
なので、提携MVNOのフリープランであればそこそこ使えます。
ただし、Wi2VPNは同じく災害時の00000JAPANのみしか使えません。
提携MVNOのフリープランで使える場所は、エリア検索で
- Wi2 300ベーシックエリア
- フリーエリア
の2つだけにチェックを入れて調べるとわかります。
⑦ギガぞうの速度の口コミ・評判
ギガぞうの速度はどれほどなのか、実際にギガぞうを使ってみた方の口コミ評判を紹介します。
ギガぞうWi-Fiなかなかいいね〰️🎵 pic.twitter.com/cZMgEa7qC6
— KenKen (@KenKen97514661) April 14, 2020
ギガぞうのWi-Fiかなり速いね。5デバイス1月500円なら全然安い
— まっきー (@makin55) June 20, 2019
月額500円の無制限wifi
「ギガぞう」の速度が思った以上に早くてびっくり‼️上りで43Mbpsあれば十分しごとできます。
・スマホ代はUQモバイル月額1500円
・自宅の光回線はNuro光で月額5000円ほどこれで通信費の合計は8500円に落ち着きました。
これは嬉しいね〜😂 pic.twitter.com/nopFjMpf5Q— 金子よしとも | 映画好きなマーケコンサル (@tommy_kaneko) March 2, 2020
ギガぞうの速度の評判はなかなか良いみたいです。
スマホの4G LTEやモバイルルーターを使った場合の通信より速度が出ている口コミ評判が多いです。
ただ、利用場所によって速度は大きく変わるため、あくまで参考程度に留めておいてください。
そもそも公衆無線LANの回線の大元は提供施設側の固定回線(光回線など)になっています。
提供施設側で導入している固定回線が遅いとギガぞうWi-Fi利用者の通信も遅くなります。
また、その利用施設内でギガぞうWi-Fiに接続する人が多ければ多いほど回線が渋滞します。
その結果、通信速度が遅くなってしまうということもあります。
⑧ギガぞうの解約方法
ギガぞうの解約方法は、支払方法によって異なります。
「設定」→「iTunes StoreとApp Store」→「Apple ID」→「Apple IDを表示」→パスワードを入力し「OK」→「サブスクリプション」→「ギガぞう」→「登録をキャンセルする」
「Playストア」→「メニュー(左上の三本線)」→「定期購入」→「解約(ギガぞう)」→「定期購入の解約」
ギガぞうまとめ
ギガぞうは、
「外出先で仕事をすることが多い方」
におすすめです。
スタンダードプランにすればスマホだけでなくパソコンなど他の端末も最大5台まで利用できます。
自動的に国内VPN接続されるのでセキュリティは安心ですし、速度も問題なく使えます。
また、LTE通信時もデータ圧縮で通信量を節約してくれる機能もあります。
ギガぞうを契約すればスマホは格安SIMの小容量プランでも十分だという人も多いです。
うまく組み合わせて節約しましょう。
【プランの選び方】
スマホ専用 | スタンダード | ファミリー | |
月額(税別) | 182円 | 455円 | 780円 |
台数 | 1台 | 5台 | 10台 |
スマホ以外の利用 | × | 〇 | 〇 |
Wi2VPN | 〇 | 〇 | 〇 |
LTE通信データの最適化 | × | 〇 | 〇 |
モバイル機器保証 | × | × | 〇 |
スマホ1台しか使わないという人はスマホ専用プランでいいでしょう。
スマホも使うしパソコンも使うという人であればスタンダードプランがおすすめです。
ファミリープランはちょっと高いです。
でも、家族複数人で共有するのであれば一人当たりの単価は安い計算になります。
複数人で使うならファミリープランがおすすめです。
特にファミリープランに入ると、
「家族全員のスマホの補償が最大5万円(年間2回まで)」
がつくので、おすすめしています。
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