WiMAXの有線接続で速度が爆上がり?接続方法やメリット・デメリット

WiMAX
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WiMAXは専用のルーターを使って無線でインターネットを楽しむサービスです。

無線の良いところは場所を選ばずにどこでも使えることですが、有線と比べて通信が不安定になりがちです。

 

そこでWiMAXをもっと快適に利用するために、無線のWiMAXを有線で繋げる方法を紹介します。

WiMAXで通信状況に不満がある方は、ぜひ一度試してみてくださいね。

 

①WiMAXで有線接続ができるの?

WiMAXのルーターにはWi-Fi機能が搭載されているので、スマホなどの端末と無線接続でインターネットをするのが一般的な利用法です。

しかし、WiMAXでも有線接続が出来る方法が2つあります。

  • USBケーブルでルーターとパソコンに接続する方法
  • クレードルにを使ってパソコンに接続する方法

です。

USBケーブルを使う有線接続は、パソコン側にドライバーと呼ばれるソフトのインストールが必要です。

WiMAX側では、LANケーブルでの有線接続には設定は不要です。

 

WiMAXのルーターにUSBケーブルが必ず付いてきますが、クレードル(充電台)やLANケーブルは付いてこないので別途購入する必要があります。

クレードルは、3,000~4,600円ほどで購入することができます。

LANケーブルは必要な長さの物を家電量販店などで購入しましょう。

 

また、有線でWiMAXを利用するこれらの方法は、基本的にパソコンが対象です。

なぜなら、スマホやタブレットで有線接続をするのは面倒だからです。

USB端子にLAN端子に変換するアダプターを取り付けた上で、クレードルとLANケーブルで有線接続する必要があります。

 

②有線接続をするメリット

まずは、有線接続をするメリットを紹介します。

 

2.1 メリット(1)速度が速くなる

Wi-Fiの無線接続よりもLANケーブルを使った有線接続のほうが通信速度が速く安定する可能性があります。

  • Wi-Fiはその他の無線電波との干渉が起こる事ある
  • LANケーブル(早い)>Wi-Fi(遅い)

家の中には電話の子機や電子レンジなど、電波を発信する家電が意外と多くあります。

こういった家電とWi-Fiで使う電波の周波数帯が近いため、干渉が起こり通信が途切れてしまうことがあるのです。

LANケーブルで接続した方が、最高速度が上がります。

  • LANケーブル⇒最大速度1000Mbps
  • Wi-Fi⇒最大速度866Mbps

 

2.2 メリット(2):無線子機がないパソコンでも使える

ノートパソコンであれば内蔵無線が搭載されているので、そのままでWi-Fi接続が可能です。

しかし、本体とモニターが分離しているディスクトップ型PCは内蔵無線が搭載されていないので、有線で接続する必要があります。

 

デスクトップをLANケーブルで接続すれが、無線端子を購入する必要はありません

 

2.3 メリット(3)セキュリティーが強くなる

Wi-Fiは暗号化されているためそう簡単に傍受はできません。

しかし、WiFiのパスワードが何らかの原因で不特定多数にバレてしまった場合は、個人の情報が盗まれる心配があります。

 

有線接続であれば傍受はできないので、Wi-Fiよりセキュリティが強いと言えます。

 

2.4 メリット(4)市販の無線LANルーターへ繋げられる

あまりないケースですが、WiMAXのクレードルと直接パソコンを有線で繋ぐのではなく「クレードル⇒市販の無線LANルーター⇒Wi-Fiでパソコンと繋ぐ」というやり方もあります。

 

WiMAXルーター本体からのWi-Fiのパワーがそれほど強くない時に、パワーの強い市販の無線LANルーターを接続し、家の隅々まで電波をいきわたらせるという使い方です。

 

③有線接続のデメリット

では次に有線接続のデメリットも紹介します。

 

3.1 デメリット(1)初期費用がかかる

USBでの接続であればUSBケーブルがWiMAXルーターに付属されているので初期費用はかかりませんが、LANケーブルでの有線接続をしたい場合は、3,000~4,000円するクレードルの購入が必須です。

 

クレードルはWiMAXルーター機種それぞれに対応した専用のものなので、今後新しい機種に変更した際はクレードルも買い替えなければなりません。

 

3.2 デメリット(2):無線のほうが速いことがある

有線だから通信速度が必ず速くなるわけではなく、無線のほうが速いケースもあります。

パソコン本体の端子やケーブル等の規格の問題で、通信速度が十分に得られないことがあるからです。

 

例えば、LAN端子(LANケーブルとの接続面)の規格に「100BASE-TX」というものがあり、この規格だと得られる速度が最大で100Mbpsまでなので、いくらLANケーブルが1,000Mbpsまで耐える事が出来てもLAN端子の機能に合わせ「100Mbps」での通信となります。

 

そのためどんなに速いネット回線を使用していても、パソコンやスマホといった端末や、接続ケーブルなどの機能と規格が古くては、十分な速度が得られないのでこういった部分もチェックしてみましょう。

チェックする場所は、LAN端子以外にも、USB端子やWi-Fi電波の周波数です。

 

接続方法と最大リンク速度
有線LAN(100BASE-TX)100Mbps
有線LAN(1000BASE-T)1000Mbps
USB1.112Mbps
USB2.0480Mbps
無線2.4GHz300Mbps
無線5GHz866Mbps

 

このように接続部分や使用するケーブルなどが古いと、むしろ有線接続の方がWi-Fi接続より劣る事もあるので、こういった部分も見直してみてくださいね。

 

3.3デメリット(3):外で使うのはめんどう

外でも有線接続をしたい場合、USBによる有線接続ならばUSBケーブルのみで済みますが、LANケーブルによる有線はLANケーブル以外にクレードルも必要なので面倒です。

外出時はWi-Fi接続のほうが便利です。

以上のメリット・デメリットを踏まえ、有線接続にしたほうが良い人は次のような方です。

  • 少しでも通信速度を向上させたい
  • PCのLAN端子が1000BASE-T以上対応
  • PCのUSB端子がUSB2.0以上対応
  • PCに内蔵無線が未搭載
  • 家の中で使う

④有線接続のほうが無線接続よりも本当に速い?

実際にWiMAXを使っているユーザーの評判から、WiMAXを有線で繋ぐと本当に速いのか調べてみました。

ウチヤマチカラ/PCレビュー(広告を含みます) (@usshi_na_life) on X
WiMAXを有線接続したら驚くほど速かった。 #L01 #wimax

有線にしたところ「通信が安定した」「速度が速くなった」という声が多いので、やはり効果はあるようです。

 

ただし、「Wi-Fiのほうが速い」「それほど変わらない」という声も多少あります。

 

⑤有線接続をする手順

WiMAXは基地局からルーターまで無線で電波で送受信するので通信速度や安定性には限界があり、いくらクレードルを使ってスマホなどの端末を有線で接続しても、有線の光回線には適いません。

しかし、すぐに光回線を引くのは難しい方などへLANケーブルとUSBケーブルの接続方法それぞれ分けて説明します。

 

5.1 LANケーブルで有線接続

まずは、クレードルとLANケーブルを用意しましょう。

 

クレードルは、UQコミュニケーションズのアクセサリーショップやAmazon等のオンラインショップで購入できますが、UQアクセサリーショップでは送料540円かかるので、送料が無料のAmazonがお得です。

WiMAXを新規で契約する際に同時にクレードルも申し込めば面倒はありません。

 

LANケーブルは、家電量販店や100円ショップなどで1Gbpsに対応した「カテゴリ5e以上」のケーブルを購入してください。

 

クレードルにルーターを設置し、LANケーブルを差しLANケーブルとパソコンを繋げば完了です。

パソコン側では特別な設定は必要ありません、自動的にLANケーブルを認識してインターネットに繋がります。

 

5.2 USBケーブルで有線接続

USBケーブルはもともと付属されているので、USBケーブルでルーターとパソコンを繋ぐだけで配線は完了です。

 

USBケーブルでルーターとパソコンを繋ぐと「自動再生」画面が出てくるので「AutoRun.exeの実行」をクリックすると、ドライバがインストールされてインターネットが使えるようになります。

 

設定によっては「自動再生」が出ないパソコンもあるので、その場合はパソコンのエクスプローラーを開いて「デバイスとドライブ」の項目を見ると新しくアイコンが出ているので、クリックしてインストールして下さい。

 

⑥有線接続できない場合は

LANケーブルによる有線接続ができないケースは、パソコン側のLANポートの部分の故障が考えられるので、別のLANポートがあればそちらを試してみましょう。

 

この時「コントロールパネル」⇒「ネットワークとインターネット」⇒「ネットワークと共有センタ」⇒「アダプター設定の変更」の順でパソコンの画面を開き、ローカルエリア接続(イーサネット)のアイコンがきちんと出ているかを確認します。

 

USBによる有線接続ができない時も同じように「別のUSBポートに差してみる」「ローカルエリア接続(イーサネット)のアイコンがあるか」を確認します。

 

ローカルエリア接続(イーサネット)のアイコンが出ない場合は、ドライバが正しくインストールできていないので、再インストールが必要です。

 

⑦WiMAXのクレードルをお得に手に入れる方法

「クレードルとLANケーブル」と「クレードルとUSB」とでは「クレードルとLANケーブル」で接続するほうが速度は速いので、通信速度の改善が目的なのであればまずはクレードルを手に入れましょう。

 

WiMAXのクレードルが購入できるオンライショップの料金を送料も込みで比較しています。

 

クレードル価格比較表
WX05W05
UQアクセサリーショップ4,520円4,093円
Amazon4,587円3,750円
楽天4,500円3,348円
ビッグカメラなし3,121円

WX05なら楽天、W05ならビッグカメラが安いといったように、クレードルのタイプで最安値で購入できる先が違うのでお使いのルーターに合わせて選んでくださいね。

 

これからWiMAXを契約する方は、契約と同時にクレードルも申込む方が手間がなくお得です。

なぜならWiMAXが申し込める一部のプロバイダでは、クレードルが無料で手に入るからです。

 

GMOとくとくBBのWiMAXキャシュバック表
本体のみクレードルセット
WX0532,000円29,000円
W0532,000円29,000円

 

GMOとくとくBBでWiMAXを申込む際に「WiMAXルーター本体のみ」と「クレードルのセット」のどちらかを選ぶことができ、キャッシュバック金額が異なる代わりにクレードルは無料ですので、クレードルの価格を考えると以下のようになるでしょう。

  • WX05のクレードル・・・3,500円
  • W05のクレードル・・・3,500円

WX05に関しては、上記のオンラインショップよりもGMOとくとくBBのWiMAXのキャンペーンを使った方が安く手に入るので、キャンペーンサイトをご確認ください。

 

GMOとくとくBBのWiMAX キャッシュバックキャンペーンサイト

 

WiMAXの有線接続をしてメリットがある方は、オンラインゲームする方、通信速度を速くしてダウンロードを短時間で済ませたい方など、通信品質にこだわるユーザーさんです、今回の記事を参考にクレードルを使った有線接続を試してみてくださいね。

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